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グルメグルメ

2016.12.14

ぷりっぷりの甘エビに舌鼓!
寿司のまつくらで極上の海鮮を

writer : 金子 美里

日本海に面した増毛(ましけ)町は、北海道内でもその名を知られた港町です。豊かな海からは甘エビやボタンエビ、タコ、ウニなどが水揚げされます。
甘エビ丼
「寿司のまつくら」は、地元でとれた魚介を中心に、豪快な海鮮丼を楽しませてくれる人気店。なかでも、ぷりっぷりの甘エビが贅沢に盛られた甘えび丼は、産地ならではのおいしさ。 思いっきり大きな口でほお張って、北の海の恵みを堪能しちゃおう!
まつくらの暖簾と内観

すぐそばに増毛港。地元の新鮮なネタが自慢です!

増毛町は札幌から北に向かって100㎞ほどの場所にあり、北海道北部でも良質な海産物がとれる港町として知られています。寿司のまつくらは、町内でも新鮮でおいしい海鮮が味わえると大人気の寿司屋です。
増毛港
お店は、JR増毛駅も近い町のメインストリートにあって、少し歩けばそこは海! 増毛港も歩いて行けるほどの近さにあります。メニューには、豪快で贅沢な海鮮丼を中心に、地元でとれた旬の魚介をふんだんに使った味覚が勢ぞろいしています。
ネタケース
ネタケースには、いかにも新鮮そうな魚介がずらりと並んでいて食欲をそそりますよ。ネタの質の高さと、盛りのよさ、さらにはリーズナブルなお値段で、多くの観光客が訪れます。この店では、思う存分北海道らしい海鮮を堪能できますよ!

ぷりぷりの食感と甘みにほっぺも落ちる甘えび丼

ここを訪れたら、ぜひ味わってほしい逸品が、どーんとたっぷり甘エビが載った甘えび丼(2,400円)です。このメニューでは、増毛やその近郊でとれた甘エビが、なんと20尾以上も味わえてしまいます。
丼に綺麗に並べられた甘エビ
丼にきれいに並べられた甘エビは、ぴかぴか光っていかにもおいしそう。ぱくりと一尾口に入れると、ぷりっぷりの食感とエビ独特の深い甘みが……! ぜひ、一口目は醤油をつけずにどうぞ。甘エビの名に恥じない、上質な甘みと旨みに驚くはず。さすが産地! と唸るおいしさです。ネタの下に敷かれているのは酢飯。酢のつんとした味を抑えて、まろやかに仕上げてあるので、エビの甘みがより際立ちます。気づけばたくさん載っていたはずのエビを、あっという間に平らげてしまっていますよ。
甘エビの頭でだしをとったお味噌汁
添えられるのは、甘エビの頭でだしをとったお味噌汁です。エビ味噌ならではの、コクがある濃厚な旨みが、じわりと体に染み込んで、思わず笑顔もこぼれるおいしさです。

ボリューム満点の特上生ちらしで北海道の魚介を一度に

「甘エビだけじゃなくて、いろいろな海鮮を味わいたい!」という人には、特上生ちらしがお薦め。これは、増毛名産の甘エビはもちろん、カズノコやホタテ、ウニなど地元の旬の魚介を10種類以上も味わえる人気のメニューです。
特上生ちらし
とろりと口でとろけるウニや、上品な味わいの自家製イクラ醤油漬け、大ぶりで甘みの深いホタテに、コリコリと歯ごたえのいいアワビ……どのネタをとっても新鮮そのもの。「その時期にとれる、新鮮で質の高い魚介を選んで仕入れているからね」と店主の松倉孝一さんは微笑みます。
コリッコリ食感のカズノコ
さらにコリッコリの食感もおいしいカズノコが、しっかり一腹載っているのです。これだけたくさんの良質なネタが味わえて、ボリュームたっぷりなのに、2,620円というお手頃価格がうれしいですね。海鮮丼のほかにも、握りや天ぷらなど地元の海の幸を幅広い料理で楽しませてくれます。夏には濃厚なウニを贅沢に使った丼や寿司も登場しますよ。

待ってでも食べる価値あり! リピート必至のおいしさ

新鮮な北海道の海鮮を、お腹いっぱいリーズナブルに食べられるお店とあれば、人気が出ないはずはありません。評判が評判を呼び、道外の観光客から近隣市町村の住民まで、多くの人がこの店の味を求めてやってきます。
まつくら外観
開店とともにお客さんが詰めかけて、お昼時にはほぼ満席、休日には店の外まで行列ができるほど。「待ってでも、またあの味を食べたい」というリピーターが少なくありません。
店内に飾られたサイン色紙
この店のファンという有名人もいっぱい。店内に貼られたたくさんのサイン色紙からも、その愛されぶりが伝わってきますね。
店内カウンター
新鮮で良質な北の海の幸を、思いっきり味わいたい人にぴったりな増毛の人気店。多くの人をトリコにする、まつくら自慢の甘えび丼や握りずしなど、海鮮料理を心ゆくまで堪能しよう。

スマートポイント

  • 混雑は必死。ネタがなくなると閉店してしまうので、必ず食べたい人は、開店直前から店に行ってみよう。
  • カウンターにテーブル席、小上がりや個室もあるので、一人やカップル、ファミリーなど、どんなシチュエーションでも利用しやすいです。
  • 「これでもか!」とネタが山盛りに載せられた名物のジャンボ生ちらし(3,560円)や、夏限定のウニたっぷりの手巻きずし「うにのソフト巻き」(2,500円)など個性的なメニューも。デカ盛り好きは挑戦を!

ライターのおすすめ

甘エビ丼は、最後まで飽きることなく食べられる、間違いなしのメニューです! ネタの新鮮さにはとにかく感動です。個人的には、かけ過ぎ防止の機能が付いたプッシュ式の醤油さしがうれしかったです。

金子 美里

フリーランスライター。地元情報誌の編集として勤めたのち独立。現在は観光情報誌や旅行雑誌などに執筆。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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