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2017.04.02

坂の街の花見は高台で!
小樽の桜の名所をご紹介

writer : Asa Sugai

札幌から約30㎞、石狩平野の西に位置する小樽は、山と石狩湾の間に開けた坂の街。日当たりいい高台が公園や神社になっていることも多く、桜の名所として有名なところがいくつもあります。
そのなかには、桜のピンクと、空の青と眼下の海の青、時によっては、対岸の山の残雪の白という美しいコントラストが眺められるところも。
坂の街ならではの魅力です。
高台の桜
道沿いの桜

提供写真:小樽観光協会

桜の種類は、北海道特有のエゾヤマザクラのほか、八重の花弁が華やかなヤエザクラ、本州で代表的なソメイヨシノも。花見の時期は例年札幌とほぼ同じ、5月上旬~中旬頃です。
では、それぞれに個性的な4カ所の名所をご案内しましょう。

中心部の花園から徒歩圏内。子連れで楽しめる小樽公園

数多くの飲食店が点在し、小樽の繁華街として知られる花園。その花園にある花園十字街から、国道5号線を越えて公園通の坂道を上がって行くと、明治時代に開園した古い歴史のある小樽公園に出ます。
ここは、小樽の「市の花」に指定されているツツジで有名ですが、北海道特有の桜であるエゾヤマザクラやソメイヨシノなど、約900本の桜の木があり、例年5月上旬~中旬頃には花見客でにぎわいます。
小樽公園
至る所で咲いている桜
満開の桜

提供写真:小樽観光協会

ここにはかつて、観覧車やフラワーカップなどの子ども用動力遊具を設置するほか、小動物もいる「こどもの国」がありました。
遊具
「こどもの国」は平成18年に閉園しましたが、その後、「こどもの国ゾーン」として整備されました。現在は、固定されていますが、フラワーカップのほか、滑り台やブランコ、ジャングルジムなど、カラフルな遊具があるので、親子連れの方は、ぜひ寄ってみてください。

海を見下ろす高台にある手宮公園は、奥の緑化植物園もぜひ!

エゾヤマザクラやソメイヨシノなど桜の木は約700本。その濃淡さまざまな花のピンクの上に空の青、眼下には石狩湾の青と、タイミングによっては、対岸に見える山の残雪の白のコントラストが美しい絶景も。
それが、小樽市総合博物館本館の裏手の小高い丘にある手宮公園です。
エゾヤマザクラ
美しい風景
この公園の東隣には、毎年4月29日に開園する「手宮緑化植物園」がありますが、そこの眺めがすばらしいのひとことなのです。実は、前掲の写真2点も、この植物園の桜を撮ったもの。
植物園内の標高70mの地点には、「小樽市重要眺望地点」のプレートがあって、撮影スポットになっています。曇っていても、桜と海と、海の向こうの残雪の見える山というのは、風情がありますね。
風情ある景色

提供写真:小樽観光協会

港を望む水天宮では、桜といっしょに歴史的建造物を見て!

花園からのルートでも道幅の狭い急坂をのぼって行きますが、運河沿いの観光エリアの堺町から見ると、崖の上。花園と港や運河の間の高台にある水天宮は、間近に小樽港を見下ろす桜の名所として人気の高い神社です。
神社
小樽湾を見下ろす桜
桜が満開の神社

提供写真:小樽観光協会

水天宮がまつられたのは、幕末の1859(安政6)年で、現在の本殿等が建てられたのは1919(大正8)年。この建物の特徴は、本殿と中殿、拝殿が連結する「権現造り」と呼ばれる建築様式であること。緑色の屋根は銅板葺き。草が萌える季節は地面と色がおそろいになり、きれいです。水天宮の建物のうち、本殿と拝殿は小樽市の歴史的建造物に指定されています。
権現造り

提供写真:小樽観光協会

広げた枝という枝に花が咲き誇る桜の木々。その向こうには、まだうっすらと白い雪を残した山。神社ならではの厳かさと美しい眺めがみごとに一体化している特別なスポットです。

広大な敷地に3,000本の桜が咲く長橋なえぼ公園

約31ヘクタールと広大な敷地には小川が流れ、約5,000本の樹木のうち、約3,000本を占めるのがエゾヤマザクラ。
観光地としてはこれまでにご紹介した3カ所ほどの知名度はありませんが、地元で古くから桜の名所として知られているのが長橋なえぼ公園です。桜の間に白樺も混じる、北海道らしい風景を楽しんでください。
美しく咲き誇る様子
様々な種類の桜

提供写真:小樽観光協会

特徴的なのは、明治、大正、昭和、平成と、桜が時代ごとにエリア分けされていること。また、ここはかつて造林のための苗畑だった場所を整備して森林公園としたため、野鳥が多いことでも有名です。天然記念物のクマゲラが見られることもあるので、バードウォッチング愛好家にはとくにおすすめしたいスポットです。
みなさんには、小樽は花見のスポットというイメージがないかもしれませんが、海と桜が楽しめるのは坂の街ならでは。ぜひ一度、見に来てください!

スマートポイント

  • ご紹介した公園や神社の駐車場はすべて無料ですが、花見シーズンはどこもたいへん混み合います。できるだけ、公共交通機関と徒歩、またはタクシーのご利用をおすすめします。
  • 小樽公園は小樽駅から徒歩約20分。行きは上り坂で、園内も起伏があるので、ひとめぐりするとちょっとした運動になりますが、ふもとの花園は有名な飲食店街。帰りにおいしいものを食べる楽しみもありますよ。
  • 長橋なえぼ公園には、園内で見られる動植物の資料などを備えた入場無料の情報センター『森の自然館』があります(月曜休館)。花を見て楽しむだけでなく、北海道の桜について調べたい親子連れなどにおすすめです。

ライターのおすすめ

エゾヤマザクラは、花だけが先に満開になるソメイヨシノとは違い、花と同時に葉芽が開きます。そのため、しっとりとした情緒には乏しいのですが、反面、生命力や野性味にあふれています。ぜひそこを楽しんで!

Asa Sugai

札幌生活も10数年。乗馬を楽しみ、冬は歩くスキーや温泉も。北海道は日常の近くに楽しいことがいっぱいあります。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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