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観光観光

2016.08.22

マリンレジャーin真栄田岬の
寄り道に、恩納村のまえだ売店

writer : 岡田竜平

恩納村真栄田はさとうきび畑が広がるのどかな地域ですが、ダイビングやシュノーケリングのメッカとして知られる青の洞窟など、マリンレジャーで人気のスポットがあり、夏には多くの人達が訪れます。ここに、今注目を集めている話題のお店「まえだ売店」があります。この昔ながらの売店は、地元の人達だけでなく、観光客も立ち寄る穴場スポットになっています。真栄田でのダイビングやシュノーケリングの際に、寄り道してみるのはいかがでしょう。

40年の歴史ある売店

まえだ売店
外観に大きく真栄田共同売店と書かれているまえだ売店は、沖縄本島の農山村地域や離島にある共同売店のひとつでした。40年の歴史があり、昔は缶詰などの保存食を置いている程度だったそうです。その後、経営が個人の手に渡ったのですが、高齢で商売ができなくなり、お店を閉めざるを得なくなりました。しかし、この地域には、スーパーやコンビニもなく、大変不便だということで地域の人達が新たに始めたのがこのまえだ売店です。現在は、地区の公民館から委託を受けて、地元の女性達がお店を切り盛りしています。

絶品! 「まえだぜんざい」

店内
4年前にリニューアルした店内には、コンビニほどではないですが、弁当やパン、日用品などたくさんのものがそろっています。恩納村の野菜や泡盛「萬座」など、地産品も置いています。
特製黒糖ぜんざい
こちらのイチオシは、波照間産黒糖を使った特製黒糖ぜんざいとうるまジェラート。ぜんざいは、黒糖のほんのりとした甘みと少しの苦味がダイビングやシュノーケリングで疲れた体を癒してくれます。こだわりの食材で作られたうるまジェラートは、県内でも数少ない販売店の一つです。
その他にも、100円そばは海に潜る前のダイバー達に大人気だそうです。一部ですが、ビーチ用品も取り扱っています。

近くには穴場の天然ビーチも

まえだ売店外観
まえだ売店は、県道6号沿いにあり、真栄田岬からほど近くです。国道58号からも、真栄田岬を目指していけばわかりやすいでしょう。
周辺の海
周辺には、岬のダイビングスポットだけでなく、シュノーケリングなど海遊びができる天然のビーチが広がっています。また熱帯魚も多く生息しています。ただし、この近辺には駐車場がないので、地元の人達の迷惑にならないよう岬の有料駐車場を利用しましょう。もちろんトイレやシャワーもありませんから、岬の施設を利用すると良いでしょう。海の状況や現地の天気についても、真栄田岬のホームページに情報が載っています。

遠浅の海と熱帯魚

ビーチ
こちらのビーチは、砂浜から広範囲に渡って、浅瀬の青い海が広がっています。そのため、小さな子どもでも遊ばせやすく、家族連れには最適のビーチです。それでもライフガードなどはいませんので、安全には十分注意する必要があります。
熱帯魚
熱帯魚は、砂浜から海に入ってすぐの所でも泳いでいるので、小さな子ども達もすぐに発見できるでしょう。砂浜近くでもきれいに見えますが、砂浜から離れるほど海の透明度も上がってきます。
砂浜近くの海中
砂浜から少し離れた、干潮時には潮溜まりができそうなところをのぞいてみると、たくさんの色とりどりの熱帯魚達に出合えます。
この周辺で遊ぶ際は、安全の確保を含め、地元の方々の迷惑とならないよう配慮と自己責任でお願いいたします。
干潮時には潮溜まりができそうなところ

スマートポイント

  • シーズンオフ中もおいしいものがそろっていますので、一度は訪れる価値あり。
  • お店の人たちとユンタク(おしゃべり)するのも楽しみの一つ。
  • 周辺ビーチの岩は鋭利になって怪我しやすいので、マリンシューズは必須。ダイビンググローブあるいは軍手など着用をおすすめします。

ライターのおすすめ

まえだ売店は、地元の憩いの場となっており、小さなイベントなどもやっているので、ぜひフェイスブックのページをチェックしてから訪れるのをおすすめします。

岡田竜平

映像制作、翻訳業をしながら沖縄各地を探索中。フォトグラファーとしても活動。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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