わざわざ行きたい理由がある！
ソフトがおいしい夕張メロード

甘い香りに誘われて、まずはソフトクリームにまっしぐら！

かつては石炭の採掘で日本の経済を支えた夕張市ですが、現在では夕張メロンが全国的な一大ブランドになり、メロンの町として有名になりました。夕張メロードのなかに入ると、すぐ目に飛び込むメロンソフトクリーム（300円）のポスターが！


一般的なソフトクリームは、牛乳をベースにフルーツなどのフレイバーをつけていますが、夕張メロンオリジナルソフトは、メロンがベースか！と思うほどのメロン率です。濃厚なメロンの味と香りが「これでもか」というほどのインパクト。
夕張メロンは赤肉ですが、その果汁がたっぷり入っていることを物語る鮮やかなオレンジ色のなめらかソフト。まるでメロンをまるごと食べているようなおいしさです。

メロンの赤ちゃんは漬物やサラダにどうぞ！

道の駅夕張メロードは、JA夕張市の店舗内にあり、生産者直売部会コーナーでは、春はアスパラガスなどのとれたて野菜、秋には夕張産のお米などが並びます。

夕張メロンの赤ちゃん「すぐり」は、メロンの実が小さなうちに間引きされたもの。売り場には「すぐり」の浅漬けの試食コーナーがあり、これをひと口食べれば、普通の瓜と違うことがわかります。食感は奈良漬に似ていますが、甘みと香り、やわらかさは夕張メロンならでは！


実はこの「すぐり」、グルメなご婦人たちの間で人気が高く、観光バスが来ると、すぐに売り切れてしまうので、お買い物はお早めに。

ここでしか買えない絶品スイーツも

北海道でメロンといえば夏のくだものですが、冬に訪れた観光客が「メロンが食べたかった」と言われることも多く…。そこで登場したのが、妖精の森バウムクーヘン夕張メロン味。



メロードでしか手に入らないこのバウムは、夕張メロンのおいしさを、菓子メーカー北菓楼がこだわり抜いて作った逸品。味にうるさいグルメな方はぜひご賞味を。そのほかのお土産品も充実のラインナップ。メロンのお酒もありますよ。

夕張メロード内にある阿部菓子舗では、石炭をイメージした炭ころソフトクリームを販売しています。濃厚なバニラ味のソフトに、コーヒー味のほろ苦い氷が散りばめられた大人向けのソフトクリーム。夏の暑い時期にぴったりの爽やか系ソフトクリームです。

ゆるキャラのメロン熊もお忘れなく

知る人ぞ知る、ゆるキャラのなかでもかなりコワモテ「恐怖のメロン熊」ですが、鮭と合体してちょっぴりシュールな「メロン鮭」もありますよ。ヒグマは北海道全域に生息している大型野生動物ですが、夕張のメロン愛は、ヒグマとコラボすることで、さらにパワーアップ！　これらの夕張キャラクターグッズは、夕張メロードの売店で買うことができます。

「メロン熊」グッズを見れば、どこに旅行に行ったのか、すぐにわかるという説明いらずかも！お土産にいかがでしょうか？

夕張がどんどん好きになる曜日別の直売コーナーも

夕張メロードでは、市内にある障がい者施設の生徒が製作した「さをり織り」の小物類を直売しているコーナーもあります。やさしい風合いと、色鮮やかさで定評があります。

また、毎週火曜日と木曜日には、手作りパンやとれたて野菜なども直売され、地元のひとはもちろん、観光客のお土産のレパートリーを広げています。

山間の国道に沿って、細長くのびる夕張の町は、６月の夕張メロンまつり、10月は紅葉まつり、２月になると、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭など、たくさんのお祭りが盛りだくさん。四季折々の楽しみ方ができる町です。夕張メロード内のインフォメーションコーナーで、地図や観光案内がついたイベントのしおりをGET。
人里で森のくまさんに出会うことはめったにないのですが（奥にはイマス！）、夕張メロードでひと休みしながら、のんびりと町の散策に出かけてみてはいかがでしょうか。