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観光観光

2017.05.19

東京、都会のオアシス、
浜離宮恩賜庭園へ行こう!

writer : Naomi

浜離宮恩賜公園

©東京観光財団

「浜離宮恩賜公園」をご存知ですか?お江戸のウォーターフロント、東京のオアシスとして今も変わらず愛され続けている都立庭園です。
しかし、名前を聞いたことがあっても実際に訪れたことのない方も多いのではないでしょうか。汐留駅や新橋駅から徒歩圏内という都心にありながら、驚くほど穏やかな浜離宮恩賜庭園の見どころをご紹介します。季節のいいこれからの東京観光にオススメです!

海辺の庭園、浜離宮恩賜庭園はどんなところ?

浜離宮恩賜庭園は海水を引き入れた潮入の池と、二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園です。潮入の池とは海水を導き入れ、潮の満ち引きで表情を変える池の趣を楽しむもの。都内には以前、この潮入の池を有する庭園がいくつかありましたが、現在、実際に海水が出入りしているのはこの浜離宮恩賜庭園だけだそうです。
大名庭園

©東京観光財団

徳川将軍が愛した庭園です

1,654年に徳川綱重が江戸湾の一部を埋め立て屋敷を建てたのが始まりで、その後徳川将軍家の別邸「浜御殿」と呼ばれるようになり、11代将軍家斉の時代にほぼ現在の庭園の形が完成しました。当時は現代のテーマパークのような場所で、潮入の池を眺めながら和歌を詠み、食事をしながら船上で演奏する音楽に興じたり、散歩を楽しんだりしていたそうですよ。
池

©東京観光財団

優雅で趣のあるその景色をゆっくり堪能

浜離宮へ入場し、少し歩くと中心の大泉水が目の前に現れます。中之島につながるお伝え橋はなんと全長118メートル。総檜造りでハッとするほど美しく、ゆっくりとその景色を見ていたくなります。そんな時は中島にあるお茶屋で一服を。かつてはかなたに房総半島も見えたそう。遠く海を眺めつつ夕涼みやお月見をした時代に想いを馳せるのも素敵ですね。
中之島につながるお伝え橋

©東京観光財団

江戸時代の名残、鴨猟を体験!?

将軍が屋敷を建てる前の寛永年間までは将軍家の鷹狩場で一面の芦原だったそう。庭園になった後も、広大な敷地の中に庚申堂鴨場と新銭座鴨場という二つの古い鴨場が作られ猟を楽しんだそうです。今でも庭園内には鴨場や小覗が残っているので、実際に小覗から鴨場池を覗いてみたり、当時の狩りの様子を知ることが出来ますよ。
鴨場

東京の真ん中でお山登りはいかが?

庭園内には富士見山、御亭山、樋の口山、新樋の口山と、お山があり、どの山にも登ることが出来て浜離宮が当時のテーマパークだったことを偲ばせます。なかでも御亭山の頂上は園内を一望できる絶景ポイント。360度のパノラマで東京湾や東京タワーも見えて、東京感を満喫できます。
富士見山

東京のウォーターフロントを水上バスで観光

浜離宮庭園内には、水上バスの発着場があり、「浅草」「両国」「お台場海浜公園」そして「葛西臨海公園」まで行くことが可能です。ゆっくり庭園鑑賞をしてから、水上観光へ楽しさ満載です。
東京のウォーターフロント

スマートポイント

  • 浜離宮恩賜庭園からも歩いていける浜松町駅の傍には回遊式泉水庭園の旧芝離宮恩賜庭園があります。浜離宮恩賜庭園よりコンパクトで周りやすく、かつ趣も異なるので、併せて楽しむのもツウですよ。
  • 広大な敷地の浜離宮、歩き疲れたら徒歩3分にカレッタ汐留があります。高層階にあるレストランからは浜離宮が一望できる店舗も。
    庭園の全景を眺めるポイントも押せてみて。
  • 都立庭園の中でも銀座や東京にも近く、好立地。
    新しい商業施設もオープンした銀座でショッピングを楽しんで歩き疲れたら、少し休みに来るにも良い距離です。

ライターのおすすめ

私は今回、桜の終わりの季節に訪れましたが、初夏には菖蒲や紫陽花、秋には紅葉や銀杏など、四季を楽しめる都会のオアシスです。いつの季節でも穏やかな心地になれるスポットです。

Naomi

東京都出身
天真爛漫自由奔放をモットーに、10代の頃よりモデルや俳優として活動。
パーフォーマーとして以外にもエステティシャンやネイリストの技も学びつつ、30代、今だから、これからだから出来るアレコレをもっと楽しめるオトナを目指して毎日好奇心旺盛に謳歌中。旅と食がともかく大好物!

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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