
琉球王国のグスク |
いにしえの琉球王国のシンボルを辿りその心にふれる旅
Gusuku of Ryukyu Kingdom - J-Walker in Okinawa
連載第2回
- エリア:沖縄本島
- 公式ホームページ:-
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首里城跡首里城の正殿と御庭
沖縄本島の南部を中心に点在する、9カ所の世界遺産
石積みや城壁に象徴される佇まいのなかに、いにしえの琉球の面影を宿す“グスク”。奄美諸島から沖縄諸島、先島諸島へと連なる島々のあちらこちらに存在しています。グスクは一般的に「城」と表記されますが、その外観や状態は日本本土の城とはずいぶんと違っていて、琉球が独自に歩んできた歴史や文化を垣間見ることができるのです。
数あるグスクの中で、「首里城跡(しゅりじょうあと)」をはじめ沖縄本島にある9つのグスクが、2000年に世界文化遺産に登録されました。
曲線が美しい座喜味城跡の城壁
壮麗な首里城で、琉球王朝の栄華を目の当たりに
世界遺産登録のグスクのなかでも特に際立っているのが「首里城跡」。戦後に復元された首里城は、沖縄を代表する名所ですね。450年間に渡って琉球王国の都として栄え、荘厳な佇まいを今でも見せています。城門をいくつもくぐると現れる正殿は、琉球王国最大の建造物。赤をメインに極彩色の装飾が施され、日本とも中国とも違う独特の趣きがあります。その壮麗さは、建物丸ごと美術品のよう。
王朝文化が色鮮やかに蘇ったかのような宮廷舞踏、春や秋の宴などのイベントも見もの。年間を通じて多彩なイベントが開催されるので要チェックです。また、日没後には城とその周囲がライトアップされ、闇に浮かびあがる古都の幻想的な姿を見せてくれます。
首里城の周辺には、国王が安全祈願した拝所の「園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)」、王家の別荘を復元した「識名園(しきなえん)」、王家の墓の「玉陵(たまうどぅん)」と3カ所の世界遺産があるので、まとめて巡るのが賢明かも。特に識名園は、回遊式庭園が美しく、世界遺産じゃなくても訪れたいスポット。ぼ〜っと庭を眺めているだけでも心地良いひと時が過ごせそう。
極彩色が鮮やかな首里城跡
聖地ほか、グスク群の神秘的な空間に浸りたい
「斎場御嶽(せーふぁうたき)」は最も南にある世界遺産のグスクで、琉球王朝の国家的な祭祀の場でした。鬱蒼とした森に神々しい日の光が差し込むこの地は、今でも訪れる人を浄化する聖地、ヒーリングスポットといわれています。
このほか、那覇より北側には「中城城跡(なかぐすくじょうあと)」、「勝連城跡(かつれんじょうあと)」、「座喜味城跡(ざきみじょうあと)」、「今帰仁城跡(なきじんじょうあと)」と世界遺産のグスクがあり、それぞれに独自の見所や魅力を宿しています。少し時間をかけて9つ全てを制覇したいものですね。
登録グスク中で築城年が最古の勝連城跡
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