東シナ海を望む絶景イタリアン
読谷村のハッピークルーズ

青い海を見渡す抜群のロケーション

読谷村の高台に建つ「Pizzeria Cucina Happy Cruise（ハッピークルーズ）」は、世界遺産に登録された座喜味城から車で３分ほどの距離。陶器やガラスの工房が集まったやちむんの里にも近いので、観光を楽しんだ後に立ち寄るのがオススメです。

美術館のような外観のデザインも目をひきますが、店内に足を踏み入れるとさらに驚く光景が。テーブル席の真上は開放感たっぷりの吹き抜けになっており、ワイドスパンの窓から見えるのは、東シナ海の大海原。海底まで見透かせそうな青い海がどこまでも広がっています。

パラソル付きのテラス席は早い者勝ちですが、全席オーシャンビューなのでご心配なく。紅型のタペストリーが映えるお座敷席やカウンター席もあるので、ご家族でもお一人様でもリラックスして過ごせますよ。

自作の石窯で焼き上げるナポリピッツァ

この贅沢な空間でいただくのは、オーナー自ら腕を振るう本格ピッツァ。ナポリのピザ職人が愛用するカプート社の高級小麦をはじめ、酵母や塩、トマトソース、モッツァレラチーズまで、すべてイタリア直輸入の厳選素材を使った本場の味が評判です。
ピザはオーダー後に一枚一枚焼き上げるため、料理を待つ間はガラス越しに厨房をのぞいてみましょう。生地を伸ばし、石窯に投入するまでは３分ほどでしょうか。鮮やかな手つきで具材をのせたら、いよいよ最後の仕上げに入ります。

そこで登場するのが自慢の石窯…といいたいところですが、企業秘密なので写真はＮＧ。実はこちらの石窯は独自に開発したオリジナル。３種類の遠赤外線が庫内を巡り、500℃以上の高温で一気に焼くことで、通常のオーブンや薪窯では出せない独自の食感を生み出しています。

サクッふわっ！
ナポリ仕込みのこだわりピッツァ

一番人気のメニューはトマトソースにモッツァレラチーズ、バジルをのせたマルゲリータ。具材がシンプルなだけに、素材の違いや生地のおいしさを楽しめる定番ピザです。高温・短時間で焼き上げた生地は、外側はサクッと軽く、中はきめ細やかでもっちりとした食感。濃厚なトマトソースとモッツァレラチーズの旨みが合わさり、ひと切れ、またひと切れと手が止まりません。

ランチタイムにはドリンクとサラダが付いたお得なセットメニューが注文できる他、黒オリーブなどの具材を追加してアレンジすることもできます。サラミやミックスチーズがのったアメリカンタイプのピザや沖縄素材をトッピングした創作ピザもあるので、二人以上で訪れた時はいろいろと食べ比べてみるのも良さそうです。

ピザだけでなく
パスタのお味もハズレなし

さらに、ゆでたてのパスタもファンの多いメニュー。フレッシュなチェリートマトをふんだんに使った冷製和風パスタは、バジルの香りをまとった爽やかなひと皿です。

沖縄らしいものが食べたいという人は、読谷村名産のそら豆で仕込んだそら豆味噌がアクセントになっているクリームパスタやタコスミートのパスタはいかがでしょうか？ピザ同様にオリジナルの創作レシピが多数あり、どれもユニークな遊び心と沖縄愛が詰まっています。

本場のイタリアンを
カジュアルに満喫しよう

ディナーではピザとパスタのラインナップがさらに増えるので、できればお腹をしっかり空かせてからお立ち寄りくださいね。ワインやカクテルを片手に、前菜の盛り合わせからピザ、パスタ、ドルチェまで、アラカルトを組み合わせて気軽にイタリアンを堪能できます。

昼間はエメラルドグリーンのパノラマを目の前に、夜は満点の星空を見上げながら、天候や時間帯によってさまざまな表情を見せる景色と緩やかな島時間、そして丁寧に作り込まれたおいしい料理にたっぷり癒されてくださいね。