「那覇のディープスポット」と呼ばれる場所・桜坂。国際通りから一本入った坂道周辺に広がる昔からの歓楽街です。
桜坂
「桜坂通り」という急な坂道の周辺には桜坂劇場や小さな飲食店などがひしめき合い、雑多な雰囲気は今でも健在ですが、最近ではとてもおしゃれで、こだわりを持つレストランが急増中。

そんな発展目覚ましい桜坂に2016年の夏にできたばかりのお店が「プチマルシェ」です。
プチマルシェ入り口

こんな所にフレンチレストランが!

プチマルシェのある場所は、桜坂劇場のちょうど向かい側の建物の、さらに奥。
小さな看板
何も知らないと確実に通り過ぎてしまいそうな場所ですが、坂道沿いに小さな看板がかかっているので、それを目印に。
おしゃれな建物
坂道を曲がると、できてまだ間もないであろうきれいな、そしておしゃれな建物が突然姿を現します!

桜坂は那覇の中でもかなり雑然とした飲み屋街で、国際通りに飽きた「沖縄旅行のリピーター向け」の場所。
なぜこのような場所に、このようなスタイリッシュなお店ができたのでしょうか…?大きな疑問を抱えながら、お店の扉を開いてみました。

まるで都会のオアシス。大きな庭の広がるフレンチレストラン

店内
店内に入ると、まず目に飛び込んだの大きな窓。そして、その向こうに広がる庭でした。
庭
プチマルシェのある場所は国際通りから近く、那覇の中心ともいえる場所。そんな都会の真ん中で、このように大きな庭のあるお店はそうそうありません。

あのしゃれた外観と、この静かな美しい庭。周辺の雑多な雰囲気をまったく感じさせないこのお店、ますます気になります。

プチマルシェを支える若きフレンチシェフ

「なぜこの場所に、こんな素敵なお店を?」この疑問に答えてくれたのは、プチマルシェを切り盛りするシェフ、日野明快(あきやす)さん。
シェフの日野明快(あきやす)さん
「たまたまここにいい物件が見つかったから。ただそれだけなんですよね(笑)」何か深い理由があるのでは?と勝手に考えていたところに何ともシンプルな答えが。

もともと日野さんは、鳥取県のフランス料理店で経験を積んできたシェフ。沖縄には特に縁もゆかりもなく、たまたま仲が良かった沖縄好きのオーナーに誘われ、この地に店を構えたそうです。「来てみたら周りの人に『ずいぶんディープな場所にお店出すね、っていわれて(笑)」今では、この場所の親しみやすい雰囲気がすっかり気に入ったそうです。

沖縄のおいしいフランス料理は、県産食材を制してこそ!

沖縄でフランス料理店を出すからには、他の土地ではできないものをやりたい。そして、沖縄のフランス料理の質を上げたいと、日野さんは考えました。「沖縄で食べられるフランス料理に、納得がいかなかったんです」まず日野さんがしたことは、食材を徹底して吟味することでした。
沖縄食材
「この豆は、首里で作っている大豆の芽なんですよ。あまりスーパーには出回りませんが、とてもおいしいんです」と日野さん。
沖縄の人にも観光客にも、最上の沖縄食材でおいしい料理を、気軽に食べてほしい。その思いから作り出される料理は、カジュアルでありながらも、意外性に溢れるものばかりなんです。

プチマルシェで初めて出合う沖縄食材の姿

日野さんの作る料理は、たくさんの沖縄産の食材が手間暇かけて調理されています。そしてそのどれもが美しく、普段お惣菜などで使う島野菜と同じものとは、到底思えないほど。
モーウィのテリーヌ、生姜とパンチェッタのムース、島タコの燻製
こちらの前菜は、「モーウィのテリーヌ、生姜とパンチェッタのムース、島タコの燻製」
モーウィとは赤瓜のことで、沖縄ではポピュラーな瓜のひとつ。煮物や汁物として食べられることの多いモーウィが、このような透明感溢れる料理に!生姜とパンチェッタのムースはスパイシーな味付けなので、あっさり味のモーウィと相性抜群。
やんばるアグー島豚の直火焼き、にんにく醤油のソース
メインは「やんばるアグー島豚の直火焼き、にんにく醤油のソース」。一緒に添えられているのは、うりずん豆などの島野菜。シャキシャキな歯ごたえのうりずん豆と、噛むほどに味わい深いアグー豚のコンビネーションに、食べる手が止まりません。

コース料理、アラカルト、どちらも充実

アラカルト数品とワイン
自家製デザート
ランチ、ディナーともにコース料理が充実していて、自家製デザートは量が多いので女性も大満足。さらにアラカルトメニューも豊富で、なんと700円という低価格から食べられるというから驚き!「アラカルト数品とワイン」という楽しみ方でも、もちろんウェルカムとのこと。そしてお箸も提供されるので、肩ひじ張らずにおいしいフレンチを食べられます。

外観、内観ともに相当おしゃれなので「ちょっと気が引ける…」という方にも安心の価格設定がうれしいですね。

リーズナブルな価格と、沖縄だからこそできるカジュアルフレンチ。普通の沖縄料理に少し飽きた頃くるのに、良いお店です。
お店のロゴが入った壁

スマートポイント

テーブル席だけでなくカウンター席もあるので、一人でも気兼ねなく入れます。

店内のインテリアには、沖縄の「花ブロック」という間仕切りが使われていて、南国ムード満点。

コースのデザートはたっぷり目なので、女性にはうれしい!

J-TRIP沖縄ツアー
ライターアイコン

ライターのオススメ

国際通りから桜坂にかけてのガヤガヤした空気からは隔絶された空間で、「都会のオアシス」、「大人の隠れ家」といった風情。

Writer : 仲濱淳

執筆記事一覧>>

沖縄の観光誌とウェブマガジンで、ひたすら情報を
かき集めてきた感覚を駆使して、旅に即効で役立つネタをお届けします。

新着記事 一覧を見る>> 記事ランキング 旅行のマニュアル 旅行のマニュアルおすすめ記事 人気の沖縄定番観光スポット 定番スポット一覧を見る>> 沖縄のおすすめグルメ グルメ記事の一覧を見る>> おすすめ特集記事 特集記事一覧を見る>> 人気のキーワード 一覧を見る>>
沖縄ツアーを探す 沖縄フリープラン 沖縄ファミリープラン 沖縄カップルプラン