沖縄での11月といえば、夏から冬へ切り替わる時期。沖縄では秋という季節感があまり存在しません。今日は暑いのか寒いのかどっち!?  そんな朝を迎えるのが11月の沖縄です。

そんな中、2016年11月12日〜13日に那覇市の国際通り沿いにある、さいおんスクエアの牧志駅前広場にて「ハイサイちゃんぷる~ビアフェスティバルⅣ」が開催されました。
ハイサイちゃんぷる~ビアフェスティバルⅣ
今年で4回目を迎えるこのイベントは、大手ビールメーカーや県内外のクラフトビールが一堂に会し、沖縄の人気グルメも出店。

ビールを飲んでつまみ食べて、またビールを飲んでの繰り返し。ビール好きはもちろん、国際通りを通りすがる人達も自然と吸い寄せられ、沖縄グルメをつまみにクラフトビールを堪能していました。
ビールサーバー
沖縄のクラフトビール

年に一度しか飲めない味!沖縄県外からも続々と出店

沖縄県外のお店も登場!ビールは注ぎ方で味が変わると、6パターンの注ぎ方でビールを提供する広島県のビール注ぎ名人の重富さんを紹介します。
ビール注ぎ名人の重富さん
2回目の参加となる「ビールスタンド重富」は、戦前から地元でビールを販売する広島県の重富酒店が運営し、店のコンセプトは「広島を元気にする生ビールを提供し、そのノウハウを地域の飲食店に広める」こと。
本日のビールメニュー
今回のイベントでは、1962年製のビールサーバーに最新版のスウィングカラン(蛇口)を取り付け、6パターンの注ぎ方でキリンラガーを販売していました。

メニュー表には、壱度注ぎ、弐度注ぎとあり、参度注ぎやマイルド注ぎは3分間かかると書いてあります。よく見ると「泡のみ」で250円とも。えっ?泡のみですか!?

そんな斬新な飲み方もあるようです。
ビールを注いでいる様子
同じビールでも注ぎ方で味が変わることを説明しながら実践販売する重富さん。キリンラガーを飲み比べする人達から「参度注ぎの味がやばい」との声が聞こえてきて、それはもうおいしそうに飲んでいました。

■ビールスタンド重富
住所:広島県広島市中区銀山町10-12
☎︎082-244-4147
HP:http://sake.jp/
4種類のビール
東京の「Far Yeast Brewing」は、4種類のビール(東京ブロンド、東京ホワイト、ファイナルカットセッションエール、アメリカンゴールデンエール)の飲み比べができるテイスティングセットを販売。
Taste of Okinawa
同ブースでは、「Taste of Okinawa」がフィッシュ&チップスやスイートポテトフライなどのおつまみを販売。この店は、2016年9月那覇市壷屋にオープンしたばかりで、沖縄の食材と県内外のクラフトビールを提供しています。外国人向けの料理体験スタジオも開いているのだとか。

■Far Yeast Brewing
住所:東京都港区六本木4-10-11 小田切ビル3F
お問い合わせ:http://faryeast.com/contact/
HP:http://faryeast.com/far-yeast/

■Taste of Okinawa
住所:沖縄県那覇市壺屋1-6-21
☎︎098-943-6313
HP:https://tasteof.okinawa/

沖縄のクラフトビールも登場!季節限定ビールもあった

チャタンハーバーブルワリー
自社のクラフトビール醸造所を構え、北谷町で営業する複合型シーサイドブルワリーレストランの「チャタンハーバーブルワリー」が出店していました。
6種類のオリジナルクラフトビールのビールサーバー
今回のイベントでは、6種類のオリジナルクラフトビール(ラガー、ヴァイツェン、ペールエール、インディア ペールエール、スタウト、タンカン)を販売。柑橘系のフルーティーな味わいの「タンカン」は季節限定で、他のオーソドックスな5種類のビールならば常時、北谷の店舗でも味わえます。
チャタンハーバーブルワリーのスタッフさんたち
■チャタンハーバーブルワリー
住所:沖縄県北谷町字美浜53-1
☎︎098-926-1118
HP:http://www.chatanharbor.jp/
BEER☆PARA—DINING—のオーナー
何でしょうか、そのメガネは!?な賑やかな装いのオーナーがいる那覇市真嘉比の「BEER☆PARA—DINING—」へ。

実店舗で世界のドラフトビールやボトルビールが飲めるだけあり、イベント時もビールの種類が半端なく、ベルギー産の樽生ビールのベルビュークリークやレフブロンド、ドイツ産、イギリス産、オーストラリア産などなど……のビールが登場。

ドイツのミュンヘンのブランド「CREW Republic(クルーリパブリック)」のボトルビール「FOUNDSTION 11(ファウンデーションイレブン)」は、なかなか味わえないため、貴重!とオーナーからオススメされました。

「おいしいビールと笑顔」をモットーに、世界のビールが飲める那覇のビアダイニングです。
BEER☆PARA—DINING—
■BEER☆PARA—DINING—
住所:沖縄県那覇市真嘉比357-8
☎︎098-886-8989
ブログ:http://beerparadining.ti-da.net/

串焼き、唐揚げ、中華…などなど沖縄のグルメ店をご紹介

アラコヤ(新小屋)
那覇市の栄町市場付近にある、もつ焼き&もつ煮込みが人気との噂を聞きつけ、まずはの居酒屋の「アラコヤ(新小屋)」へ。
もつの串焼き
目の前で焼かれているもつの串焼きを見て「はあー早くビールが飲みたい……」とはやる気持ちを押さえつつ、もつ焼き3本盛りを注文。

実店舗では、もつ焼き&もつ煮込みの他、シャルキュトリー(食肉加工品全般の総称)に力を入れていて、ハムやサラミなどの加工品も提供しているそうです。

■アラコヤ
住所:沖縄県那覇市安里388-10
☎︎098-882-3034
HP:http://arakoya.ti-da.net/
齊華房(さいかぼう)
那覇市首里にある本格的な中華料理の「齊華房(さいかぼう)」。前菜として人気のメニュー「四川名物よだれ鶏」や「茄子とひき肉の四川麻辣だれ」などの料理を引っ提げて、生つばゴックンな艶やかな油のテカリに目が釘付けとなり、瞳孔全開でガン見するほど興奮気味の筆者でした。

「四川名物よだれ鶏」を食べた後の感想は、「辛い!おいしい!でもやっぱり少し辛い!」。その後は、沖縄の中華料理屋ランキングに勝手にインプットされました。
四川名物よだれ鶏

■齊華房
住所:沖縄県那覇市首里汀良町3-101-1
☎︎098-943-5466
Facebookページ
「からあげ酒場パリパリ」の鶏の唐揚げ
グツグツと高温の油の中で揚げられている「からあげ酒場パリパリ」の鶏の唐揚げ。1個ずつが大きくて見るからにおいしそうなんです。

揚げたてをこのまま食べることもでき、ソースのトッピングも可能。琉球タルタル、島ネギ中華、うちなー黒酢、和風おろし……と、このソースのバリエーションに病みつきになりそうな予感がしました。

今回のイベントでは唐揚げの販売だけでなく、那覇のスパイスカレー屋「Gokarna(ゴカルナ)」とのコラボで、唐揚げをトッピングしたカレーも販売。迷った挙句に、島ネギ中華ソースの唐揚げとカレーを両方ともお買い上げ。

「また行く、実店舗に必ず行く」との決意を胸に完食しました。ぜひまたカレーと唐揚げのコラボを料理を食べたいところです。(希望的観測)
唐揚げをトッピングしたカレー
■からあげ酒場パリパリ
住所:沖縄県那覇市宇栄原3-28-1
☎︎098-857-0909
Facebookページ

■Gokarna(ゴカルナ)
住所:沖縄県那覇市楚辺1-1-2
☎︎098-855-5558
ブログ:http://spicecurry.ti-da.net/
焼き牡蠣
北海道から参加した「五坪」は、北海道の厚岸産の焼き牡蠣を販売し、ムール貝のバター焼きもあり。「舟盛り居酒屋 北海道らむ亭」は北海道名物のジンギスカンを販売していましたが、店舗は那覇市内にあるのだそうです。

クラフトビールとグルメをまとめて時短で堪能できるイベントが素敵過ぎる。

混雑し過ぎず、すぐに購入できるほど良い規模が利用しやすい印象でした。ただし、すべてが屋外会場なので悪天候時、逆に暑すぎたりすると……どうなるのでしょうか。まだまだ今後に向けて課題が残されているようです。
グルメ
から揚げやモツの串焼きなど

そこで、このイベントを企画・運営する中の人に話を聞いてみた

2013年から開催し、今回で4回目を迎えた「ハイサイちゃんぷる~ビアフェスティバルⅣ」。毎年11月に那覇市の国際通り沿いの「さいおんスクエアの牧志駅前広場」にて行われています。

2015年の第3回目から株式会社フラッグが主催し、ビールブロガーのタカバシショウヘイさん(株式会社フラッグ)とダイニングバー やまぐすくの山城忠志さんが実行委員を担当。今回はイベント当日に中心となって動いていた株式会社フラッグの奥間さんに話を伺ってきました。
株式会社フラッグの奥間さん
出店者のチョイスは、どのようにしてるのでしょうか?
ビールブロガーでもあるタカバシが、県内で新たに発見したおいしいグルメ店やクラフトビールの店、日頃通っている好きな飲食店に積極的に声をかけていきました。

今後も沖縄のクラフトビールの店を含めた飲食店の皆さんとこのイベントを盛り上げていきたいので、出店数を増やしてイベントの規模を少しずつ拡大していきたいと思っています。

ですので、県内のクラフトビールを扱うお店やグルメ店を絶賛募集中です!笑

ビールを販売する上で、何か大変だったことはありますか!?
クラフトビール
屋外のイベントなのでビールの品質管理が大変でした。どのようにしたらビールの品質が保てるのか、どこでクラフトビールを冷蔵保存するのか。冷たいビールが主流の日本では冷蔵保存できる環境を維持することが大切です。
冷蔵車
今回は、ヘリオスファームさんなどの冷蔵車にご協力いただき、各出店者のビールを入れてもらいました。「うちの冷蔵車も使っていいよー」と出店者さんから協力してもらえるのが本当にありがたかったです。

会場には大きい駐車場がないため、大きなトラックを停められないんですね。だから販売できるビールの量に限りが出てしまいます。イベントの規模を拡大していくことを考えると、これは今後の課題ですね。

今回のイベントでは、琉球プロレスの試合観戦もできましたね?
「ビールをどうやって楽しもうか!?」と企画を考えていた時に、プロ野球を観戦する時ってビール飲むよねと。何かを観戦しながらビールを楽しむ方法もある。この広場のスペースで考えると「プロレスはどう?」との話が出て「おお。プロレスいいね、プロレス!」となったんです。笑

プロレス×ビアフェスのコラボは、世界的にも類を見ず、沖縄で初めての開催になるかもしれない!と最後はタカバシの熱意に動かされて、プログラムが決まっていきました。
琉球プロレス
その結果、このプロレスが好評だったんですよ。試合後は、リングの上で子ども達が遊んでる姿を見てこういうのも良いなって思いました。

イベント開催の準備は、いつ頃からスタートしてるのでしょうか?
細かい準備は3カ月前からですが、さいおんスクエアさんとは、それ以前から打合せを重ねていました。

うちの会社は映像制作の会社なので、沖縄オフィスでイベントの企画・運営をするのはこれが初めてたったんです。イベントを通して出店者とともにずっと一緒に成長していきたいとの思いがあったので、第1回目と第2回目のノウハウを参考に、カタチにしていきました。

おいしいクラフトビールと飲食店を集めよう!とお店に声をかけていき、どれだけ集客できるのかも焦点となりました。飲食店の宣伝も兼ねてイベントの認知度を広めていきたくて、いろんなメディアに情報発信の協力をお願いしました。

このビアフェスは、県内のクラフトビールが飲めて県内のグルメが味わえる。そこに県外のビールやグルメも楽しめて、一度に色んな味を楽しめるイベントです。

だから「ちゃんぷるー」なんです。そして、イベント名にも「ちゃんぷる〜」と。笑(ちゃんぷるーとは、沖縄の方言でいろんなものを混ぜ合わせることを意味します)

ビアフェスの開催前に出店者の決起会を開催し、人気の飲食店が集まって店同士のコミュニケーションが生まれたのも嬉しかったですね。

そんな話を奥間さんが語ってくれました。

「ハイサイちゃんぷる~ビアフェスティバル」で味わえるおいしいビールとおいしい食べ物。来年もまた少しずつイベントの規模を拡大していくそうなので、「我こそは!」と思うクラフトビールやグルメ店の方、イベント出店の申込みを絶賛募集中!ですよ。

スマートポイント

世界のビールを輸入している店、自社のビール工場でクラフトビールを製造している飲食店、そしてビール注ぎ名人まで登場!沖縄のこだわりのビールが一度に会し、いろんな味が楽しめます。

国際通りに面しているので観光客にも行きやすい場所。11月の沖縄イベントを探している人やビール好きの方は、要チェック!

屋外のイベントなので天候に左右されるところはありますが、暑過ぎず寒過ぎずな11月の沖縄で、浴びるほどビールが飲めて爽快な気分になれます。

J-TRIP沖縄ツアー
ライターアイコン

ライターのオススメ

毎年11月に開催する「ハイサイちゃんぷる~ビアフェスティバル」は、1日中ビールを飲み続けたいビール好きの人が楽しいのはもちろん、海外ビールや貴重な銘柄が登場し、注ぎ方による飲み比べやテイスティングセットも販売しているので、ビールの奥深さを知ることができ、単純にビールを楽しめる、酒好きよ集まれ!な沖縄のビアフェスです。

Writer : miya-nee(みやねえ)

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JTBの元ツアーコンダクター。現在はライターをはじめとして、Web講師、カメラマンなどと多岐にわたる仕事に取組む。

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