店の外観
座喜味城近くにあるパン屋「水円」。
緑に囲まれた中にポツンとかわいく立っている、小さな小屋のような木造りのお店。

お店の敷地内にはロバや猫などがいて、店主の森下想一さん、香さん夫妻と一緒に動物達が刻まれた看板そのままに仲良く生活している。
看板
水円のパンはしっかり焼いてあるどっしりとしたパンだ。とっても素朴な風味で、噛むほどにじんわりと味わい深い。食べ応えがあって、食べた後に満ち足りた気持ちになるようなそんな優しいおいしさ。

そのままかじって食べてもいいし、薄めにスライスしてトーストして食べるのもおすすめ。トーストすると外側がカリッとしたフランスパンのようでいて、内側はモチッとしたしっとり感がある。食べ方によって違う良さが楽しめるのが特徴だ。
パンのまとめ

今日だけのパン

店内にはパンが並ぶ売り場の隣に、座ってゆっくり食べることができるカフェスペースがある。夫婦は、それぞれの場所での仕事を大切にしている。
店内
ショーケース
天然酵母で作るパン。酵母は生きているから毎日変化する。だから毎日同じ味ではなくて、今日だけの味になる。今日のパンのそのままを感じ取って楽しんでもらえたら。そう思いながら、想一さんは毎日パンを焼く。
店内のパン
ケーキいろいろ
木々の緑や動物達に囲まれながら日々その成長を感じ、ともに生きているという感謝をこの空間やパンを通して伝えられる場所であれたら。香さんのそんな思いが、優しい空間を生み出す。

そうやって大切にされている空間だからだろう、座ってパンを食べているその間に肩の力は抜けきってお腹の底に力が湧いてくるような、そんな不思議な場所になっている。
店内に置いてある人形
落ち着く座敷
メニュー

座って、いただきます。

ここのパンで作ったサンドイッチを、揺れる緑とそよぐ風を感じながらいただく。テーブルの前のガラス戸は大きく開かれ、鳥達の声が、緑の向こうにある水場から元気に響いてくる。
テーブルの前のガラス戸越しに見る
運ばれてきたサンドイッチのプレートはまるで、色鮮やかなミニチュアの森のよう。何種類ものキノコの香りが香ばしいサンドイッチは、全粒粉の食パンと、サクッとして甘みのあるタヒニブレッドの2種類のパンの味と食感が楽しめる。セットについてくるのは、パンと相性が良く優しく深い味わいのカボチャのポタージュ。
サンドイッチプレート
草むらから聞こえる虫達の声は、そろそろ秋だよと、ささやかに鳴いて教えてくれる。そんな季節にぴったりのチャイには、ほのかな甘みのクッキーがついていて、心がじんわりほころぶ。
チャイ

「水円」という物語

店内の壁
水の波紋が広がっていくように、自分達の作ったものが広がっていけばいいな。そんな思いで、夫婦はパン屋「水円」を始めた。

二人がお店を開いたその場所は、まるで呼ばれたかのように水の拝所のまん前だった。その井戸は今も枯れず水を湛え、近辺には11個の井戸が円形に配置されているという。

「ここの井戸は昔は水がとてもきれいだったよ。このお店はこの拝所が守ってくれているんだねー」近所に昔から住んでいる人が、この土地の神様のことを夫婦に教えてくれた。

そんな不思議な空間にあるパン屋「水円」。パンを求めて「水円」という空間に集う人々が、ここに流れる時間にホッと一息ついては、パンを抱えて帰っていく。
不思議な空間ただよう店内
水と緑と動物達に囲まれて、今日もおいしい香りに包まれながらでき立ての、今日のパンの味を楽しんでみませんか。
店の外にはロバ

スマートポイント

パンの通販もしているので、その場合はお電話でご相談ください。 購入したパンも、ここで座って食べることができます。

ここでしか食べられないサンドイッチ、格別です。

かわいいロバの「わら」ちゃんに合えます。

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ライターのオススメ

「ここはパン屋であって、それだけでない空間」と香さんがいうように、 この場所には水の拝所があって、人が寄り合いコミュニケーションできる素敵な空間です。 たまに音楽イベントなどもやっているので、お見逃しなく。

Writer : Hinata

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神戸出身。西表島の生活を経て沖縄本島へとたどり着く。独自の感性で沖縄の物語を伝える。

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