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観光観光

2019.11.05

留萌市街から天売・焼尻島、
暑寒別岳までを見渡す千望台

writer : 石渡裕美

留萌市街南側、海抜180メートルのなだらかな丘にある千望台。留萌市街・留萌港はもとより、天売島(てうりとう)・焼尻島(やぎしりとう)、暑寒別岳(しょかんべつだけ)、空気が澄んだ日には利尻島までを望める展望台です。
千望台
ログハウスの「景食ハウス」では、地元産食材を使った食事やソフトクリーム、コーヒー、ビールなどが楽しめます。
景食ハウス

留萌港開発の父が街を見守る絶景の丘

札幌からオロロンラインで北へ約3時間弱、日本海沿岸の町・留萌。千望台は留萌の市街地から車で南へ約10分。なだらかな坂を上り、住宅街を抜けた先に見晴らしのよい展望台が出現します! 駐車場ではまず、留萌港開発の父といわれる五十嵐億太郎像がお出迎え。まるで、自身が開発した港を見守っているようなまなざしです。
五十嵐億太郎像
留萌の街並みから、船が往来する日本海、そして晴れた日には遠く天売・焼尻、さらには約240キロメートル彼方の利尻島をも望む絶景の地が千望台です。展望台上から見下ろす日本海はさえぎる物がなく「地球は丸い!」という実感が改めてこみあげます。南の方に目を向ければ暑寒別の山々が険しくも美しい稜線を見せてくれ、すがすがしい気持ちでいっぱいに。
展望台上

地元食材を楽しみ、ゆったりくつろげるレストハウスも

展望台には「景食ハウス」と看板のかかったログハウスもあります。なかに入るとパスタの茹で上がるよい香りがふんわり。留萌でしか作られていない腰が強くてモチモチの小麦ルルロッソやタコ、ニシンなど、地元食材をふんだんに使った料理やドリンクも楽しめるレストランです。木の温もりに包まれ、ストーブで薪がパチパチと弾ける心地よい音を聞きながらのんびりと寛ぐひと時は最高の癒やしタイム!
景食ハウス内観
パスタ
店の奥には大きな窓から日本海の眺望を楽しめる休憩室も。風の強い日でも寒さを気にせずにゆったりと過ごせますね。ここには街なかの見どころスポットを示すイラストマップが張られたり、イベント情報など旅のお役立ち情報も掲示されています。コーヒー1杯のみの利用も休憩室のみの利用も大歓迎!
休憩室

刻々と変わる街と海の色に時間を忘れてうっとり

展望台からの景色は、昼景はもちろん、夕景、夜景も、いつまでも眺めていたくなる美しさ。千望台は黄金岬(留萌市)と並び「日本の夕陽百選」にも選ばれるほどの絶景なのです。刻々と色合いを変えていく眺望に時を忘れて見入ってしまいます。宝石のように輝く市街地と雄大な日本海とのコントラストは、いつまでも心に残る思い出になりますよ。
夕景
千望台の夕景

提供写真:景食ハウス

※こちらは、公開日が2017年1月7日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。

スマートポイント

  • 展望台には無料の望遠鏡も設置。留萌の町並みや、日本海上を往来する船の様子も見えて楽しめます。
  • 千望台の奥には「ルルモッペ憩いの森」が広がり、春から秋にかけて可憐な花々や野鳥が観察できます。
  • サイトによっては「千望台・問合せ先」の電話番号に「留萌観光協会」「留萌町役場」の電話番号を記載しているものがあります。ナビ利用の場合、そちらを入力すると別の場所に着いてしまうのでご注意を!

ライターのおすすめ

五十嵐億太郎は留萌に港を誘致し、私財を投じて港や鉄道の建設を行った「留萌開墾の祖」。像横に功績を記した碑があるのでぜひ一読を。ちなみに留萌の若者にとってこの像は「待ち合わせスポット」でもあるんですよ。

石渡裕美

東京下町から札幌に移住して早20年。北海道LOVE、特に日高・十勝・函館が大好きです。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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