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観光観光

2021.03.17

梅や桜の名所「大阪城公園」
自然を感じる都会のオアシス

writer : 塚本隆司

大阪城公園は天守や石垣などの歴史観光スポットと思われがちだが、実は自然があふれる憩いの場所でもあるのだ。園内では散歩やジョギング、バードウオッチングと市民の日常がある。梅や桜の名所としても有名で多くの人が花見シーズンを楽しみにしている。城跡の景観と四季折々の風景が重なり合う場所が、大阪城公園なのだ。公園の楽しみ方を紹介しよう。
※こちらは、公開日が2015年12月27日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。

(写真提供:©(公財)大阪観光局)

春の訪れを告げる大阪城の梅林

(写真提供:©(公財)大阪観光局)

大阪市内で最大規模の梅林がある大阪城公園。東側の内堀と東外堀に挟まれたおよそ1.7ヘクタールの敷地に約1270本の梅が植えられている。見頃は2月上旬から3月下旬。梅の香りが春の訪れを知らせてくれる。
最寄り駅はJR大阪城公園駅かJR森ノ宮駅もしくは地下鉄森ノ宮駅がおすすめ。地下鉄森ノ宮駅から「3-B」出口を上がると噴水のある公園に出る。地上への階段を昇るにつれ見えてくるのは大阪城。初めての人はきっと感動するだろう。

大阪城公園が最も華やかになる桜の季節

(写真提供:©(公財)大阪観光局)

大阪で桜の名所といえば名があがる「大阪城公園」。桜並木が大阪城をひときわ美しく見せてくれる。春は同園が最も華やかになる季節だ。
公園内にはおよそ3000本の桜がある。最も美しいのは西の丸庭園と本丸あたりだろう。西の丸庭園(有料)にはソメイヨシノを中心に約300本植えられている。見頃は4月の上旬。観桜シーズンには、ライトアップもあり夜桜を楽しむことができる。ニュースでも花見に訪れる多くの人がテレビに映し出される、おなじみの場所だ。西の丸庭園に行くには、地下鉄谷町四丁目駅が近い。
梅や桜の季節にあまり知られていない穴場スポットがある。北外堀沿いと寝屋川の間にある桃園だ。人混みを避けて、ひと味違った花見をしてみるのも一興かもしれない。

都会の真ん中でバードウオッチング

大阪城公園の東側、JR環状線の大阪城公園駅と森ノ宮駅の間あたりには植樹された森が広がっている。夏はセミの大合唱だが、春や秋には渡り鳥が羽を休める森林公園だ。秋から冬にかけては、越冬する鳥もいる野鳥の楽園でもある。自然の山野に比べ、限られた狭い範囲なので野鳥の姿を見つけやすく、バードウオッチングには最適の環境だという。
公園内でも「市民の森」「記念樹の森」といわれるところは、自然に近い雰囲気があるのでハイキング気分で散策できる。バードウオッチングを楽しむ人の迷惑にならないようマナーは守るようにしよう。

スマートポイント

  • 大阪城公園内で有料なのは、大阪城天守閣と西の丸庭園のみ。広大な敷地の大半は無料。案内板も豊富に設置されているので散策にはちょうど良い。
  • 公園内ではジョギングを楽しむ人や犬を散歩する人たちを多く見かける。大阪市民の日常を垣間見るのも、観光を楽しむ方法のひとつだ。
  • 桜シーズンの花見につきものなのが場所取り。多くの人が訪れる大阪城公園でも混み合う場所はあるが、公園内は広いので必死にならなくても大丈夫。

ライターのおすすめ

天守を望む撮影スポットは順番待ちができるほど混み合うことも。まだ人の少ない朝8時頃がおすすめ。散歩もかねて観光客の少ない朝の内にどうぞ。

塚本隆司

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