静かな住宅地に、ひと際目立つブルーの壁に塗られた瓦屋根のおうち。
古民家をリノベーションして、オシャレなカフェをオープンさせたのは、なんと久米島人でも、日本人でもない、スウェーデン出身のAnnaさん。
2016年春、オープンしたばかりの話題の島カフェ、SMÅKAKA(スモーカーカ)をいち早くご案内しましょう。
オープンしたばかりの話題の島カフェ

念願の古民家を購入

このカフェをオープンさせたのは、スウェーデンからやってきた、オーナーのAnna Edberg(アンナ エドベリ)さん。
普段は、一人でお店を営んでいるAnnaさんですが、取材時は、オープンのお手伝いに来ていたAnnaさんの息子さんのお嫁さんMihoさんが通訳となり、一緒にお店のお話をうかがうことができました。
スウェーデンからきたオーナーのアンナエドベリ
もともと、スウェーデンで16年間レストランのマネージャーをしていたAnnaさんでしたが、息子さんが日本に留学し、日本人のお嫁さんをもらったことで、日本に親近感を持ったそうです。離島を旅した際に、スウェーデンと風景が似ていることに気づき、セカンドライフは、生まれ故郷に似た離島にしようと家を探していたところ、息子さんが見つけた久米島のこの古民家がヒット。すぐに購入したそうです。一度も来たことのなかった久米島で、日本語も話せない、そんな冒険的な移住を即決し、新しい人生のスタートを踏み出したAnnaさん。

では、早速Annaさんのカフェをのぞいてみましょう。

スウェーデン伝統のFIKA

北欧風のおしゃれな店内には、カウンター席が6席と、テーブル席が1つ、あとは、ソファーのみとコンパクトな空間です。
北欧風のおしゃれな店内
コンパクトな空間
エコ・リサイクル・オーガニックがコンセプト
「このお店のコンセプトは、エコ・リサイクル・オーガニック。そして、料理に対する新しい発想よ」
中央にはカジキマグロの角
中央には、カジキマグロの角が飾られています。
いたる所に、Annaさんのセンスが光る手作り雑貨がディスプレイされていました。

お店の名前SMÅKAKAの直訳は、「小さなクッキー」。
「スウェーデンでは、FIKA(フィーカ)というコーヒータイムを表す言葉があるんです。FIKAには、コーヒーだけではなく、シナモンロールや小さなクッキー、ケーキなどのスイーツも欠かせない存在です。FIKAは、朝昼晩関係なく、自宅や職場・カフェで、家族や同僚・友達と充実した時間を確保するためにあるんです。1日に数回、FIKAを取ることもあります。FIKAとSMÅKAKAは、スウェーデンの伝統なのです。私は料理やクッキー・お菓子を作ることが大好きです。このカフェで、家族や友達と充実した時間を過ごしていただけるとうれしいです」と、Annaさん。

この日の店内は、私を含め英語が話せない人がほとんど。身振り手振りでAnnaさんとコミュニケーションを図り、少し英語のわかるお客さんが自ら通訳になっている姿も見かけました。
笑顔いっぱいの店内は、温かな雰囲気。人とのつながりを大切にしている久米島独特のホスピタリティをSMÅKAKAで見ることができました。

スウェーデン料理×アジア料理の融合

SMÅKAKAメニューは、基本3種類。
まずは、「ラップ」(手作りのトルティーヤに魚かお肉を巻いた料理)
サーモンのマリネ、マスタードとディルのソース
こちらは、肉厚のサーモンに甘めのソースがベストマッチした、サーモンのマリネ、マスタードとディルのソース。

次に、今日のランチ。
こちらは、時間帯限定の日替わりランチメニューです。メニューは、blogでチェックできますよ。
時間帯限定の日替わりランチメニュー
ポテトグラタン・サラダ(茄子のディップ付き)・パンがセット
この日は、ジューシーなチキンのオーブン焼き(バジル・ガーリック味)とポテトグラタン・サラダ(茄子のディップ付き)・パンがセットになっていました。

最後は、スイーツ。
オープン前に焼くシナモンロールや添加物の入っていないクッキーや黒糖味のビスコッティは、早くも島の子ども達に大人気。焼き菓子やケーキは、日によって種類が変わることも。
オープン前に焼くシナモンロール
黒糖味のビスコッティ
四角い小さなかわいいケーキは食後にもピッタリ。
食後にピッタリの四角い小さなケーキ
こちらは、SMÅKAKAスペシャル
フルーツののっている焼きたてワッフル
焼きたてワッフルに、フルーツとAnnaさん手作りのアイスがたっぷりのっています。

カフェに行くことに躊躇してしまう小さな子どものいるご家庭の方、ご安心を。お店のメニューは、すべてテイクアウトが可能なので、自宅でSMÅKAKAの味が楽しめますよ。
こちらは、テイクアウトした今日のランチ(北海道から取り寄せた肉厚のタラの西洋わさびのバター焼きとボイルポテト・サラダ・ローズヒップとライ麦のパン)。
テイクアウトした今日のランチ
Annaさんの料理で目をひくのが、新鮮なハーブや野菜。
実は、お店の裏にAnnaさん自慢の自家菜園があり、ここで収穫したばかりの野菜や果物も提供しているそうです。
Annaさん自慢の自家菜園
自家菜園の果物
毎日でも通いたくなるおしゃれな古民家カフェ。
Annaさんと一緒に、久米島でのFIKAを楽しんでみてはいかがでしょうか。

スマートポイント

スウェーデン語と英語を話すAnnaさん。現在、日本語を勉強中とのことです。 言葉が通じない場合もあるかもしれませんが、ぜひチャレンジしてAnnaさんとの会話も楽しんでみて下さい。

多くの人達に自分の作ったお菓子を楽しんでもらいたい。そんな願いで、久米島のイベントなどにもこれから積極的に参加していくそうです。

夏に向け、久米島産マンゴーを使ったアイスなど新メニューも考案中です。こちらもお楽しみに。

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ライターのオススメ

店内は席数が少ないので、事前の予約がオススメです。(ランチタイムの予約は、前日の11時までなら、メールで対応できます。日本語でOK)。おいしいお料理に、オシャレな店内に、フレンドリーなAnnaさん。久米島とスウェーデンが見事マッチした素敵なお店です。

Writer : 糸数麻美

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東京出身。元旅行代理店カウンター勤務。島で唯一のベビーシッターが、魅力いっぱいの久米島をご案内します。

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