創業の地でできたてスイーツを
六花亭帯広本店の過ごし方

喫茶室で六花亭に浸りきる

入口では、色鮮やかな花々がお客さんを迎えます。高く吹き抜けた天井に、打ち水をした床がさわやか。

白を基調にしたスッキリした店内は、どこもピカピカに磨き上げられています。窓から見える木々の緑も美しく、包装紙でおなじみの花柄のクッションも、ファンの心をくすぐります。

本店を含め、帯広地区の喫茶室ではエリア限定のケーキ「帯広の森」がいただけます。ケーキの種類は季節ごとに替わり、写真は「立夏」のケーキ（400円）。ふわっと軽い食感のレアチーズケーキに、目の前で抹茶をかけて仕上げてくれます。


なかに十勝産の大納言小豆がかくれていて、口に入れたとたんサラッととけるクリームチーズと、小豆の上品な甘さがよく合います。新鮮な乳製品に、上質な小豆を組み合わせた帯広らしいお菓子。お持ち帰りはできませんので、この空間でじっくり味わいましょう。

やっぱり食べたい、定番人気のホットケーキ

超ロングセラーの人気メニュー、「ホットケーキ」（520円）もはずせません。おなじみのスイーツですが、六花亭ではさらに焼き色を美しく、おいしくするために、いまも改良を重ねているそうです。

ホットケーキは、ドームカバーつきで提供されます。カバーをそっとをあけると、ホカホカのホットケーキが登場。

バターもメイプルシロップも、たっぷりついてきます。「一口分はあまり小さく切らず、六等分にして口いっぱいにほおばると、おいしさが堪能できます」とのこと。この配分は、六花亭の創業者からのおすすめです。
また、スイーツ以外にもキッシュやピザ、おこわなど、甘くない軽食メニューもたくさんあります。

写真はパイ生地にベーコンや玉ネギ、チーズをのせて香ばしく焼き上げた「薄焼きキッシュ」（480円）。2016年２月から発売の新メニューです。

マルセイバターシリーズに、新しい仲間が登場

お腹がいっぱになったら、１階のショップに移動。一角に積み上げられた黄色いパッケージは、2016年２月に発売された「マルセイバターケーキ」です。看板商品の「マルセイバターサンド」と同じバターを使った新しいスイーツで、１個125円。


十勝産生乳100％のバターをふんだんに使ったスポンジに、チョコガナッシュをサンド。しっとりしたスポンジと、甘さ控えめのチョコがバランスよく、スタッフの方もイチオシです。バターサンドより軽い食感なので、食べやすいことも特徴。

「バターサンドは帰りに新千歳空港で買うから大丈夫」と思っている方も、バターケーキは販売していないので、お土産にするなら本店で購入するのが安心です。

そのほか、包装紙の花柄をデザインしたグッズも豊富にそろっているので、「これだ！」と思うものを見つけたら、即購入がおすすめです。でも、広い売り場でゆっくり選んでいると、ついついたくさん欲しくなってしまうので、買いすぎにはご注意。そんなときは、帯広本店で過ごした優雅な時間を、自分へのお土産にするのもいいかもしれません。