おいしい、うれしいが一杯！
ら～めん蔵でお腹も心も幸せに

濃厚なのに後味あっさりの豚骨スープが独特の味わい

北海道の三大ラーメンに数えられる旭川ラーメン。旭川市内でしのぎを削る数あるラーメン店のなかでも、独自の路線で人気を集めているのが「ら～めん蔵」です。

旭山動物園まで車で約20分という旭川市郊外にあるこの店の目印は、黄色地に黒で「蔵」と大きく書かれた看板と日よけ暖簾。あっさり醤油味が王道と思われている旭川ラーメンですが、この店は豚骨ベースの白濁スープが特徴です。

半日以上も強火で沸騰させながらとる豚骨スープは、まさに骨の髄からも旨みがしみ出して、とろりとした舌触り。一見クドそうにも見えますが、意外や意外、ひと口スープをすすると、そのおいしさに驚き！　豚骨ならではの、まろやかな甘さと濃厚な旨みは感じますが、すっきりと後味がいいので、気づけば最後まで食べきってしまっていますよ。

一番人気はスープの旨みがダイレクトに感じられる塩ら～めん。「こっさり」という表現がぴったりな、深い旨みと心地良い後味で、一度食べれば心をわしづかみにされちゃうほどの美味なのです。

食材は地元産がたっぷり！　麺も道産小麦100％のこだわり

じっくり時間と手間をかけて仕込んだ豚骨スープに合わせる、麺や具にもこだわりが詰まっています。麺から具材など、北海道産・地元産のものを選んで使っているのです。

麺は、旭川市内の佐藤製麺に特注していて、北海道産の小麦のみで作った中細ちぢれ麺を使っています。

特製の麺は、しっかりコシがあり、噛むとふわっと小麦の香りが口に広がりますよ。加水率低めの旭川ラーメンの麺は、スープを吸いやすく、ちぢれているので味もしっかり絡みます。だから、麺のおいしさとスープの旨みが一体になっているのです！　それが旨さの秘密なんですよ。

トッピングのねぎは、道南・八雲（やくも）町産の軟白ねぎを使用。毎日一本ずつ手切りしているので辛みが少ないシャキシャキの歯触りが楽しめます。
チャーシューに使うのは知床産クリーンポークのバラ肉です。肉とタレの旨みがマッチしているうえ、とろけるほどの軟らかさでほっぺも落ちてしまいますよ。ほかにも玉子など、食材選びから隙なし手抜きなし、の一杯が味わえちゃいます。

人気急上昇中の酒蔵みそら～めんは手の込んだ一杯

旭川らしさを感じるオリジナルの一杯として、最近人気がうなぎ登りのメニューが「酒蔵みそら～めん」（930円）。これは、その名の通り、旭川市の酒蔵・男山酒造とコラボして作り上げたラーメンなのです。

このメニューの一番の特徴は、贅沢にも、スープに銘酒男山の大吟醸の酒粕を使ったところ！　華やかな香りのする大吟醸の酒粕を、ショウガやニンニクなど独自に配合した味噌だれと合わせて、豚骨スープに溶かし一度煮立たせます。


煮立たせてアルコール分を完全に飛ばしたスープからは、ふんわりと甘い日本酒の香りが漂ってきますよ。

ひと口すすると、甘酒のようなまろやかな甘みと旨みが口いっぱいに広がります。酒粕の甘みで、食べているうちに体はぽっかぽかに。日本酒好きはもちろん、身体の冷えなどに悩む女子にもうれしいおいしさですよ。さらに、アルコール分は０なので、運転手さんも安心して満喫できるのがうれしいですね。

うれしいサービスやメニューが勢ぞろいで思わず笑顔に

ら～めん蔵の代表・長堀聖志さんは、常にチャレンジを続け、訪れる人に新しい味を提供したいと、スタッフとともにいつでも試行錯誤をし、アイデアを絞ります。

そのサービス精神の深さは、「お客様に、ありません、できませんは言いたくない」というほど。そんな代表の気持ちがメニューにもあふれています。

たとえば、にこにこハーフら～めん（1,050円）は、しお・みそ・しょうゆのうち２種類の味を一度に味わえちゃう一杯。ありそうでなかった、うれしいサービスですよね。

サイドメニューが充実しているのもうれしいポイント。サイドメニューで人気の肉おにぎり（280円）は、刻んだチャーシューとその煮汁をご飯に混ぜ込んで握ったボリューム満点の逸品ですよ！　東旭川の伊藤ファームで作った道産米ななつぼしを直接仕入れて使っているから、お米のおいしさも抜群。
おいしいも、ユニークも、さらにはうれしいも詰まったら～めん蔵のメニューで、お腹も心も満たされちゃうこと間違いなし！ですよ。