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カフェ・スイーツカフェ・スイーツ

2016.03.09

100円以下も!コスパ高し
六花亭札幌本店スイーツの実力

writer : タカハシアキコ

定番のマルセイバターサンドや、フリーズドライのいちごをコーティングしたストロベリーチョコなどで有名な六花亭。お土産のイメージを持つ人も多いですが、道外ではあまり知られていない、バラエティーに富んだお菓子も売られています。
六花亭札幌店外観

提供写真:六花亭

六花亭のスイーツが、長く人々に愛されてきた理由は……。
・おいしい水と豊富な原材料に恵まれた帯広に、工場がある。
・添加物を極力使わず、基本的に家庭の台所にある材料を使っている。
・生菓子は保存料不使用のため、製造当日に工場からお店へ届くシステムだから。

輸送に時間がかかる道外には、お店をつくっていない……ということは、六花亭店舗には北海道だけのおいしいスイーツもたくさん。立ち寄らない手はありません!

味にうるさい道民にも人気のアイス!

道内に70店舗、一部店舗は喫茶室も併設している六花亭。
2015年には、ギャラリーやホールを備えた六花亭札幌本店のビルが
オープン。
六花亭札幌本店のビル

提供写真:六花亭

1階は売店、2階は喫茶室。窓側には中庭が設けられていて、たっぷりの緑を感じることができます。JR札幌駅から徒歩5分足らずの場所で、アクセスも便利。北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)や中心街のオアシス・北大植物園もすぐそばです。
2階の喫茶室
無添加ソフトクリーム
まずは、2階の喫茶室で食べられるスイーツから。
フレッシュで美味しい乳製品に恵まれた北海道で、舌の肥えた道民からも強く支持されている無添加ソフトクリームのまじりっけなし。そのプレミアムは、より濃厚でリッチなテイストに。量もたっぷりで280円とは驚きのお値段です。
マルセイアイスサンド
札幌本店オープンと同時に発売した、マルセイアイスサンド(200円)。食べられるのは、ここと帯広本店だけ。その場でビスケットにアイスを挟むので、買ったらお早めにどうぞ。

賞味3時間の限定スイーツ、本格ピザも

サクサクパイ

提供写真:六花亭

これまで帯広の直営店舗でしか食べられなかったサクサクパイ(160円)も、ここ六花亭札幌本店で食べられます。
その場でパイに生カスタードクリームを注入するため、パイのサクサク感が保てる3時間以内に食べるのがお約束。
ホットケーキ

提供写真:六花亭

喫茶室には、季節限定のメニューも多く目移りしてしまいますが、定番のホットケーキ(520円)は六花亭の実力が分かる一品。まずは、生地の表と裏にバターをたっぷりと塗って6等分に。そして、メープルシロップをたっぷり、とろ~りと回しかけて食べるのがおすすめです。
ミックスピザ

提供写真:六花亭

見逃されがちですが、六花亭をランチ利用する道民も少なくありません。ミックスピザ(700円)などのピザ類は、生地からフィリングまでを自社で
製造。
注文後に生地を成形して窯で焼き上げる、まさに本格派の味わいです。

おやつに最適! 100円以下で買えるスイーツまとめ

売店

提供写真:六花亭

売店には、道内でしか買えない和洋の生スイーツがたくさん。空港やお土産物屋で見かける商品も、ばら売りで買うことができます。
ここでは、ホテルや移動中のおやつに食べられる、100円以下のお菓子をまとめてみました。
チョコレート
定番のチョコレート(80円)はフレーバーが5種類。日本で最初のホワイトチョコレートが、六花亭で作られたのはよく知られるところです。割って食べやすい、枕木のデザインも北海道らしいところ。
マルセイキャラメル
バッグにそっとしのばせたいマルセイキャラメル(75円)。口に入れると、普通のキャラメルよりもずっとなめらかな溶け具合。ビスケットと、ローストした大豆クラッシュのカリッとした食感も楽しみです。
袋入りコーヒービーンズ
これで80円とは!値段に驚きの、袋入りコーヒービーンズ。コーヒー豆をチョコレートでくるんだお菓子で、苦みと甘さのバランスも絶妙。リピーターが多いのもうなずけます。

六花亭のお菓子には北国の物語が入っている

リッチランド
北海道モチーフのお菓子があるのも、十勝帯広の文化を大切にしてきた六花亭ならでは。写真はチーズサブレのリッチランド(60円)。長さが14センチと大きめで、このお値段はうれしいところ。サイロの形をしたサブレの袋には、十勝の子どもたちの詩が印刷されています。
雪やこんこ
ココアビスケットにホワイトチョコを挟み込んだ「雪やこんこ」(80円)。有名な童謡から来ているように、北国らしい冬の雪空を表現したお菓子です。穴の開き方も微妙に違っているのにご注目!
べこ餅と十三戸
六花亭は和菓子も多く扱っています。写真は北海道名物のべこ餅(90円)と、季節商品の十三戸(じゅうさんこ・95円)。
名前は、帯広開拓時のはじめに13世帯が入植したことから。わらぶき屋根に雪が積もった状態を表しています。
このようにストーリーのあるお菓子や、季節ごとの商品が六花亭には
いっぱい! じっくりとお店をのぞいてみれば、お得なモノも見つかるかもしれません。

スマートポイント

  • 2階の喫茶室入口にはイートインコーナーがあり、こちらでもサクサクパイやまじりっけなし、マルセイアイスサンドが食べられます。売店で買った商品をいただくことも可能です。
  • 六花亭札幌本店の喫茶室では、「わざわざ来てくださった方へのお礼」として、焼きたてのマドレーヌがいただけます。50年以上続く六花亭の定番商品です(実施期間が終了する場合もあります)。
  • 十勝の子どもたちの詩を掲載した児童詩誌「サイロ」は、毎月1日の発行。無料なので、売店で見かけたら手に取ってみて。笑ったり、しみじみしたり、時に子どもならではのギクッとする詩も。

ライターのおすすめ

5階にあるギャラリー柏は、はまなすやふきのとうなど六花亭のパッケージを描いた画家、坂本直行のスケッチブック類を展示。木の香りに包まれながら、ゆっくりと鑑賞してみては。(企画展の内容は不定期で変わります)

タカハシアキコ

北海道移住歴20年。亜熱帯の血を持つ寒がりライター。お手ごろで魅力的なモノやスポットを発掘すべく歩き回っています。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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