太陽光線の反射によって、洞窟内の海面が青く輝き、幻想的な光景が見られる「青の洞窟」は、いくつもの条件が重なって生まれる、まさに自然の神秘。イタリア南部のカプリ島が有名ですが、北海道にもとっておきの洞窟があるんです。
幻想的な光景が見られる「青の洞窟」
それが、日本海に面した積丹(しゃこたん)半島の根元にある、小樽の「青の洞窟」。洞窟の天井部分が高いので、ボートで入りやすく、その美しさは見ているだけでリラックス効果絶大です。小樽では近年「青の洞窟」に行くツアーが大人気となり、複数の会社が開催しています。
青の洞窟までの行き帰りを含む約90分の船
そのうちの一つ、小樽港に面した有限会社北欧産業は、ボートやヨットの修理・販売も手がける船のスペシャリスト。ボートレースにも使われる、高性能のパワーボートをカスタマイズして、快適、安全、そしてエキサイティングな時間を提供してくれます。青の洞窟はもちろん、行き帰りを含めた約90分の船旅を、たっぷりと楽しみましょう!

パワーボートの乗組員気分に、ドキドキわくわく!

「小樽クルージング 青の洞窟」のチケット販売所と乗り場は、JR小樽駅から徒歩約15分、小樽港第3ふ頭の横、通称「龍宮ふ頭」にあります。事前に予約すると安心ですが、空席があれば当日受付もOK。
JR小樽駅から徒歩約15分のチケット販売所と乗り場
チケットを購入したら、出港の5分前までに集合し、船長さんの説明を聞きます。
出向前の船長さんの説明
ロシア人のプラソロフ・アレクセイ船長は、もとヨットマン、いまは小樽クルージングのプロ船長ガイドを務める海の男です。「今日、みなさんはこの船の乗組員です。よろしくお願いします!」という言葉に、気分が盛り上がります。
ボートレースにも使われる馬力のあるパワーボート
乗るのは「海のF1」とも呼ばれるボートレースにも使われる、馬力のあるパワーボート。座席などをカスタマイズし、乗り心地よく、迫力のあるクルージングが最大の魅力です。

静かに輝く「青の洞窟」で、心ゆくまでリラックス

港から「青の洞窟」の海岸までは、ボートで約30分。おたる水族館がある祝津(しゅくつ)海岸や、小樽市鰊御殿の建つ高島岬を越えて、どんどん進んでいきます。堤防を越えて外海に出ると、風がとってもさわやか。
風がとってもさわやかな外海
けわしい岩山の下が、ぽっかりと空いて見える「窓岩」に到着。この左手に、目指す洞窟があります。
けわしい岩山の下が、ぽっかりと空いて見える「窓岩」
洞窟の手前から、海水はすでにきらめくコバルトブルーで、期待が高まりますよ。
ボートでゆっくりゆっくり入口に向かう
ボートでゆっくりゆっくり入っていきます。入口はわりと狭いですね。
結構狭い入口
洞窟のなかに入ると、外から見るよりずっと広々として、圧迫感は全くありません。これこそ小樽の青の洞窟の特徴。そして、海の色は外とは全く違っていて、さらに透き通った深いブルーです。空気はひんやり、波はほとんどなく穏やかで、なんとも良い気持ち。
神秘的な美しさが広がる洞窟
神秘的な美しさが洞窟中を満たし、「ここに来ると、忙しい日常を忘れて元気になります」という人も多いそう。じっと見ていると、心が穏やかになってきますよ。パワーをもらえる特別な場所なんですね。
神秘のブルー
みなさん、しばし撮影に熱中です。ボートの座席は立ち上がっても大丈夫で、好きな角度から撮影できます。たっぷり時間をとってくれるので、神秘のブルーを心ゆくまで満喫しましょう!
色んな角度から撮影

船長さんのガイドと運転技術に拍手!

洞窟を堪能したあとは、港へ帰る船旅を満喫です。断崖絶壁のオタモイ海岸や、ロッククライミングのメッカでもある赤岩など、海からしか見られない景色の連続。
断崖絶壁のオタモイ海岸
オタモイの岸壁をよく注意して見ていると、小さな門が見えてきます。
オタモイの岸壁の上にある小さな門
この付近には戦前、「龍宮閣」という超豪華な料亭があり、1952(昭和27)年に火事で焼失してしまいました。船長が昔の写真を手に説明してくれます。
昔の写真を手に説明してくれる船長
ほかにも小樽の歴史や自然、地形などのレクチャーが次々と。「何度乗っても楽しんでいただけるよう、お話しする内容はいつも勉強しています」とのこと。さすがですね!
オープンカーに乗っているようなスピード感あふれるクルーズ
もちろんボートの運転技術もさすがで、オープンカーに乗っているようなスピード感あふれるクルーズが楽しめます。ボートを降りると、船長に拍手したくなっちゃうほどのお見事さ。運航は、4月下旬から10月中旬まで。この時期の小樽観光には、ぜひおすすめの特別な体験です。

スマートポイント

ボートのスピード感を全身で楽しみたい場合は、ぜひ前方の席へ、リラックスして景色を楽しみたい場合は、後方の席に座るのがおすすめです。

洞窟内で写真がうまく撮影できなくても、北欧産業がオリジナルポストカードを販売しているので安心です。クルージングの記念にどうぞ。

小樽の青の洞窟へのツアーは、現在16社が開催しています。船の種類やコースなどにそれぞれ特徴があるので、比べてみるのも楽しいですね。

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ライターのオススメ

青い色が美しく見えるのは、晴れの日だけではありません。くもりの日はまた違った色合いになり、それもとっても美しいのです。時間帯によっても見え方が変わるので、2回目に乗るときはぜひ別の時間に。

Writer : 石田 美恵

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札幌出身。料理本編集者として東京の出版社に勤めたのち札幌にUターン。海藻と羊肉、鮭、お寿司が好きです。

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