ネルサイユ宮殿
旅行、帰省、出張に多くの人が行きかうJR新大阪駅の構内。お土産や駅弁を駅利用者に対してを発信している在来線改札内のエキマルシェ新大阪の一画に謎のお店、ネルサイユ宮殿があります。フランスのパリに、世界遺産にも登録されている似た名前の宮殿がありますが、こちらは、『ねりものの殿堂』を名乗っています。関西の大手ねりもの製品会社のカネテツデリカフーズが手がけるネルサイユ宮殿を紹介したいと思います。

外観&スタッフが宮殿

今回紹介するネルサイユ宮殿は、関西の大手ねりもの製品会社のカネテツデリカフーズが手がけるショップなのですが、宮殿を名乗っていて、ヨーロピアンな宮殿風の店内装飾、柱のオブジェ。商品名も宮殿おでん。
宮殿おでん
ディスプレイ用の棚もロココ調と、やたらと豪華。
ディスプレイ用の棚
これはどこからどう見ても立派な宮殿です(笑)。

もちろん、お店の雰囲気だけでなく、スタッフの衣装も宮殿で給仕を行っている執事風。
執事風衣装のスタッフさん
というか肩書は実際に執事。ベタベタな関西弁のスタッフですが、誰が何と言おうと執事!たった4坪しかない販売スペースですが、立派に宮殿しています。

マリー・アントワ・てっちゃんとねりものコペルニクス

ネルサイユ宮殿の主は、カネテツのキャラクターでおなじみのてっちゃんが華麗な変身を遂げた、ネルサイユ王国の王妃であるマリー・アントワ・てっちゃん。
マリー・アントワ・てっちゃん
貴族であるマリー・アントワ・てっちゃんは、「パンがなければチクワを食べればいいじゃない」の信念のもと、民衆にねりものの素晴らしさを広く知らせるため、ねりもの製品を開発しています。
ネルサイユ宮殿の紙袋
その商品は、斬新なものばかり。『ねりものコペルニクス』という理念を掲げ、保守的なねりもの製品を崇拝する『旧・ねりもの派』の既成概念をくつがえすような新たな斬新なねりもの製品を開発し。ねりものの新時代『ネルッサンス期』へと導く努力を惜しみません。

一例として「ポテサラちくわ」、「カレーちくわ」は、ちくわの中にポテサラやカレーを挟み込んでフライにしたまさに信念を体現する商品。
「ポテサラちくわ」と「カレーちくわ」
高たんぱく低脂肪なサカナたん白はヘルシーで、1日400本以上も売り上げる人気商品となっています。
カットした「ポテサラちくわ」と「カレーちくわ」

ねりもの、スイーツ界へ進出

マリー・アントワ・てっちゃんの提唱する、ねりものコペルニクスは、さまざま可能性を模索し、遂にこれまでタブーとされていたスイーツ界への進出を果たしました。

その代表が「王妃のひとつまみ」シリーズ。
「王妃のひとつまみ」シリーズ
何とねりものにドライフルーツのレーズン&マンゴー、さつまいも&黒ごまが練り込まれています。他にも、あんこをすり身で包んで揚げた「アンコ・ロココ」、卵と魚のすり身を使った伊達巻風の「マリーの気まぐれ」シリーズなど、旧ねりもの派の既成概念をくつがえし、ねりものをスイーツとして昇華させました。
「マリーの気まぐれ」シリーズ
また、ねりもの以外にも缶詰の定番のサバの味噌煮の「さばビアン」、カネテツのおひざ元、兵庫に春を告げる郷土料理、いかなごの甘辛煮を缶詰にした「なごビアン」などが人気商品となっています。
「さばビアン」と「なごビアン」
特にいかなごの缶詰、なごビアンは珍しく、春の風物詩が通年で味わえると意外な人気。アツアツのごはんに乗せてもよし、お酒のつまみにも最適です。
なごビアンをのせたご飯

新商品も次々登場

マリー・アントワ・てっちゃんの努力によって、ネルッサンス期に突入した、ネルサイユ宮殿では、ますます新商品の開発に注力。

最近のヒットは、ねりものフライをお米のパンズで挟んだライスバーガー。小腹を満たす商品が多かった中、待望のヘルシーでありながらガッツリメニューの誕生です。
ねりものフライをお米のパンズで挟んだライスバーガー
ネルサイユ宮殿では、市井のハンバーガー屋さんにならい、ドリンクとサイドメニューのセット販売も展開。
ライスバーガーセット
サイドメニューもカニそっくりねりものの「ほぼカニ」を使用したサラダか、アンコ・ロココと、ねりものの普及を忘れません。このライスバーガーセットを購入して、新幹線車内で食べれば駅弁にも、ねりものコペルニクスの波が押し寄せることとなりました。

もちろん新商品の躍進の影で、消えゆく宿命の商品もあります。ネルサイユ宮殿は、いつ行っても同じというわけではないので、JR新大阪駅の在来線を利用するたびにお店を覗いてみると、新しい発見があるかも。

カネテツのこだわり

日夜新商品の開発を続けるマリー・アントワ・てっちゃんとネルサイユ宮殿ですが、商品のクオリティにはこだわりを持ち続けています。

カネテツでは「いらないものは、入れない主義」を貫き、保存料無添加を徹底していて、ネルサイユ宮殿もその姿勢を崩すことなく、厳選した原材料のみ使用しています。

それは、ねりもの以外の材料でも同様で、王妃のひとつまみに使用する、ドライフルーツなども徹底的に品質にこだわっています。
王妃のひとつまみのアップ
安全な商品を早い内に美味しく食べてもらうために、ネルサイユ宮殿では、購入した商品の地方発送は行っていますが、通販は行っていません。
購入した商品の宅配サービスについて
JR新大阪駅在来線改札内という、日本でも有数のアクセスの良さを誇るネルサイユ宮殿。ぜひ今度の旅行の際にはお立ちよりください。

スマートポイント

ネルサイユ宮殿のショッパーの紙袋にはマリー・アントワ・てっちゃんの「パンがなければチクワを食べればいいじゃない」のお言葉入りでインパクト絶大。

ネルサイユ宮殿のラインナップは、買って手軽にすぐ食べられる物から、日持ちのする商品までさまざまで、新大阪駅でのお土産選びの新定番となるハズです。

カネテツと言えば、小説家の故・中島らもが手掛けた、『啓蒙かまぼこ新聞』という奇抜な広告で有名で、今も中島らもファンや、宮殿と兵庫ということで、宝塚ファンの聖地となっています。

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宮殿おでん缶などの日持ちのする商品は、結婚式の引き出物にも使用された実績も。その際に、おでん缶を何十と購入したお客様のために、商品の配送を開始。大手企業の柔軟な発想を象徴するエピソードです。

Writer : けいたろう

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大阪在住のフードアナリスト。足を使って関西中の美味しい食べ物情報を探し出し配信します。お楽しみに!

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