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唐人墓

深い絆と歴史の悲劇を感じさせる
極彩色の飾り屋根が美しい唐人墓

writer:編集部(2020.02.05)

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唐人墓(とうじんばか)は、観音崎付近に位置し、19世紀半ばの中国福建省出身の128人を祀る。当時、苦力(クーリー)と呼ばれた労働者である彼等は、船でアメリカへ渡る途中の非人道的な扱いに対して蜂起。船が座礁したため石垣島に上陸。琉球王府や島民に迎え入れられるも、追っ手の武装兵や疫病により多くの死者が出た。冨崎近辺に長く点在していた彼らの墓が、1971年に一箇所に集められて現在の唐人墓となった。

Point1

ドル表記の寄付金記録

唐人墓の壁面裏には、建立に際して寄付金を提供した人々や団体名が記録されている。建立が完了した1971年は、沖縄が返還される前である。
そのため、記された寄付金額の単位は「円」ではなく「弗(ドル)」となっている。

Point2

中国文化を色濃く反映した造り

墓の屋根となる部分には、三国志などをモチーフとした細やかで色彩豊かな飾りが施されており、前面だけではなく背面に回って楽しむこともできる。敷地内にある2体の獅子像や六角堂もまた、中国文化を色濃く反映した建造物となっている。

Point3

隣接した店でお土産購入

隣接した場所にある店では、ちんすこうや黒糖を用いたお菓子類を購入することができる。製糖工場「サーター屋」では、昔ながらの黒糖作りを見学することも可能。
店の向かいも駐車場となっており、こちらにはお手洗いがある。

※こちらは、公開日が2016年3月24日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。

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