夏旅の予約、おすすめの宿や喫茶店、旅前に読みたい本まで。旅のヒントをお届けします。

MAIL MAGAZINE
JTRIP MAIL MAGAZINE Vol.023
June 12, 2026
旅好きのあなたへ!
世界の扉を開く
旅のインスピレーションをお届け!
 
NOW ON SALE
販売中のツアー
夏休みの旅行を今すぐ予約すべき理由
実は6月は、夏の旅行予約が一気に動き始める時期でもあります。

例年、梅雨明けのニュースが流れ始めると旅行需要が高まり、夏休みやお盆期間の人気ホテル・人気便から徐々に予約が埋まっていきます。

さらに6月は、公務員や企業の夏のボーナス支給時期とも重なり、「そろそろ夏休みの予定を決めよう」という方が増えるタイミング。実際に旅行会社では、6月後半から予約が大きく伸びる傾向があります。

「梅雨が明けてから考えよう」と思っているうちに、人気の日程やホテルが埋まり、旅行代金が上がってしまうことも少なくありません。特にお盆や連休を含む日程は、早めに予約した方が選択肢も多く、結果的にお得になるケースがほとんどです。

沖縄や北海道のリゾートホテルは、人気の日程になると空室が少なくなり、料金も上昇しやすいため、早めの予約がおすすめです。

そんな夏旅の計画に活用したいのが、現在開催中の「paidyキャッシュバックキャンペーン」と「夏休みサキドリSALE」です。

6月21日まで、ジェイトリップで旅行を予約し、お支払い方法に「paidy(あと払い)」を利用すると、購入金額の10%をキャッシュバック。キャッシュバックは最大10,000円で、6月30日頃にMyPaidyへ反映予定です。

さらに6月30日まで、7月〜9月出発のJAL利用国内ツアーが最大10,000円OFFになる「夏休みサキドリSALE」も開催中。夏休みやお盆、9月の連休など、旅行代金が上がりやすいシーズンの予約をお得にスタートできます。

SALEクーポンとpaidyキャッシュバックキャンペーンをあわせて活用すれば、沖縄・北海道・東京・大阪など人気エリアの国内ツアーがさらにおトクに。夏旅を検討している方は、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

paidyとは
あと払い(paidy)は、メールアドレスと携帯電話番号だけで利用できる、翌月まとめ払いの決済サービスです。
翌月1日~5日の間にメールやSMSで請求金額のお知らせが届き、27日までにコンビニ払い・口座振替・銀行振込でお支払いできます。
利用上限額は、お客様ごとの審査に基づき設定されます(最大30万円)。

paidyでのお支払いは、ご予約時にプレミアムプラン(おひとり様につき500円)を選択いただくことでご利用いただけます。
注意事項や詳細はキャンペーンページでご確認ください。

【夏休みサキドリSALEクーポンについて】
受付期間
5月18日(月)0:00 ~ 6月30日(火)23:59

対象出発期間
7月1日 ~ 9月30日
JAL利用の国内ツアーでご利用いただけます。

割引クーポン
旅行代金総額(1グループあたり)に応じたクーポンを選択してご利用ください。
旅行代金合計 割引額 クーポンコード
20,000円以上 2,000円OFF B7T2QJ
50,001円以上 4,000円OFF Q9RJ5H
100,001円以上 6,000円OFF Y8AGQU
150,001円以上 8,000円OFF V6SLAH
200,001円以上 10,000円OFF Y84DAZ
★クーポンコードをお支払い時にご入力ください。
paidyキャンペーンについて
沖縄
北海道
東京・ディズニー
関西・USJ
中国・四国
九州
奄美大島・屋久島
PICKUP
おすすめツアー
おすすめツアー
キッチン付きホテルで
沖縄を暮らすように旅してみる。
沖縄旅行というと、朝から晩まで観光スポットを巡ったり、リゾートで過ごすイメージがありますが、次の沖縄旅は少し違う過ごし方をしてみませんか。

市場や道の駅、スーパーで島野菜や沖縄のお惣菜を買い込み、ホテルのキッチンで簡単な食事を作る。朝はテラスでコーヒーを飲みながら海を眺め、夜は家族や仲間とゆっくり食卓を囲む。

例えば、浦添の人気店「ブエノチキン」でローストチキンをテイクアウトし、道の駅で買った島野菜を添えて夕食に。地元の精肉店であぐー豚を買って、部屋でしゃぶしゃぶを楽しむのもおすすめです。スーパーで見つけたオリオンビールやシークヮーサージュースを片手に、沖縄の夜風を楽しむ。そんな過ごし方も、キッチン付きホテルなら気軽に叶います。

J-TRIPでは、恩納村のリゾートホテルから、美ら海水族館近くのコンドミニアム、那覇市内の長期滞在向けホテルまで、キッチン付きのホテルをまとめてご紹介しています。全室キッチン付きのホテルや、洗濯乾燥機付きで連泊にも便利なホテルもあり、子連れ旅行にもおすすめです。

小さなお子さま連れの旅行では、外食の時間や周囲への気遣いで思った以上に疲れてしまうこともあります。そんな時も、ホテルで食事ができれば、お子さまのペースに合わせてゆっくり過ごせるのが魅力。離乳食や簡単な朝食を用意できるのも、キッチン付きホテルならではです。

旅先でも自分たちのペースを大切にしたい方へ。
いつもより少し長く滞在して、沖縄の日常に触れる旅を楽しんでみませんか。
沖縄のキッチン付きホテル
料金・空席状況は予約ページでご確認ください。
PICKUP
おすすめツアー
おすすめツアー
楽天トラベル
楽天市場のスーパーSALEは終了…
でも、旅のSALEはまだ間に合います!
楽天市場のスーパーSALEは終わってしまいましたが、楽天トラベルのスーパーSALEは6月20日まで開催中です。
夏休みやお盆、シルバーウィークなど、これから旅行代金が上がりやすいシーズンの予約を検討している方には見逃せないセール。人気の宿やリゾートホテル、温泉旅館はもちろん、航空券付きツアーやレンタカー、現地アクティビティまで幅広く対象となっています。
特にこの時期は、夏休みの予約が本格化するタイミング。人気の日程や宿から埋まっていくため、「行き先だけでも決めておく」という使い方もおすすめです。

今回のスーパーSALEでは、次のような特典が用意されています。

主なセール内容
・宿泊プランが最大30%OFF
・国内宿泊で利用できる高額割引クーポン配布
・ANA・JAL利用の航空券+宿泊「楽パック」限定クーポン
・レンタカー割引クーポン
・遊び・体験予約の割引プラン
・エントリー&旅行で旅行代金の最大全額ポイントバック(抽選)

さらに、クーポンとセールプランを組み合わせることで、通常よりかなりお得に予約できるケースもあります。

「今年の夏は沖縄へ」
「北海道で避暑旅を」
「温泉旅館でのんびりしたい」

そんな旅行を考えているなら、まずは気になる宿の料金だけでもチェックしてみてください。旅行代金が上がる前に予約できるチャンスかもしれません。
楽天トラベル
外部サイトに遷移します。
対象期間や対象宿泊施設、除外日などの詳細は、楽天トラベル公式サイトをご確認ください。
PICKUP
おすすめホテル
ホテル
千葉県|安房温泉
さざね
心を休めるための、房総時間。
千葉・鋸南町にある「さざね」は、全室オーシャンビューの露天風呂付き客室を備えた大人のための宿。目の前に広がる東京湾、その先に富士山を望みながら、波音に耳を傾けて湯に浸かるひとときは、日常の慌ただしさを忘れさせてくれます。
客室はわずか12室。静かで落ち着いた空間のなか、海を眺めながら読書をしたり、夕暮れごとに表情を変える空を眺めたり。観光地を巡るだけではない、「宿で過ごす時間そのものを楽しむ旅」を叶えてくれる一軒です。
実は「さざね」を運営する紀伊乃国屋グループは、房総エリアで個性豊かな宿づくりを続けています。そしてこの夏には、日本酒をテーマにした新たな宿「THE SAKE RYOKAN いっぺ」がオープン予定。
美しい海や温泉はもちろん、食やお酒など、房総ならではの魅力を味わう旅へ。次の休日は、少し足を延ばして訪れてみてはいかがでしょうか。
楽天トラベル
じゃらん
Yahoo!トラベル
一休.com
JTB
るるぶトラベル
PICKUP
おすすめレストラン
レストラン
大阪府
喫茶 水鯨
大阪・阿波座の旧川口居留地に建つレトロな洋館。その一角にあるのが「喫茶 水鯨」です。向かいにはステンドグラスが美しい日本聖公会川口基督教会聖堂があり、このエリアはレトロ建築好きにも知られるスポットです。
実はこのお店、石川県金沢市で約50年にわたり愛された純喫茶「珈琲館 禁煙室」の内装や家具、照明を受け継いで生まれました。重厚な扉、色鮮やかなステンドグラス、クラシカルなソファやペンダントランプ。その多くが金沢から移築されたものです。
「街から消えゆく喫茶店を残したい」という店主の想いから始まった水鯨。コーヒーにも強いこだわりがあり、ガス火による直火焙煎で丁寧に仕上げられた一杯は、しっかりとしたコクと苦みがありながら後味はすっきり。
朝の静かな店内で味わうモーニングはもちろん、どこか懐かしさを感じるプリンアラモードも人気です。旅先で少し早起きして訪れたくなる、そんな一軒です。
レストラン詳細
Google Map
食べログ
ぐるなび
PICKUP
旅行に便利なグッズ
おすすめグッズ
Gear Aid|ヒーロークリップ
旅先で意外と困るのが、「バッグを置く場所がない」という場面。 カフェのテーブルやホテルの洗面所など、床に置きたくない時に活躍するのがカラビナ型フックの「ヒーロークリップ」です。
一見するとカラビナですが、実は回転式のフックを内蔵した多機能アイテム。バッグの持ち手に取り付けておけば、テーブルや手すり、棚などにサッと掛けられます。
S字フックやバッグハンガーとしても使え、シーンを選ばず活躍。使わない時はコンパクトに折りたためるため、荷物の邪魔にもなりません。
折りたたんだ状態では一般的なカラビナとして使用できるうえ、ミニサイズで耐荷重18kg、ミディアムサイズで耐荷重27kgと十分な強度も備えています。
旅先はもちろん、日常のお出かけやアウトドアでも頼りになる、ひとつ持っておくと便利なアイテムです。
で見る
楽天市場
Yahoo!
ショッピング
PICKUP
旅前・旅ナカで読みたい本
日日是好日
著:森下 典子
お茶のお稽古を通して、季節の移ろいや日々を丁寧に味わうことの大切さを描いたエッセイ。
就職への不安や失恋、父との別れ――人生のさまざまな出来事を経験しながら、著者は25年にわたりお茶と向き合います。そのなかで見えてきたのは、「今、この瞬間を味わうこと」の尊さでした。
春の風、夏の雨、秋の月、冬の静けさ。何気なく過ぎていく一日も、その時にしか出会えない特別な時間だと気づかせてくれます。
旅もまた同じかもしれません。有名な観光地を巡るだけでなく、その土地の空気や季節、人との出会いを感じることで、旅の思い出はより深く心に残ります。

作中には、こんな言葉もあります。
「会いたいと思ったら、会わなければいけない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう。幸せな時は、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。それがたぶん、人間にできる、あらんかぎりのことなのだ。」

そんな言葉のように、いつもの景色や旅先の時間を少しだけ丁寧に味わいたくなる一冊です。
Amazon
Kindle
楽天ブックス
PICKUP
旅前に見たい映画
ストレイト・ストーリー(1999)
実話をもとにしたロードムービー。 主人公は73歳のアルヴィン・ストレイト。長年疎遠になっていた兄が病に倒れたことを知り、「もう一度会いたい」という思いから旅に出ます。しかし、運転免許を持たない彼が選んだ移動手段は、なんと芝刈り機。時速わずか8kmほどの小さな乗り物で、アメリカ中西部を横断する約500kmの旅が始まります。
旅の途中で出会うのは、特別な誰かではなく、どこにでもいる人々。道端で語らう若者、家族の悩みを抱える人、同じように人生を歩んできた旅人たち。アルヴィンは彼らとの何気ない会話を重ねながら、少しずつ目的地へと進んでいきます。
派手な展開や劇的な演出はありません。けれど、ゆっくり進むからこそ見えてくる景色や、人との出会いの尊さがあります。急ぎがちな毎日の中で忘れてしまいそうな、大切なことをそっと思い出させてくれる作品です。
次の旅では、目的地だけでなく、その道中や偶然の出会いも楽しんでみたくなる。そんな温かな余韻が残る一本です。
おすすめ映画
Prime Video
U-NEXT
PICKUP
全国から秀逸なお土産をチョイス!
お土産イメージ
東京都
AUDREY|グレイシア
東京駅や百貨店で行列ができることでも知られるAUDREY(オードリー)の「グレイシア」。 花束のような愛らしい見た目が印象的で、東京土産として高い人気を集めています。
サクッと軽いラングドシャで、甘酸っぱいいちごとミルキーなクリームを包み込んだ一品。 見た目の可愛らしさだけでなく、口に入れた瞬間に広がるいちごの香りとやさしい甘さも魅力です。
オンラインショップ(不定期)
で見る
〜旅がさらに好きになる〜
連載旅コラム
── 行事を入り口にする、新しい沖縄旅のつくり方

日本中を見渡しても、沖縄のように伝統行事が今なお受け継がれている地域は多くないでしょう。
その背景の一つとして、現在も旧暦が生活に深く根付き、季節の節目や年中行事の多くが旧暦や二十四節気を基準に営まれている点が挙げられます。
漁業や農業が盛んな沖縄では、月の満ち欠けと自然の営みが重なる旧暦のほうが、実際の暮らしに即した暦として機能してきたようです。
また、「ニンガチカジマーイ(二月風廻り)」(旧暦2月頃、低気圧や前線の影響で天候が急変し、風向きが大きく変わる現象)、「ウリズンペー(うりずん南風)」(旧暦2月から3月頃、新緑の季節に吹く暖かく湿り気を帯びた南風)、「カーチーベー(夏至南風)」(梅雨明けを告げる、南から南西に吹く強い季節風)など、風に名前を与えながら季節の移ろいを捉える風習も見られます。こうした感覚は、沖縄の自然観と暮らしの知恵を、風のかたちで今に伝えています。
これらの行事の多くは、観光客でも見学可能で、沖縄の風習に触れるきっかけになります。

旧暦の伝統行事から見えること
こうした季節ごとの行事は、多くの場合「拝み」から始まります。祖先や自然、土地の神々に祈りを捧げ、行事の無事や五穀豊穣を願い、感謝を伝えます。その背景を少し知るだけで、旅は単なる観光を超えて、時空や文化に触れる体験へと変わっていきます。
年間を通した代表的な伝統行事をご紹介しますね。次の旅の計画に、ぜひ役立ててみてください。

1月(旧正月)
沖縄では、旧正月を一年の始まりとして重んじる地域がまだまだ存在します。旧暦12月31日にあたる大晦日は「トゥシヌユール」と呼ばれ、一年を無事に過ごせたことへの感謝を込めて、仏壇や火の神(ヒヌカン)に豚肉や昆布などのご馳走を供えます。
特に漁師町である糸満市の糸満漁港では、カラフルな大漁旗を掲げて航海安全や豊漁を祈願する風習があります。旧正月前の各地の市場やスーパーには大きな特設コーナーが設けられ、沖縄の郷土料理が詰まったオードブルが並び、新年を迎える準備の空気に包まれます。売り場でたちまち売れていく惣菜コーナーもある意味、沖縄観光と言えるかもしれませんね。
2027年の旧正月は2月6日。糸満の旧正月は、ぜひ一度、訪れてみてほしい行事です。

3月(浜下り・サングヮチャー)
旧暦の3月3日に行われる「浜下り」は、女性が海辺で身を清め、穢れを海に流すとされる行事です。潮の満ち引きに合わせて行われ、干潮時には潮だまりの生き物や浜辺で過ごす人々の様子が見られます。
うるま市の平安座島では、この時期に「サングヮチャー(旧暦3月3日〜5日)」が開催されます。海の彼方の理想郷とされる「ニライカナイ」に向けて豊漁と安全を祈る祭祀で、地域の子どもたちが巨大な魚の神輿を担ぐ道ジュネー(みんなで歩く)が行われます。
行列は集落を抜けて海へと続き、干潮の浅瀬を何百人もの人々が列をなして沖へと進んでいきます。足元に海水を感じながら、神輿や供物を携えて一斉に沖合のナンザ岩を目指します。到達後は御神酒や米、タコ、果物などの供物を捧げて拝みが行われます。
今年、初めてサングヮチャーに参加した私。皆が一同にナンザ岩を目指し、陸と海、人々が一体となるその様子は、言葉を失うほど神々しく、本当に感動しました。
2027年のサングヮチャーは、4月9日から11日にかけて実施される予定です。

5月(ユッカヌヒー/ハーリー)
旧暦5月4日の「ユッカヌヒー」、南部・糸満の漁港では、豊漁と航海安全を祈る「糸満ハーレー(爬龍船競漕)」が行われます。
この祭りは、「拝みに始まり、拝みに終わる」といわれます。朝、漁港を見下ろすサンティンモー(山巓毛)の丘で、ノロ(神事を司る巫女のような存在)と各ムラの代表が集まり、四方の神へ祈りを捧げます。祈りを終えると、港へ向けて大きな旗が振り下ろされ、最初の競漕「御願バーレー」が始まります。
勇壮な競漕に加え、アンマーたちや地域の人々が太鼓を打ち鳴らし、歌い踊りながら声援を送る光景も特徴です。観光客が参加できる競技もあり、会場は多くの人でにぎわいます。
競漕の後も祈りは続きます。結果が出ると、字糸満の氏神である白銀堂へ赴き、報告とともに各ムラのハーレー歌を奉納します。勝敗だけでなく、こうした祈りの連なりにこそ、この行事の本質があり、地域が一つになるその瞬間に立ち会えます。
見学するなら、朝のサンティンモーから始まりの場面に立ち会うのがおすすめです。丘の下には駐車場も整備されています。
2027年は6月上旬から中旬にかけての開催が見込まれます。沖縄では「糸満ハーレーの銅鑼が鳴ると梅雨が明ける」とも言われ、競漕の合図として響く音は、季節の移ろいを感じさせるものでもあります。実際の梅雨明けは年によって前後しますが、この頃には日差しが強まり、一気に夏へと変わっていきます。
周辺のお店はだいたい臨時休業なので、ランチの計画を立てておくのがおすすめです。

6月23日 慰霊の日
6月23日は、沖縄戦の組織的戦闘の終結に由来する「慰霊の日」です。県内各地で追悼式が行われ、正午には沖縄全土でサイレンとともに黙祷が捧げられます。
この時期に沖縄を訪れるなら、本島南部、特に糸満市周辺の戦跡や慰霊碑を巡る時間を持ってみてはいかがでしょうか。
平和祈念公園の「平和の礎」には、沖縄戦で亡くなった人々の名前が刻まれており、その数は今もなお更新され続けています。また、ひめゆりの塔をはじめとする各地の慰霊碑には、地域や部隊ごとの記録が刻まれ、それぞれの記憶を今に伝えています。
沖縄では、刻まれた名前そのものに霊が宿るという感覚が根強くあります。遺族がその名に花を手向け、手を合わせる姿は、戦争が過去の出来事ではないことを教えてくれます。 この日は祝日ではなく「休日」として定められており、県内の学校の多くはお休みになります。
修学旅行で訪れた記憶のある方も、大人になった今、改めて向き合うことで見えてくるものがあるはずです。私自身、訪れるたびに、さまざまな思いが胸に広がります。

8月 旧盆エイサー
旧盆は、祖先の霊を迎えて、送り出す沖縄の重要な年中行事で、三日間にわたって行われます。初日をウンケー(お迎え)、中日をナカヌヒー、最終日をウークイ(お送り)と呼び、各家庭では仏壇に供物を供え、親族が集まって手を合わせます。家族の営みであると同時に、地域全体で祖先と向き合う時間でもあります。
夜になると、各地でエイサー(念仏踊り)が行われます。太鼓の音に合わせて若者たちが踊りながら集落を巡るエイサーは、祖先の霊を慰め、あの世へ送り出す役割を担っています。
とりわけ沖縄市をはじめとする中部地域ではエイサーが盛んで、旧盆の時期、主にウンケーとウークイの夜には、青年会を中心とした担い手たちが、地域ごとに受け継がれてきたリズムや所作を守りながら、家々の前や集落の要所を巡ります。この巡行は「道ジュネー」と呼ばれています。
観光向けに開催される「沖縄全島エイサーまつり」などとは異なり、旧盆のエイサーは地域行事のため、詳しい日程や巡回ルートが広く公開されないことも少なくありません。開始時間や巡回ルートが年によって変わることもあるため、事前に地域の市役所や公民館へ問い合わせるのがおすすめです。
コロナ禍の影響で中断したまま再開していない地域もあり、担い手不足や世代交代といった課題もあります。それでも、旧盆の道ジュネーは沖縄の夏を象徴する風物詩です。
2026年の旧盆は8月25日から27日。この時期に沖縄を訪れるなら、夜8時ごろ、ぜひ集落で耳を澄ませてみてください。どこからともなく聞こえてくる太鼓の音の先に、道ジュネーの姿があります。

8月(ウンジャミ/海神祭)
旧暦7月から8月にかけて行われるウンジャミ(海神祭)は、海の神を迎え、豊漁や航海の安全を願う、沖縄の代表的な海の行事。
主に漁村で受け継がれていて、地域ごとに内容や雰囲気も異なります。中でも大宜味村塩屋で行われる「塩屋湾ウンジャミ」は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。塩屋は、本島北部・やんばる地域に位置し、海と集落、背後の山々が近い距離でつながる自然豊かな集落です。
ウンジャミでは、女性神職であるノロを中心に、御嶽(うたき)や海辺でさまざまな儀礼が行われます。ハーリー(爬龍船競漕)も行われ、海とともに生きてきた地域文化を感じることができます。
ウンジャミは地域の大切な行事のため、一般公開されない場面や、見学範囲が限られる場合もあります。訪れる際は、事前に確認して、地域の雰囲気を大切にしながら見学しましょう。
やんばるを訪れるならぜひ宿泊を! 小さな生物の気配を感じられる朝と、漆黒の闇や夜空を埋め尽くす輝く星たちも堪能してください。
朝・夕のドライブの際はくれぐれもロードキル(野生動物が車にはねられて死亡すること)に注意してくださいね。

9月(十五夜)
旧暦8月15日の十五夜は、月を愛でながら自然の恵みや祖先に感謝する沖縄の行事です。
観光で訪れるなら、首里城公園で行われる「中秋の宴」がおすすめです。琉球王朝の宮廷文化をもとにした舞踊や儀式が再現され、月を愛でる文化を視覚的に楽しめます。 一方、集落では見事な獅子舞が人々を魅了します。
この時期の象徴が「フチャギ」です。小豆をまぶした餅で、甘くない素朴な味わいが特徴。もともとは供物として供えられ、行事のあとに家族で分け合って食べられます。市場やスーパーに並び始めると、ああ、その季節が来たのだと実感できます。
十五夜の夜は、東の空が開けたホテルを選ぶのがおすすめです(満月が見えるか、事前にホテルへ確認を)。客室やテラスから眺める大きな満月は、沖縄の十五夜を身近に感じられるひと時になるはずです。
2026年の旧暦八月十五夜(中秋の名月)は、新暦の9月25日です。

10月(種子取祭)
八重山諸島でも、農耕や自然への祈りと結びついた祭祀が、暮らしの中に根付いています。
竹富島の「種子取祭(タナドゥイ)」は、五穀豊穣を祈願する竹富島最大の祭り。旧暦9月から10月にかけて約10日間にわたって行われ、神事のほか、狂言・舞踊・組踊など多彩な奉納芸能が披露されます。演じるのは島の人たち自身。 地域が一体となり、世代を超えて受け継がれています。
石垣島の「四箇村豊年祭(プーリィ)」は、大川・石垣・登野城・新川の四地区で行われる豊年祭です。五穀豊穣への感謝と翌年の豊作を祈る行事で、旗頭の行列や奉納芸能、地区ごとの競い合いが見どころ。
この他、西表島や黒島など各島でも豊年祭が行われていて、内容や形式は島ごとに異なります。どの祭りにも共通しているのは、見せるためだけではない空気感。 いずれも地域の祭祀として営まれているため、訪れる際は事前に日程や見学の可否を確認するのがおすすめ。
離島ではぜひ一泊以上してほしいところ。 行事そのものだけでなく、その時期ならではの集落の賑わいや、食文化、どこか懐かしい昭和の面影を残した風景に出合えるはずです。

あなたの好奇心のタネは見つかりそうですか?

【覚えておきたい沖縄言葉】
うとぅいむち
「おもてなし」の意味。 形式的なサービスではなく、相手の状況や関係性に応じて自然に差し出される心配りを指す。地域社会の中で培われた感覚。
権アイコン 権 聖美
沖縄在住の編集者・ライター。J-TRIP発行のKindle版ガイドブック『日常におきなわを』編集長。移住をテーマにした全国誌の元編集長、琉球・沖縄の時代と世代をつなぐ知的好奇心マガジン『モモト』元編集長。沖縄県宜野湾市にて、焼きドーナツのお店「HYGGE」を営む。現在、「好奇心のタネを見つけ、深める旅。沖縄のローカル、一緒に行こう」をコンセプトにした「LOCO DOCO OKINAWA」準備中。コンテンツ制作とともに同行ガイドをスタートさせる予定
HYGGEオンラインショップ
連載4コマ漫画
第23回
旅行の最終日は切ない
4コマ漫画
連載動画
MAIL MAGAZINE
第12回
散歩の達人による旅
僕旅動画
──散歩は最も小さな旅「日常に発見を見つける力」
雑誌『宝島』の名物投稿コーナー「VOW」の編集者・渡辺祐、そして『孤独のグルメ』原作者・久住昌之が登場。 街を歩けば、発見と笑いと少しの哲学。さて、今回はどんな“散歩の旅”になるのでしょうか。
次回、第13回は6月26日に配信します。
YouTubeで動画を見る
動画バックナンバー>
今月のプレゼント
プレゼント
mont-bell トラベルサンブロックアンブレラ
3名様
夏の旅行で体力を奪うのが、強い日差し。 mont-bellの「トラベルサンブロックアンブレラ」は、高い遮熱効果とUVカット性能を備えた人気の晴雨兼用傘です。
沖縄のビーチや観光地巡り、テーマパークでの待ち時間など、日陰が欲しい場面で大活躍。折りたたむとコンパクトなので、旅先へ気軽に持ち運べます。
今年の夏旅を快適に楽しんでいただけるよう、3名様にプレゼントいたします。
応募期限 6月30日 23:59まで
当選通知 7月10日 12:00頃
※応募前に必ず キャンペーン規約 をご確認ください
LINEでプレゼントに応募する
スマホからアクセスしてください
お客様の声
愛知県・E.F様 キャンセル実質無料をぜひ続けてほしいです。安心感があります。
スタッフからのコメント
E.F様、この度はご利用いただき、また嬉しいお言葉をお寄せいただき誠にありがとうございます。
キャンセル料が実質0円になる「安心キャンセルサポート」が旅行のご予約時の安心につながったとのこと、大変嬉しく拝見いたしました。
旅行は楽しみな反面、急な予定変更や体調不良、天候など、予期せぬ事情でキャンセルを検討しなければならないこともあります。そうした際に、少しでも安心してご予約いただけるようご用意しているサービスですので、このようなお声をいただけることは大きな励みになります。
今後も皆さまに安心して旅行を計画していただけるよう、サービスの充実に努めてまいります。これからもジェイトリップをよろしくお願いいたします。
福島県・K.M様 初日に飛行機が飛ばない可能性がありましたが、LINEで丁寧に回答いただき、不安な状況の中でとても安心しました。事前メールでも現地状況を丁寧に案内いただきました。ただ、宿はチェックイン時の準備不足や留守中の荷物対応があり、あまりおすすめできないと感じました。
スタッフからのコメント
K.M様、この度はご利用いただき、また貴重なご意見をお寄せいただき誠にありがとうございます。
悪天候による運航への影響が懸念される中、不安なお気持ちでご出発を迎えられたことと存じます。そのような状況の中で、LINEチャットサービスでのご案内や事前のご連絡がお役に立てたとのお言葉をいただき、大変嬉しく拝見いたしました。
一方で、ご宿泊先ではチェックイン時の準備やお荷物対応においてご不便をおかけし、ご期待に沿えなかったことを残念に思っております。
いただいたご意見は真摯に受け止め、今後のホテル選定やサービス向上の参考とさせていただきます。
これからも安心してご旅行をお楽しみいただけるよう努めてまいりますので、今後ともジェイトリップをよろしくお願いいたします。
ここまでお読みいただきありがとうございます。皆さまからの率直なお声は、メルマガをさらに 「分かりやすく」「役立つ」内容へ進化させる⼤切なヒントとなります。 ご協⼒いただいた皆さまのお声は、次のご旅行をより快適で楽しいものにするために⼤切に活かしてまいります(所要時間/1分)。
アンケートに協⼒する
編集後記
いつもメールマガジンをご愛読いただきありがとうございます。
スーパーで青梅を見かける季節になりました。毎年この時期になると、梅シロップや梅酒づくりに挑戦される方も多いのではないでしょうか。梅を洗い、ヘタを取り、瓶に詰める。作業自体はとてもシンプルですが、不思議と気持ちが落ち着きます。
筆者は毎年梅を漬けていますが、いつも思うのが「今年こそたくさん漬けよう」と張り切っても、気づけば一年も経たないうちになくなってしまうこと。
最近はスーパーで梅干しを見るたびに、「ずいぶん高くなったなあ」と感じることがあります。でも、自分で漬けてみるとその理由もよく分かります。手間も時間もかかりますし、天気を気にしながら作業することも少なくありません。
だからこそ、出来上がった梅干しには不思議な愛着があります。
梅干しに限らず、昔から受け継がれてきた保存食には、その土地の気候や暮らしの知恵が詰まっています。旅先でも、その土地ならではの保存食や郷土料理に出会うことがありますが、作り手の苦労や季節の営みに思いを巡らせると、いつもの食事とはまた違った味わいがあります。
これから本格的な夏がやってきます。暑さに負けないよう、今年も梅干しの力を借りながら元気に過ごしたいと思います。
編集:J-TRIP編集部(2026-6-12)
過去に配信したメルマガのバックナンバー >
 
J-TRIP
 
 
会社案内
旅行業登録票
個人情報保護について
旅行業約款・条件
X YouTube Facebook Instagram LINE
発行元: 株式会社ジェイトリップ
東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟28階
© JTRIP Co.,Ltd. All Rights Reserved.