京都・大阪女子旅グルメまとめ
この旅はお上品に行きますわよ

京都銀閣寺近く「哲学の道」から一筋入った鹿ヶ谷通りに、ツタのからまるとんがり屋根の白い洋館のカフェ。1920年代のアンティークで統一された店内は、うっとりするような優雅な空間です。女子旅にはうれしいグルメ店。広い店内には、テーブルがゆったりと配置され、オープンな空間なのに、それぞれ個室にいるような感覚さえ覚えます。窓際のテーブル席も、外の景色を楽しみながらゆったりと過ごすことができます。店内にあるチェコのPETROFのピアノを使って、サロンコンサートが行われることもあるそうです。気候の良い春や秋には窓が開け放たれ、風を感じながらのティータイムも楽しめます。

大阪梅田から1駅、古くからの長屋が残る風情ある町並みが人気の中崎町界隈。「フレンチ食堂セルクル」。敷居が高いフレンチのイメージを変えたいと提供するセルクル定食は、コース仕立てで提供されるアミューズ、オードブル5種、スープ、メインの全4品で1,500円。グルメな女子旅にはもってこい！手頃な価格と本格的な料理とのギャップに、うれしい驚きをぜひ味わってください。店の改装は元職人のオーナーシェフが自ら行い、なんと机も手作り。引き出しの中にはカトラリーが入れられ、お客さんが自分で取り出して並べます。かわいらしい仕掛けにうきうきしながらフォークやナイフを並べ、料理を待つ時間も楽しめる女子のための仕掛けたくさんのグルメ店。

クレープとガレットの専門店、クレープリー・スタンド シャンデレール。甘いスイーツを食べたいならクレープを、しっかり食事をしたいならガレットを、グルメ女子には両方のセットもアリ。本場フランスの手法と素材を用いて作るメニューは、カフェ使いからコース料理もある夜の食事まで、いつ行っても特別のおいしさが味わえます。三方の大きなガラス窓から光がたっぷり入って明るい店内は、茶色が基調のナチュラルな雰囲気。天井から下がる電球のシャンデリアも印象的です。テイクアウトもできるので、大阪駅界隈を散策しながら食べる女子旅も良いですね。

京都四条通から五条通までの花街、宮川町。夜は舞妓さんが行き交い、昼間はお稽古の三味線の音が漏れ聞こえてきたりする、なんとも風情のある通りに町家カフェ「ろじうさぎ」はあります。アットホームで居心地のよいお店で、人気の「京の朝ごはん」や昼食の「ろじうぜん」をはじめ、散策途中にホッとできるカフェメニューも豊富です。店主は、京都生まれの京都育ちで、京都検定2級の持ち主。京都歩きの相談にものってもらえます。ちょっと知識をもって散策すると、女子旅の楽しみも増しますよ。京都ならではの女子旅で盛り上がるグルメ店です。京都検定の勉強会や、初心者向け歌舞伎講座、京都のおいしいものの食べ歩きの会なども行っていますよ。（要予約）

大阪難波の通称「ウラなんば」。南海なんば駅の東側、なんさん通りから細い路地を入ったあたりにある飲み屋街です。おいしくて安い店が軒を連ね、日暮れとともにたくさんの人が繰り出します。毎夜ご機嫌な空気が漂う街。「スタンドあじと」は立ち飲みスタイルながら上品な雰囲気で女子旅にもおすすめです。厳選した食材で作るDININGあじとの味をカジュアルに楽しめるのはグルメには魅力的です。シャンパン片手に静かに飲む女性の一人客もいれば、仲間とわいわい飲むビジネスマンもいます。調理をする店員さんや、周りのお客さんと自然に生まれる大阪らしい会話、そのノリを感じながら飲むのも楽しいですよ。

大阪・北浜の登録有形文化財に指定されたビルに本店がある「五感 GOKAN」。1階のショップのショーケースにはケーキや焼き菓子が並び、奥の赤いオーブンからあたたかい熱気が伝わってきます。高い吹き抜けの空間は、このビルが銀行や証券会社だった時代を思いおこさせ、上質な雰囲気をかもし出しています。かつて執務室だった2階の個室は食事と喫茶ができるサロンとして使われ、クラシカルな調度品に囲まれて、作りたてのスイーツや軽食を味わえます。クラシック音楽が流れる中、朝の静かな時間を過ごすもよし、おしゃべりを楽しむもよし、女子旅の上質な時間を提供してくれそうですね。

チョコレート専門店「エクチュア」。La chocolaterie de EkChuahもりのみやキューズモールBASE店では、チョコレートをもっと身近に感じてもらえるようにと、外から覗くことができるガラス張りの工房を併設しました。道路を挟んで隣には大阪城があり、観光のついでにも立ち寄りやすいスポットです。イチオシなのが、プレミアムソフトクリーム。チョコ味はベルギー産のクーベルチョコレートをふんだんに使い、濃厚ながらさっぱり食べられるソフトクリームです。ビターな味わいのチョコレート生地のコーンとも相性抜群。甘い物好き女子にはたまりません。お店の目の前は人工芝が敷かれた開放的な広場で、青空の下で食べるソフトクリームは、なお一層おいしく感じます。女子旅の合間にうれしいひと時です。

京都清水寺近くの古民家カフェ「天」。オリジナルの和雑貨や作家ものの器が並ぶショップの奥にカフェがあります。見た目も味も女子の好みをおさえつくした京都のグルメ店。一番人気がある抹茶レアチーズケーキは、日本茶の老舗「一舗堂茶舗」の抹茶を使ったもので、売り切れてしまうこともあるそうです。かわいらしいフォルムの作家ものの抹茶碗で登場するのは、きな粉のお茶碗パフェ。きな粉たっぷりのアイスクリーム、粒餡、栗の甘露煮、抹茶のわらび餅と、和菓子の王道をいく材料をとりそろえた豪華な内容です。和紙でできた自社製オリジナル小箱の中には金平糖は、清水坂でしか売っていないレアものの絵柄もあって、女子旅のお土産にぴったりですよ。

大阪北新地のかわいいグルメです。大通りから一本入ったビルの1階、女将が顔をのぞかせる間口があるだけの小さな店。ころんとした大きさと、桜のピンクや、抹茶の緑など色合いも美しく、見るだけで心が和むようなおはぎたち。ほうじ茶、くるみ、ずんだ、塩うぐいす、鳴門金時など季節に応じた4種類の詰め合わせが2パターン用意されています。おはぎに負けず劣らず人気の和菓子は新地わらび。味は深炒きなこと宇治抹茶の2種類あります。パッケージもかわいいので女子にはとってもうれしい・・・。

大阪梅田から1駅、中崎町。築90年の古民家をほぼそのまま手をいれずに店にしたカフェ「ピピネラキッチン」。机やイス、カップボードなどは主にイギリスのビクトリアンアンティークのものです。この店の人気の一つが、看板猫のしじみちゃんの存在です。店内を自由に動きまわり、お客さんが料理を待っていると膝の上にぴょんと飛びのってきます。「私が忙しい時には接客をしてくれる。まさに猫の恩返しです」と店主yuicoさん。スイーツはフランス菓子専門のパティシエが担当。食数限定のおばんざいランチは、売り切れになることもある看板メニューです。グルメを堪能してしじみちゃんにも会えるなんて、素敵な女子旅になりそうですね。