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観光観光

2020.10.06

ジンベエザメが泳ぐ巨大水槽!
世界最大級の水族館「海遊館」

writer : 松岡理絵


大阪のベイエリア・天保山に広がる「天保山ハーバービレッジ」。
老若男女に人気のこのエリアの中心施設が、世界最大級の水族館「海遊館」。
地と水と火を表す3色使いの外観が印象的で、足を踏み入れる前から壮大な海の世界へと誘ってくれる。

館内ではアシカ、イルカ、ペンギン、サメほか、約620種3万点が飼育されていて、なかでも、館内中央に設けられたジンベエザメが泳ぐ水量5400トンの「太平洋水槽」は圧巻のスケール!
全14の展示水槽はその配置で環太平洋の位置関係を表すなど、知れば知るほどにその工夫された展示に驚く。
何度訪れても新しい発見があり、リピーターの多さにも納得!

14の水槽で環太平洋の地理関係を表現

天保山ハーバービレッジでひときわ目を引く特徴的な建物が海遊館。入場ゲートを入ると、まずはトンネル方水槽「魚のとおりぬけ・アクゲート」をくぐる。
続いて足を踏み入れるゾーンは、「日本の森」。
この森から染み出す水が川を流れ(淡水)、海に注ぎこみ(海水)、深海へと行き着くという大きな水の循環を館内の順路で表されている。
そして、館内中央に位置するのが、ジンベエザメやエイなどが泳ぐ深さ9メートルの太平洋水槽。
体長5メートル近いジンベエザメが近づいてくるたびに、目を見開いて見てしまう。


館内北にはラッコが暮らすアリューシャン列島の海を表す水槽、南にはオウサマペンギンほかがいる南極大陸がテーマの水槽、

西にはカリフォルニアアシカが泳ぐモンタレー湾の水槽が位置する。

このように全14ある水槽の配置によって環太平洋の海の地理関係も体感できる。

生き物たちのお食事タイムは迫力満点

入場前にチェックしておきたいのが、生き物たちの「お食事タイム」。
生き物たちが水槽のアクリルパネルの近くまでやってきて、餌を頬張る迫力満点の姿が見られる。
また、飼育員が生き物の生態について解説してくれる「スポットガイド」(日によって異なる)も好評だ。
海遊館の人気者・ジンベエザメのお食事タイムは、飼育員が水槽の上からジンベエザメの口元めがけて餌を流しこむ。
その餌を求めてガバッと大きく口を開くジンベエザメの姿は、ダイナミックで風格たっぷり。

アシカのお食事タイムには、2年連続で誕生したという子どものアシカも元気に泳ぐ姿を目の前で見せてくれる。
パネルを挟んですぐ近くで見られるその愛らしい姿に、見学する人の目は終始釘付けに。

このほか、カワウソやカマイルカ、ワモンアザラシなど、多彩な生き物たちの「お食事タイム」を設けている。

「ふあふあクラゲ館」や「新体感エリア」も人気

海遊館の人気ゾーンの一つは、日本沿岸に生息するクラゲを中心に12種約600点を展示する「ふあふわクラゲ館」。
照明や音響などを工夫した12の水槽にさまざまなクラゲが展示され、幻想的な雰囲気が漂う。

クラゲの水槽はシーズンごとに内容が変わるため、行くたびにまた違った展示が見られるのもうれしい。
また、2013年にオープンした「新体感エリア」は、サメやエイに直接触ることができる水槽や、仕切りのない場所からワモンアザラシを見られる水槽など、生き物との距離が近い。
ドキドキしながら触ってみると、サメはザラザラ、エイはツルツル。
その独特の触感に、あちこちから歓声が上がっていた。

館内オフィシャルショップ限定のアイテムもチェック!

館内に設けられたオフィシャルショップは2ヵ所。そのうち1ヵ所は、退場ゲートを出る前にあり、入場者専用のショップになっている。
ここには、ジンベエザメやラッコほか海遊館の人気者たちが描かれた限定アイテムが多数並ぶ。
なかでも人気は、大人向けにデザインされた文房具の数々。付箋やクリップ、メモ帳ほか、オフィスでも使いやすいシンプルなアイテムが揃い、自分用にもおみやげ用にもついつい買い込んでしまいそうなほど。

海遊館を出たら、まだまだ魅力たっぷりの天保山をぶらり散策してみよう。

※こちらは2016年2月7日に公開された記事となります。更新日は上部にあります。

スマートポイント

  • 有料の音声案内もあるけれど、もし「ニンテンドーDS」を持っているなら持参するのがオススメ。館内のWi-Fiを通じて無料で音声案内を聞くことができる。
  • 1年間に3回以上来館する予定があるなら、年間パスポートを購入するのがお得。館内オフィシャルショップでの買い物が10%オフになるなど、特典も多数。
  • 大阪湾は夕日の名所でもあるので、夕日が沈む時間に合わせて退場すれば、海遊館のすぐそばでロマンチックなサンセットを観賞できる。

ライターのおすすめ

巨大な太平洋水槽は、ぜひ場所を変えて観賞を。上部を悠々と泳ぐジンベエザメだけでなく、海底部でゴソゴソと動く魚たちの動きも面白い。さまざまな生き物が共生していることを改めて実感できる。

松岡理絵

大阪府出身。ライター。大学卒業後、編集制作会社勤務を経てフリーランスに。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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