大阪の観光スポットとして、外せないのが大阪城天守閣。大阪人が親しみをこめて「太閤さんの城」と呼ぶ大阪のシンボルだ。その荘厳な姿を一目見ようと多くの観光客が訪れている。昭和に復興された3代目天守閣の内部は歴史博物館となっており、年間約180万人が来館しているのだ。実物の歴史資料をはじめ、大阪城の歴史を紹介する映像やミニチュア、「黄金の茶室」の原寸大復元模型など、見どころが尽きない。効率よく観覧するには、好みに合うポイントを押さえておくことだ。「歴史好き」はもちろん「高いとこ好き」も満足できる、大阪城天守閣の見どころを紹介しよう。

大阪城天守閣を効率よく楽しむ方法


大阪城天守閣内での所要時間は、じっくり見て回ると3〜4時間。これだけの充実感で観覧料が600円というのは、なかなか素晴らしいコストパフォーマンスだ。
しかし、そこまで時間のある人は少ないだろう。一般的には40〜50分で見る人が大半だ。効率よく楽しむには、見たいスポットを把握しておくことをおすすめする。
順路としては、まずは8階展望台へ。5階までは昇り専用直通エレベーターで上がるのだが、混雑時は行列ができている。その時は、覚悟を決めて階段でのぼる方が早いかもしれない。
時間に余裕のある人は、最初に1階のシアタールームで映像を見ておくといいだろう。約5分間の番組が5本上映されている。大阪城や秀吉のことを知ってから観覧する方が、より楽しめるに違いない。

殿様気分で、8階天守閣最上階から眺めよう


天守閣を訪れる最大の魅力は、最上階からの眺望だろう。時代は変わったとはいえ、太閤さんも見た大阪の風景が目の前に見える。南側は「大坂の陣」で激戦が繰り広げられたところ。秀吉の息子・秀頼は、どんな思いでここから戦況を見守ったのだろうか。
最上階の魅力は景色だけではない。金の鯱(しゃちほこ)や黒壁に描かれた鶴(ツル)の絵なども見どころだ。ちなみに、秀吉が建てた天守では、実は鷺(サギ)の絵だったとの説が有力である。
最上階にお土産店があるが1階にも店舗があるので、混雑時などは1階で買う方がいいだろう。

秀吉と大阪城の歴史がわかる7階と5階


映像とジオラマやミニチュアで秀吉の生涯や大阪城の歴史を伝えてくれるのが5階と7階。子どもたちにも人気の高いフロアだ。秀吉の生涯を描く「からくり太閤記」は、ミニチュア模型の中を動く秀吉の姿を、全19場面の物語として見せてくれる。上映時間はあわせて約20分。
他にも「大坂夏の陣図屏風」の世界をパノラマビジョンやミニチュアで解説するコーナーなど、どれも歴史ファンなら見入ってしまう展示となっている。

ちなみに6階は回廊となっていて、入ることはできない。

撮影禁止の3・4階は貴重な展示があるフロア

秀吉ゆかりの品々や当時の貴重な文化財が展示されているのがこのフロア。定期的に展示物の入れ替えがあり、展覧会なども開催されるので2度目以降の観光でも楽しめる。
最も注目したい展示が「黄金の茶室」だ。秀吉が作らせた組み立て式の茶室が原寸大で復元されている。ガラス越しでしか見られないが、その輝きに圧倒されるだろう。黄金に囲まれた室内に黄金の茶器。ぜひ見ておきたい展示だ。

写真は、特別に許可をいただいて撮影したもの。
他にも豊臣時代と徳川時代の大坂城復元模型があるので、見比べてみるとおもしろい。

旅の思い出づくりに最適、試着コーナー


2階には人気の試着コーナーがある。戦国武将の兜(かぶと)や陣羽織、女性用の小袖を試着して写真撮影ができるとあって、特に外国人観光客に人気で長蛇の列ができることもあるほど。1人1回300円と安価なのもうれしい。大阪城観光の思い出として、SNSなどへの投稿にもってこいの写真が撮れるだろう。

他にも2階には、天守閣最上階に輝く伏虎や鯱の原寸大レプリカがあり、その大きさを間近に見ることができる。

トイレは2階に1ヵ所あるのみ。おすすめ順路で行くと最後になるので入館前に済ませておこう。

スマートポイント

大阪城天守閣は、午前9時に太鼓の音を合図に開館し、この時間がもっとも混む。外国人観光客が多く、曜日や天気に関係なく混雑するので、少し時間をずらしてから入館するのがおすすめ。

車椅子利用者やお年寄り向けに外の改札から天守閣入り口行きの外部エレベーターが完備されている。館内のエレベーターも通常は5階までだが、最上階まで上がることが可能。車椅子の貸し出しもあり気軽に相談しよう。

館内は広いとはいえず、荷物があると邪魔になるかも。改札窓口では、1個100円で手荷物を預かってくれるので活用しよう。身軽になって、音声ガイドをレンタルして、じっくり観覧するのもいい。

J-TRIP関西ツアー
ライターアイコン

ライターのオススメ

大河ドラマで人気の的となる真田幸村を館内のいたるところで見られますよ。試着コーナーでも幸村になれるので、ぜひ兜をかぶって写真を撮っておこう。きっとアナタも英雄になれます。

Writer : 塚本隆司

執筆記事一覧>>

ご覧頂きありがとうございます。
「行きたい」気持ちが「行こう」に変わった瞬間が今ならうれしいです。

新着記事 一覧を見る>> 記事ランキング 旅行のマニュアル 旅行のマニュアルおすすめ記事 人気の関西定番観光スポット 定番スポット一覧を見る>> 関西のおすすめグルメ グルメ記事の一覧を見る>> おすすめ特集記事 特集記事一覧を見る>> 人気のキーワード 一覧を見る>>
関西ツアーを探す 関西フリープラン 関西ファミリープラン 関西カップルプラン