
釧網線(本線) |
列車に揺られ、道東の四季を眺める旅へ
Senmou Line - J-Walker in Hokkaido
連載第14回
- エリア:釧路市〜網走市
- JR北海道釧路支社HP:http://www.jrkushiro.jp/
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臨時運行の観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」
国立公園の中を走る、自然に囲まれたローカル線
森と湖、そして湿原と、今も北海道らしい光景が楽しめる場所といえば北海道東部の道東地区。その道東を縦に走るローカル線が釧網線(せんもうせん)です。東釧路駅から網走駅まで約160kmの道程中には「釧路湿原国立公園」、「阿寒国立公園」、そして「知床国立公園」と、国立公園がなんと3つも登場します。中でも、貴重な野生動植物の宝庫である釧路湿原を釧路川沿いに走行するエリアは、ここでしか味わえない光景だと人気があります。
釧路湿原
四季の変化を感じる、くしろ湿原ノロッコ号
日本最大の湿原・釧路湿原を情緒たっぷり駆け抜けるなら、毎年4月下旬から10月下旬まで臨時運行される観光列車「くしろ湿原 ノロッコ号(秋季は“紅葉ノロッコ号”)」に乗車するのがおすすめ。
釧路駅から出発するグリーンの車体が印象的なノロッコ号は、春から夏は塘路(とうろ)駅まで、秋にはさらに先の川湯温泉駅までへと、釧路湿原を縫うように走ります。車窓からは四季折々に変化する湿原の風景、そして時々姿を現すエゾジカやタンチョウなどの野生動物を見ることができます。
細岡駅から塘路駅間をはじめ、ノロッコ号はビューポイントに差し掛かると、列車とは思えない程のスピードまで減速してくれるので、シャッターチャンスも逃しません!ちなみにこのノロノロとした速度が、「ノロッコ号」という名前の由来なんだとか。
車窓からタンチョウが見れるかも?
冬シーズンは流氷ノロッコ号が活躍!
1〜3月にはノロッコ号は釧路湿原から離れ、知床斜里駅から網走駅間を走行する「流氷ノロッコ号」として活躍します。流氷に埋め尽くされるオホーツク海と知床連山を眺めながら、ゆっくりと進むノロッコ号。白一色の中を鮮やかなグリーンの車体が進んでいく姿は、釧路湿原を走っている時とはまた違った味わいがあります。
列車内には石炭を使って暖を取るダルマストーブがあり、レトロな雰囲気に旅気分が盛り上がりそう。さらには車内販売しているスルメイカをストーブであぶって食べる、なんてこともできちゃうんです。車内アナウンスから流れる、ガイドによる自然解説にもぜひ耳をかたむけてみて。
流氷が漂うオホーツク海沿いをゆっくりと進む
冬の名物!SL冬の湿原号
冬のもうひとつの名物列車といえば「SL冬の湿原号」。1月下旬から3月にかけて、ノロッコ号に変わって冬季の釧路湿原を走りぬけるSL列車です。漆黒の車体、寒空に巻き上がる蒸気、「ポーポーーー!」と鳴り響く大迫力の汽笛には、大人だってワクワクした気分になってきます。
昭和に活躍した「C11 171」は、一度は現役から退き観賞用として標茶町(しべちゃちょう)の公園で保存されていました。しかし2000年に見事現役復帰!今では冬の“顔”として釧路駅から標茶間を元気に運行しています。
急ぐ旅は時に味気ないもの。列車に揺られながら、のんびり景色を楽しむ旅はいかがですか。
白と黒のコントラスト!SLの力強い走りに興奮!
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