北海道三大ラーメンと言えば「札幌の味噌」「函館の塩」、そして「旭川の醤油」。旭川の地元民もこよなく愛する人気店八軒が結集したのが、あさひかわラーメン村です。1996年、旭川ラーメンをこよなく愛する有志たちの熱意が実り、オープンしました。
あさひかわラーメン村
軒を連ねるのは「青葉」「まつ田 いってつ庵」「いし田」「天金」「山頭火」「Saijo」「工房加藤らーめん」「梅光軒」の八名店。全店で「ミニラーメン」を用意しているので、食べ歩きにもぜひチャレンジしたいところ。ラーメン村神社、記念撮影スポットもあり、家族やカップルで訪れるのもオススメです。

市内人気店に神社、ユニークなベンチまであるラーメン名所!

旭川中心部から北東に車で15分、旭山動物園からも車で15分ほど。永山地区と呼ばれるエリアのショッピングセンター内にあるのが「あさひかわラーメン村」です。
あさひかわラーメン村入口
旭川ラーメンの基本と言えば、魚介だしのスープと、豚骨・鶏ガラのスープを合わせた「ダブルスープ」。麺の主流は低加水の中細縮れ麺。低加水って、つまり製麺時に水分をあまり加えていないということですから、丼のなかで麺がスープをグングン吸い込み、麺+スープ一体のおいしさが完成するのです。
ダブルスープ
ラーメン村のエントランスを入ってすぐの場所にあるのが、ラーメン村神社。音声案内の作法に従って「麺結び」を祈願しましょう。実際にここで結婚式を挙げたカップルもいるほど、由緒正しい(!?)神社なんですよ。
あさひかわラーメン村神社
お隣は休憩スポット「ラーメン丼型ベンチ」。ラーメンに割りばしと、ラーメン村らしいユニークな形に、思わず記念写真をパチリ。おみやげショップもあります。
ラーメン丼型ベンチ

基本は醤油。でも実はバラエティ豊かな旭川ラーメン

さっそくラーメン行脚と参りましょう。まずは、あさひかわラーメン村以外に店舗を持たず、ここでしか味わえないおいしさの「いし田」へGO。旭川ラーメンは一般に、魚介+豚骨のダブルスープでこってりと濁っているのが基本ですが、いし田のスープは豚の「すね骨」のみを丸2日煮込んだ、澄んだスッキリスープ。
プチワンタンラーメン
人気の「プチワンタンラーメン」(1,000円)は、ジューシーで旨みたっぷりのプチワンタンがたっぷりのった塩味で、早くも旭川ラーメンのバラエティの豊かさに衝撃を受けます。そう、旭川ラーメンのおいしさは「醤油」だけじゃないんです。塩や味噌だって大人気。名品がそろってます!
正油ラーメン(ミニ)
旭川に来たからには、やっぱり醤油も食べたいですよね。そこでうれしいミニサイズの登場です。正油ラーメン(ミニ)は通常サイズの半分で400円。ソウダガツオのダシと生醤油の風味が奥深く、ミニでは物足りない気持ちになるおいしさです。

話題の新ご当地グルメ「旭川しょうゆホルメン」も必食

お次は、和食の技法を取り入れ、アジ節や干しシイタケなどを使う魚介系スープと豚骨スープのブレンドでどこまでの味わい深い「まつ田 いってつ庵」へ。ここでは、自慢の正油ラーメンに、柔らかくプリプリの国産ホルモンがたっぷりのった新ご当地グルメ「旭川しょうゆホルメン」(850円)がイチオシです。
旭川しょうゆホルメン
ホルモンはかつて養豚業が盛んだった旭川の名物のひとつ。醤油のコクに国産ホルモンの旨みがフワッと溶け込んで、得も言われぬ味わい! ミニラーメンは正油・塩・味噌とも1/2サイズで400円です。
ミニラーメン

麺自慢にスープ自慢。徹底したこだわりに大感激

旭川ラーメンの主流は玉子を使わず白っぽい中細縮れ麺。この縮れ麺を開発したと言われる老舗製麺工場・加藤ラーメンの流れを組むのが「工房 加藤らーめん」。旭川の伝統をしっかりと守る豚骨+アジ節・煮干しのスープで、昔ながらの力強い味わいです。豚の背脂でコクとまろやかさをプラスした、こくうま熟成正油(820円)がオススメ。すべてのメニューが200円引きでハーフサイズにできます。例えば塩ラーメンは720円なので、ハーフサイズは520円なり!
烏骨鶏ラーメン・塩
「Saijo(さいじょう)」の一番人気は塩。アルカリ水と清水をブレンドした水で烏骨鶏を丸ごと煮込み、コラーゲンたっぷりの烏骨鶏ラーメン・塩(800円)は、あっさりしているのにコクが豊かでまろやかです。トロッとした食感のモロヘイヤも入って健康・美容にもイイのがうれしいですね。ハーフの塩ラーメンは500円、ハーフの烏骨鶏ラーメン・塩は600円です。
ハーフのラーメン

お馴染みの超有名店も入店。全店制覇したくなる面構えです!

このほかあさひかわラーメン村には、旭川屈指の有名店も入店! 1947(昭和22)年創業で旭川ラーメン老舗中の老舗「青葉」、豚骨と鶏ガラの力強いスープに中太麺がからみ地元でも根強い人気の「天金」、マイルド&やさしい味わいで全国にその名を知られる超有名店「山頭火」、豚骨・鶏ガラ+煮干し・昆布のスープが味わい深くアジア各国に支店を持つ「梅光軒」がそれです。
老舗「青葉」
アジア各国に支店を持つ「梅光軒」
超有名店「山頭火」
人気ラーメン店「天金」
いずれ劣らぬ八店が互いに切磋琢磨し、どの店に入っても後悔ナシのあさひかわラーメン村。思いっきりお腹を空かせて訪れ、食べ歩きの全店制覇を狙ってみては!

スマートポイント

昼時は周辺サラリーマンなども来店し込み合うため、2時以降が狙い目。ただし、夕方以降は売り切れ閉店の店も出るので要注意ですよ!

ラーメン村神社はカップルでの参拝が基本。音声ガイダンスにしたがって二人で参拝すると、最後に楽しい「しかけ」があります。お馴染み「顔出し看板」もありますよ。

あさひかわラーメン村がある「永山」という地名は、明治時代に北海道庁長官を務め、北海道開拓に貢献した永山武四郎の名にちなみます。同じ永山地区内には男山酒造「酒造り資料館」もあるので、合わせて訪れるのもオススメです。

ライターアイコン

ライターのオススメ

内陸地の旭川で「なぜ魚介系?」と疑問に思う方もいるのでは? 答えのカギは1896(明治29)年に旭川に置かれた陸軍第七師団、別名北鎮部隊。早くに軍隊が置かれたことで物流が発達したのです。旭川に酒蔵、寿司店、骨董品店が多いのも無関係ではありません。「第七師団」のキーワードを知っておくだけで、いろいろな所で旭川観光をより深く楽しめますよ。

Writer : 石渡裕美

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東京下町から札幌に移住して早20年。北海道LOVE、特に日高・十勝・函館が大好きです。

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