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観光観光

2021.03.30

[宮古島]熱帯果樹園まいぱり
見て食べて楽しむ南国ワールド

writer : 砂川葉子

宮古島の言葉で、畑を「ぱり」といいます。
また、東洋一の美しさといわれる与那覇前浜ビーチは、
地元では「まいはま」と呼ばれています。
「まいはま」近くの「ぱり」=畑で「まいぱり」。
その名の通り、宮古島熱帯果樹園まいぱりは、
島バナナやパイナップル、ドラゴンフルーツなど熱帯果樹畑が広がる観光農園です。
宮古島熱帯果樹園まいぱり
宮古島熱帯果樹園まいぱりのトロピカルガイドツアーで
カートに乗ってぐるりと園内を一周すれば、珍しい熱帯果樹を知れ、
天然記念物の宮古馬にも出合え、南国ムードを存分に味わえます。
小さな子ども連れの家族旅行や、
足腰が気になる高齢者を連れての旅行にも
おすすめめのスポットですよ。
宮古島熱帯果樹園まいぱりなら、
南国特有の植生を見るにも知るにも、
そして食べてみるにも、お土産を買うにも、正にピッタリな場所、
小さな子どもからじいじばあば世代までみんなで楽しめます。

トロピカルガイドツアーで知る、亜熱帯植物の世界

それでは早速、しまんちゅガイドさんと回るトロピカルガイドツアーに出発!
かわいらしいカートのハンドルを握って子どものテンションもアゲアゲです。
カート
まず、目に飛び込んで来るのが広大なパイナップル畑!
え~?こんな風に実っているんですか?初めて見ました!
観光客の皆さんは、まずそこに驚かれるようです。
広大なパイナップル畑
沖縄本島や八重山諸島ではよく見られるパイナップル畑は、
ここ宮古島では、実はとても珍しい風景なんですよ。
宮古島では、パイナップルは育たないといわれてきましたが、
この数年、土壌改良などの努力の末、
宮古島でもパイナップル栽培が可能となったのです。
カート内の様子
マンゴーやドラゴンフルーツ、パパイヤ、グアバ、シークワーサーなど
沖縄産のトロピカルフルーツを食べたことはあっても、
どんな樹で、どんな風に実がなっているかは意外と知らないものです。
そんなフルーツについて一つひとつ、ガイドさんから習うことで、
南国モードはどんどんと高まっていきます!

現地住民でさえ知らない植物とも出合えるトロピカルツアー

カートに乗って感じる穏やかな南風、
鼻をくすぐる花や果実の香り、
しまんちゅガイドさんの優しく丁寧な説明、
ゆったりとした時間が流れる中、
すっかりリラックスモードの25分のトロピカルガイドツアー。
アカレヤシの森
空高く伸びたアカレヤシの森、たおやかに葉を広げた島バナナの畑、
ハイビスカスやアリアケカズラ、テイキンザクラ、
花々が色鮮やかに咲き乱れ
南国的な風景が次から次へと続きます。
島バナナの畑
宮古島熱帯果樹園まいぱりでは、現地に住む人達でさえも
見たことも聞いたこともないような、南国特有の植物があります。
子ども達も目を輝かせ、興味深げに見入っていましたが、
子ども達以上に興奮していたのが、実は本業は農業である私です。
偶然出合えたナツメヤシの小さな花や、
初めて見たシャボチカバのワタの様なかわいい花と実。
そしてずっと見てみたいと思っていたリュウゼツラン、
これはとても珍しいのでぜひチェックしてくださいね。
南国的な風景

宮古馬との出合いに子ども達は大興奮!

ツアーの終盤、子ども達の歓声が最も大きくなったのが、
宮古馬との対面の瞬間でした。
宮古馬
宮古馬は、日本在来馬8馬種の一つで、現在46頭(2016年11月現在)しか生息していません。
そんな希少な宮古馬の46頭のうち4頭が、
ここ熱帯果樹園まいぱりで飼育されています。
サラブレッドより小型の120㎝さほどの体高や、栗色のふさふさとした前髪、ちょっと眠たげなつぶらな瞳は、とても親しみやすさを感じます。
宮古島熱帯果樹園まいぱりでは、土日限定ではありますが、
引き馬体験ができます。
沖縄県の天然記念物の宮古馬との触れ合いは、
特におすすめです!
性格の温厚さも宮古馬の特徴で、小さな子どもでも安心して触れ合えますよ。

まいぱりで収穫された南国フルーツを楽しもう!

トロピカルツアーの終了後は、
ビジターセンター内の喫茶コーナーでひと休み。
ガラス張りの館内は、開放的で、とても気持ちが良いですよ。
喫茶コーナー
広がるグリーンと青空を感じながらいただきたいのは、
宮古島熱帯果樹園まいぱりで収穫されたフルーツを使ったソフトクリーム!
私のおすすめは、マンゴーとパッションフルーツのソフトクリームです。
マンゴーのトロピカルな香りと、パッションフルーツの酸味がとてもマッチしています。
お土産コーナー
お土産コーナーのトロピカルフルーツを使った加工品や、
まいぱりで収穫されたばかりの新鮮なトロピカルフルーツはお土産品としておすすめです。
私が訪問した11月は、スターフルーツの収穫に時期で、
みずみずしいスターフルーツが並んでいました。
トロピカルフルーツを見て触れて食べて楽しめるスポット、
宮古島熱帯果樹園まいぱりで、南国モード全開な時間を楽しんでくださいね!

※こちらは、公開日が2017年1月13日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。

スマートポイント

  • 宮古島熱帯果樹園まいぱりは、与那覇前浜ビーチ近くにある観光農園です。
  • 宮古島熱帯果樹園まいぱりでは、しまんちゅガイドさんが園内を案内してくれるトロピカルガイドツアーがおすすめです。
  • 園内のビジターセンターでは、南国フルーツを使ったソフトクリームや園内で収穫された果実をいただくことができます。

ライターのおすすめ

宮古島熱帯果樹園まいぱりは、与那覇前浜ビーチや、来間島にも近いので、旅のプランに入れやすいのもポイントですよ。

砂川葉子

岐阜県出身、宮古島諸島のどこかの小さな島に在住。農業と民宿業、島興し業と並行してライター業にも携わる。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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