沖縄本島北部の名護市内にある「カレー屋たんぽぽ」は、この地で30年以上営業している老舗のカレー屋である。建物の壁や床の内装はほぼ、現オーナー宮城さんのお母様が50年以上前に喫茶店としてスタートした当時のまま。だからこそ、レトロな昭和の佇まいにジワジワと懐かしい気分が湧いてくる。ハマる人にはハマる、そんな独特の世界観があるのだ。

黄緑色に塗装して、外観がかわいくなったカレー屋「たんぽぽ」

最近、真っ白から黄緑色の外観に変わり、女子好みの愛らしい建物になったカレー屋たんぽぽは、一風カフェのようにも見える。しかし、「カレー屋たんぽぽ」と書かれた入り口の看板を見ると、片田舎で見かける喫茶店を思い出す。
外観

レトロな佇まいは、オープン当時のまま!店の歴史を刻む壁や床が味わい深い

座席
壁や床は、ほぼオープン当時のまま。部分的に艶を帯びているレンガや古い掛け時計がこの店の歴史を物語っている。
カウンター
落ち着いたダークブラウンのバーカウンターと赤いソファは相性が良く、渋い喫茶店と小洒落たバーが一体化した、時代を感じる独特のカッコよさ。ディナータイムになると、豆電球の照明ランプで店内が照らされ、なおもレトロな空間へと来店客を導いていく。

ちなみにバーカウンターの照明は、オープン当時から使用している年期の入ったランプシェイドだ。

バーカウンターはあるけれど、カレー目当てに食事をしにくるお客様

宮城さん
普段は厨房で調理を担当しているオーナーの宮城さん。ホールに出ることはほとんどないそうだが、話してみると心優しいオーナーさんではないか。なんだか和む、無性に和む。
カメラを向けると、「昔はバーテンダーもやっていたんだよね」とシェイカーを振り始めた。
カレー屋たんぽぽは、いつ頃から営業してるんですか?と質問すると、「40年くらいだったかな?」といった後、改めて調べてくれて「35年くらいだったよ。笑」と教えてくれた。
バーカウンター
バーカウンターはあるけれど、現在はカレー目当てに食事をしにくるお客様ばかり。現在バーは営業しておらず、お一人様や満席時に利用するカウンター席となっている。「このバーカウンター、かっこいいでしょ?今はね、バーはお店の雰囲気づくりの飾りかな。笑」と宮城さん。
お酒の色々

注文したのは、カレーセット!定番人気の「カツカレー」

カレーは、単品かセットで注文でき、単品だと1,000円前後、カレーセットだと1,500円前後である。この500円の差は何なのか。それを解き明かして行こう。カレーを注文すると、必ず最初に出てくるのが「ピクルス・らっきょう・福神漬け」の付け合せ。お好みでカレーに盛って食べるスタイルだ。カレーの辛さはあらかじめ選べて、全7段階。子ども連れなら「ソフト(甘口)」を選べば大丈夫だろう。カレーセットを注文すると、驚くなかれ。意表を突くほどの大皿でやってくる。
大皿
サイズを図ってみると、幅50cm弱!!!驚きのビッグサイズのプレートには、サラダとフルーツ、乳飲料のメグミルクがのっており、銀のプレートや別盛りのカレールーに老舗の風格を感じる。食後にはコーヒー or ティー(ともにホット、アイス可能)もサービスされる。単品のカレーは、一般的な白のお皿に盛り付けられるので、ぜひ大皿のカレーセットをおすすめしたい。
カツカレー
定番人気のカツカレーを注文すると、カレールーの見事な光沢感。ああああ、早く食べたい!衝動だけが先走る。
カレー
この店では、スパイスを効かせたカレールーを1種類だけ作り、別で炒めた具をカレールーにトッピングしている。具をカレーで煮込んでいないのが特徴的だ。ビーフカレーならば、焼肉のように炒めた牛肉をカレールーにトッピング。カツカレーとともにこの店の人気のメニューになっている。
生絞りジュース
生搾りのオレンジジュースも想像以上のビッグサイズ。ただし、カレーセットを注文した上に、お酒やドリンクを注文すると大変なことになるので気をつけてほしい。カレーセットのメグミルクと食後のドリンク。そこに新規注文のドリンクを入れると、3杯は飲まなければいけない計算になる。単品ドリンクをオーダーしたい時は、カレーは単品で注文したほうが無難だ。

スマートポイント

バーカウンターの上に飾られたコーヒーカップも楽しい。床の柄やレンガの壁は、インスタ向きでフォトジェニック!

店前の道路は一方通行なので、アクセスマップを要確認。駐車場は店の敷地内にあり、約10台駐車可能。

桜の時期の名護城公園、大きなひんぷんガジュマル、名護市営市場など、名護市内の観光地を楽しみながらランチやディナーで利用するのもアリ!

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古民家や路地裏も楽しく、地元のリアルを感じられる名護の街中にある、グルメ通のリピーターが多い老舗のカレー屋。時間の流れが止まったような異空間でまったりのんびり過ごしてみよう。

Writer : miya-nee(みやねえ)

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JTBの元ツアーコンダクター。現在はライターをはじめとして、Web講師、カメラマンなどと多岐にわたる仕事に取組む。

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