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観光観光

2016.11.17

メイドインオキナワのモノと
食の祭典、沖縄の産業まつり

writer : 岡田竜平

沖縄の産業まつり
県内で作られた商品や技術が一堂に会する沖縄の産業まつりが、毎年10月に那覇市奥武山公園で開催されます。近年では500を超える企業や団体が参加し、3日間で延べ20万人以上が訪れる、秋の一大イベントです。島のおいしいものが味わえるだけでなく、この日だけの特別価格で販売される商品もたくさんあります。また定番ものだけではなく、新しいお土産を買って帰る絶好の機会です。
産業まつり会場

大人気アセローラフローズン

会場内にはたくさんのブースがあり、県内の各市町村からも出店しています。
アセローラフローズン
中でもシャーベットのようなドリンク、アセローラフローズンは午前中から長蛇の列!こちらの商品を販売しているのが、本部町の農業生産法人(株)アセローラフレッシュ。2015年の第6回ニッポン全国ご当地おやつランキングで第1位になった、大人気商品です。
新しいお土産としてこれから需要が高まりそうなのが、アセローラフローズンゼリー。食べる前に冷凍してフローズンゼリーとして味わえます。こちらは2016年の県知事賞を受賞しています。

石垣島の天ぷらも

並里鮮魚店の天ぷら
沖縄の郷土料理の中に天ぷらがありますが、これを販売するために、石垣島から毎年産業まつりに出店しているのが並里鮮魚店です。店主の並里清子さんは、代々漁師の家柄で、夫も息子も漁師だそうです。創業55年、食材は島のものにこだわり、魚、イカ、モズク、カツオのなまり節の天ぷらを揚げています。なまり節は、ほぐしてキュウリなどと一緒に食べるのが定番ですが、ツナの代用品として色々な料理にも使えるそうです。冷凍すれば1年間保存もできるので、新しいお土産としても最適です。

試飲で泡盛飲み比べ

泡盛の酒造所の出店
産業まつりには、もちろん各地の泡盛の酒造所もたくさん出店しています。各ブースで試飲をしながら自分好みの島酒を探したり、祭り特価の商品を目当てにと、ここでしかできない酒造所巡りができます。
毎年産業まつり限定の8年古酒
本部町の山川酒造では、毎年産業まつり限定の8年古酒を特別ボトルで販売しています。同じ「8年古酒」ではありますが、その年によって味が異なってくるので、その違いを楽しむのもいいかもしれません。こちらの酒造所で珍しいのが、1996年から現在まで、その年の記念泡盛を販売しており、記念の年のボトルを96年までなら遡って購入できます。

新商品ハイビスカスリキュール

産業まつりは、新商品の発表の場でもあり、そういった商品を試すのも楽しみの一つです。
プロデュースした女子大学生とハイビスカスリキュール
金武町の崎山酒造廠では、女子大学生プロデュースによる泡盛ベースのハイビスカスリキュール「Bis」(ビス)を新発売。フルーティな香りと、ほのかな甘みがありますが、ハイビスカスの酸味も加わって後味すっきり。女子大生イチオシの飲み方はロックですが、甘いのが苦手な人には炭酸割りがオススメだそうです。県内では、11月よりイオン琉球とファミリーマートでこの新しいお土産が購入できます。また、那覇のクラブエピカや亀千人県内6店舗でも取り扱いが始まります。

地元生まれの化粧品

沖縄では、食べ物だけでなく、地元生まれのコスメグッズも多く作られています。
地元生まれのコスメグッズ
今帰仁村の有限会社グリーンプラン新城では、沖縄を代表するハーブのひとつ、月桃を使った化粧品などを販売しています。こちらのオススメは、化粧水の月桃蒸留水とジェルのなきじんハーブジェル化粧品。月桃には、殺菌効果があり、その独特の香りでアロマ効果も期待できます。主に、トラブルのある肌に最適で、夏の強い紫外線を浴びた後の肌対策にもオススメだそうです。保存料などをいっさい含有せず蒸留水100%というのも、こちらの製品の特徴です。

親子で楽しめるイベントも

買い物だけでなく、3日間を通じていろいろなイベントが各所で行われ、子どもも楽しめる企画がたくさんあります。
県産エンタメステージ
例えば、県産エンタメステージでは、お笑い団体FECによるお笑いライブが行われていました。「ユタ」キャラで人気の大兼のぞみとDJレイコが、話題のCDデビュー曲を披露し、会場を笑いの渦に巻き込んでいました。
この他にも、ものづくり体験として、月桃のクレープ作りや赤瓦の絵付けなどが体験できるコーナーも充実しています。
ものづくり体験コーナー

アクセスはゆいレールが便利

会場の奥武山公園へは、ゆいレールが便利です。壺川駅で降りると、目の前がメイン会場入り口になります。
旭橋駅・那覇バスターミナルからでも、国道58号沿いに那覇空港向けへ歩いて10分程度です。国際通りの入り口にある県庁からでも徒歩約20分です。
車の場合は、那覇軍港が臨時駐車場になりますので、そこから無料シャトルバスで会場へ移動します。那覇軍港臨時駐車場の入り口は、奥武山公園からは、空港向けに国道332号沿いに、案内看板で確認しながら行くと良いでしょう。
メイン会場入り口

スマートポイント

  • 行列や人混みを避けるなら金曜日がオススメ。
  • 買い物用に大きめのバッグがあると便利。
  • 最終日は特に売り切れになる商品も多々あるので、気に入ったものがあれば即買い!が良いです。

ライターのおすすめ

県内のおいしいものが一箇所に集まり、試食や試飲しながら一日中楽しめます。またお得に買い物できるまたとない機会です。

岡田竜平

映像制作、翻訳業をしながら沖縄各地を探索中。フォトグラファーとしても活動。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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