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観光観光

2016.08.27

森林浴気分でニングルテラス&
富良野・ドラマ館をぶらり散策

writer : 石渡裕美

美しい風景やドラマロケ地として知られる富良野は、多くのクラフト作家がアトリエやギャラリーを持つアートの里でもあります。新富良野プリンスホテル内の森にある「ニングルテラス」では、自然をテーマに富良野らしさあふれる作品の数々を販売。そのすべてがここでしか出合えない一点物の上に、製作体験だって楽しめちゃいます。
ニングルテラス入口
倉本聰氏による富良野を舞台とした作品のオリジナルグッズを販売する「富良野・ドラマ館」も合わせて訪れて、お気に入りの一品を見つけましょう。
富良野・ドラマ館

「ここだけの一品」に出合える森のショッピングモール

札幌から車で約2時間、JR富良野駅からは車で約10分ほど、新富良野プリンスホテルの敷地は、驚くほど豊かな緑に包まれています。ホテル隣接のニングルテラスは、散策路沿いに15棟のショップ、カフェ、製作体験工房が並ぶ「森のなかのショッピングモール」。個性豊かなクラフト作家が、単に「作る」のではなく工夫を凝らし知恵を巡らせながら「創る」という作品に出合えます。
森の中のお店
ちなみにニングルとは作家・倉本聰さんの著書「ニングル」に登場する「森の知恵者」で、北海道の森に住む身長15cmほどの妖精。各店舗は通年営業で四季折々の表情が楽しめるほか、夜のライトアップ風景にも昼間とはまた違うロマンチックな美しさがあります。
ロマンチックな風景

提供写真:新富良野プリンスホテル

見て歩くだけでも楽しい! 富良野らしさいっぱいの作品たち

ニングルテラスの散策路はゆっくり歩いて1周約15分ほど。シラカバやカラマツ、ミズナラなどの木々に囲まれ、野鳥やエゾリスも愛らしい姿を見せます。どのお店も、取り扱うのは富良野らしさを感じさせる手作り作品ばかりです。
そこにしかない作品たち
こちらのお店は「小さな宇宙 森の万華鏡」。ふらのワインの樽で作った作品や、ビーズを通して外の景色を幻想的な世界に映し出す作品もステキ。小枝の万華鏡(1,080円)など手頃な価格のものも各種そろいます。
クラフトマン
店のクラフトマンとの会話も楽しみのひとつ。「富良野塾の店 森の楽団」では倉本聰主催富良野塾出身者を中心に、数人の作家が富良野近郊の木を使って、自然の色合いを大切にした作品作りをしています。全作品すべて顔が違うのも手作りならではの魅力ですね。中心価格帯は1,500円前後。オーダー製作の相談にも応じてもらえます。
小さな木の人形たち

キャンドルが美しい夕焼け色に! 製作体験にもトライしよう

「森のろうそく屋」に入ると、清々しい木の香りがお出迎え。木をかたどったロウは外側が固く、火を灯してもあまり溶けません。なかに詰め替え可能な小型キャンドルが入っていて、風合いの変化を楽しみながら、長く使うことができます。木の香り付きキャンドルもありますよ!
顔のようなキャンドル
店頭で人気のランタンキャンドルは、製作体験も可能です。親切なスタッフの指導により、真っ白なロウソクが夕焼けのように美しいグラデーションカラーに変身します!(2人以上で前日までに要予約。1人2,160円。所用約30分)
製作体験もできます
ユニークなキャンドル
ほかにも楽器を弾く人形作り、ペーパークラフト、万華鏡作りなどの体験が可能。いずれも前日までの予約が必要です。

富良野・ドラマ館では「北の国から」ほかオリジナル土産も!

ニングルテラスを訪れたら、隣接する富良野・ドラマ館も見逃せませんね。建物は開業当時、すなわち1942(昭和17)年頃の富良野駅を再現したもので、富良野を舞台した倉本聰さん富良野三部作「北の国から」「優しい時間」「風のガーデン」のオリジナルグッズを主に販売しています。
オリジナルグッズ
ここだけにしかない品も多いため、お土産に喜ばれること間違いなし! 店内には貴重な鉄道関係品や生活骨董のミニ展示もあります。
鉄道関係品
敷地内の人気カフェ・森の時計で使用するコーヒー豆(864円)やミル(5,000円~)も販売しています。忙しい日常から離れてリフレッシュしたい人には、最高のスポットですよ!
オシャレかわいい商品がたくさん

スマートポイント

  • エリア内には歩きやすい散策路が整備されていますが、自然の地形を生かしているため、アップダウンもあります。歩きやすい靴で出かけましょう。夏は虫よけ対策もお忘れなく!
  • アトリエでの製作体験以外に店内で、クラフト教室を随時開催している店舗もあります。万華鏡、ペーパークラフトなどは、予約不要・店頭受付OKとなっています。
  • 敷地内では「ニングルウェディング」として人前結婚式が行われることも。立ち会えた人にも幸運が訪れるというウワサです。ぜひ心からの祝福を贈ってあげましょう。

ライターのおすすめ

エリア内を歩く時、つい足元に目が行きがちですが、時々上も見上げてみましょう。野鳥のほか、枝から枝に渡るエゾリス、モモンガの姿を見られることも少なくありません。驚かさずに優しく見守ってくださいね!

石渡裕美

東京下町から札幌に移住して早20年。北海道LOVE、特に日高・十勝・函館が大好きです。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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