園内に広大なタンチョウ保護増殖センターや湿原、ハクチョウ池などを持ち、北海道らしいノビノビとした自然を感じられる釧路市動物園。哺乳類・鳥類合わせて約60種を飼育する、北海道で一番広く、国内で一番東にある動物園です。
国内で一番東にある動物園
タンチョウやシマフクロウ、エゾヒグマなど北海道に暮らす動物たちが観察できる「北海道ゾーン」や、市民からの寄付によって飼育が実現したアミメキリン、上手に歩く姿が大人気のホッキョクグマなど見どころは尽きません!
タンチョウヅル

全国的にも話題を呼んだ「市民が贈ったキリン」

JR釧路駅から車で約30分、たんちょう釧路空港からなら12分ほど、釧路湿原にもほど近い自然豊かな場所にある釧路市動物園。正門から園内に入るとまずは中央広場。広々とした空間に「北海道!」を実感します。
広々とした中央広場
このエリアでまず目を引くのが、悠々と歩く2頭のアミメキリン。実はこのキリン、「子どもたちにキリンを見せたい」と願った釧路市民の募金によって購入が実現したものです。
悠々と歩く2頭のアミメキリン
天候を気にせず温かい場所で見学できるように、と設けられた観察舎も市民の皆さんの寄付によるもの。説明してくれる学芸員さんの口調も温かみに満ちて、動物たちや釧路への郷土愛でいっぱいです。
説明してくれる学芸員さん
上手にボールで遊んだり歩いたりする姿がTVでも紹介され、全国的人気のホッキョクグマ「ミルク」もいます! ミルクは本当に遊び上手。「着ぐるみ疑惑」まで登場するのも納得で(!?)、いつまででも見ていたくなります。
全国的人気のホッキョクグマ「ミルク」

道東の動物たちが暮らし湿原散策も楽しめる北海道ゾーン

奥の「北海道ゾーン」へと進みましょう。木々や草花などもできる限り自然のままの姿を生かしたこのエリアには、北海道に暮らす動物たちが暮らしています。ゲートをくぐると、まずは忙しそうに小屋のなかを走り回るエゾリスの愛らしい姿に目が釘付けに!
小屋のなかを走り回るエゾリス
保護センターに暮らすタンチョウや野生のアオサギの営巣地を観察できるデッキも! 双眼鏡もあるのでのぞいてみましょう。広々とした風景に北海道らしさを感じられ、いつまでも見飽きることがありません。
いろいろ観察できる展望デッキ
自然のままの湿原の上には全長450メートルの木道散策路が設置。愛らしい野鳥のさえずりや初夏にはカエルの声が響き、野生の花々が風に揺れるのを眺めながらの湿原ウォーキングは最高に爽やか。北海道に来てよかった!と思わせてくれますよ。
全長450メートルの木道散策路

※木道散策路は大雪による破損のため、2017年5月現在閉鎖中です。復旧時期については動物園にお問い合わせください。

「神」として尊重されたフクロウの姿に感激

優美なエゾフクロウやハリーポッターに登場する鳥のモデルになったシロフクロウなど5種のフクロウが暮らす「ふくろうの森」の見学通路では、左右・上からフクロウたちの視線を感じ、実際に森のなかを歩いているような気分です。
フクロウが暮らす「ふくろうの森」
アイヌ民族が「コタン・コㇿ・カムイ(村の守護神)」と呼んであがめたシマフクロウにもご挨拶を致しましょう。シマフクロウもおよそ140羽ほどしか生息していない絶滅危惧種。釧路市動物園は1995年に世界で初めてシマフクロウの飼育下での繁殖に成功したんですよ。
シマフクロウ

提供写真:釧路市動物園

エゾヒグマに専用エサ(100円)をあげることもできます。ガラス越しに見る体の大きさ、エサ投入口から伝わってくるヒグマの息遣い、獣らしいにおいは迫力満点!
エゾヒグマ

健気に生きるトラや愛らしいウサギ、アルパカも

北海道ゾーン以外にも見どころは豊富です。猛獣舎の人気者はアムールトラの「ココア」。足に障がいを持って生まれながらも一生懸命に歩く姿は多くの人に勇気と感動を与えてくれ、2009年に亡くなったタイガとともに、全国のファンに愛されているのです。
猛獣舎の人気者はアムールトラの「ココア」
愛らしいウサギやモルモット、羊たちと触れ合えるこども動物園、ユーモラスなサル山、のほほんとした姿のアルパカにも心がほっと癒やされます。
愛らしいウサ

楽しみ方はいろいろ、ゆっくり時間をかけて訪れたい動物園

園内には売店、飲み物・スナック自販機のあるレストハウス、軽食コーナー、図書室などが用意されているほか、観覧車やバッテリーカーが人気の遊園地、バーベキュー広場まで! 一年を通じて子どもから大人まで楽しめるワクワクいっぱいの施設になっています。

釧路らしい自然と北海道ならではの動物たちの生きる姿を身近に感じられる、見応えたっぷりの釧路市動物園。ゆっくりと時間をとって訪れてみてはいかがでしょう。
釧路らしい自然が楽しめる動物園
のんびりできる空間

スマートポイント

釧路市動物園、釧路市丹頂鶴自然公園、釧路市湿原展望台、釧路市立博物館、釧路市阿寒国際ツルセンターの5施設すべてを利用できるお得な「しつげん55GOGOパス」(1000円・有効期限5日間)もぜひご活用を!

入園したら、まずは案内板で動物たちのパクパクタイム(食事時間)やさんぽタイムなどを確認しましょう。パクパクタイムには飼育員さんによる楽しい解説もあるので、お見逃しなく。

バーベキューコーナーは予約優先制。空いている時は自由に使えます。また、サル山前ステージ広場では、芝生の上でお弁当を食べることもできますよ。

ライターアイコン

ライターのオススメ

メスのアミメキリン「コハネ」は目の下にハートの模様があってとてもキュート。チェックしてみてくださいね。午後1時15分からは北海道ゾーンの無料ガイドもあるので、参加してみて!(集合場所はお問い合わせを)

Writer : 石渡裕美

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東京下町から札幌に移住して早20年。北海道LOVE、特に日高・十勝・函館が大好きです。

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