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観光観光

SMART SPOT

知床の森から不思議の滝へ!
フレペの滝遊歩道を楽しむ

世界自然遺産、北海道の北東端・知床半島にある「フレぺの滝」。知床八景の一つでもあるこの滝は、川から流れ落ちる滝ではなく、知床連山に降った雨や雪が浸透した地下水が、高さ約100mの断崖の割れ目から染み出し、オホーツク海に直接流れ落ちている不思議な滝です。
フレペの滝
しとしと流れ落ちるさまが涙に似ていることから「乙女の涙」という愛称でも親しまれています。フレペの滝を望む展望台へと向かう遊歩道は、森のなかから草原地帯、断崖など、さまざまな自然環境を一度に体験できる道。生息する動物たちの息づかいも感じられる、知床の魅力が凝縮された人気のフィールドなのです!
展望台へと向かう遊歩道

ライター : 藤本誠一郎

2016.10.27

起点は知床自然センター、散策前に情報収集を!

フレペの滝遊歩道の入口は、知床半島の西側、斜里町ウトロから知床峠方面へ向かう国道334号線と、知床五湖方面へ向かう道道知床公園線の分岐点に位置する「知床自然センター」。ここは、知床のフィールドを知り、安全に楽しむためのビジターセンターです。
遊歩道の入口
知床自然センター
館内には、インフォメーションをはじめ、ヒグマ情報などのレクチャーコーナー、写真ギャラリー、スーベニアショップ、レストランなどがあります。12m×20mの大型スクリーンの映像ホールでは、オリジナル映像「四季知床」の上映、またフィールド散策に必要なアウトドアグッズの販売、レンタルもあり、散策前後に楽しめる充実した施設です。
知床自然センター館内
この周辺はヒグマの生息地帯ですが、知床自然センターでは、毎日遊歩道周辺のヒグマ出没の最新情報を掲示しているので安心。ここから展望台へは、片道1km(約20分)の快適な遊歩道が続いています。さあ、知床の大自然の散策をはじめましょう!

野鳥舞う森から大展望の草原へ! 爽やかな夏の散策。

エゾヤマザクラ
遊歩道の前半は知床の開拓の歴史が残る森。民家の跡地に残るエゾヤマザクラなどを見ながら、なだらかな下りや平坦な砂利道や土の快適な道を歩いていきます。
アカゲラ
森のなかは野鳥の宝庫。耳をすませば、ときどきアカゲラなどの声も聞こえてきます。運がよければ出会えることも!
広い草原
10分ほど歩くとぱーっと森が開け、広い草原に出ます。周囲は原生林へと変わり、ところどころに強風で変形したカシワやイヌエンジュの木も見られます。
チカポイ岬の展望台
チカポイ岬の展望台に立つと、いよいよ「フレペの滝」とご対面!断崖の岩肌のあちこちから染み出すように静かに流れ落ちる独特の光景に「乙女の涙」のネーミングも納得。
乙女の涙
眼下には広大なオホーツク海、背後には雄大な知床連山がそびえています。知床ならではの絶景を思う存分楽しみましょう!
オジロワシ
展望台から見える断崖は、海鳥たちが営巣している場所。その鳥たちを狙ってくる天然記念物のオジロワシも年中見ることができ、ここは野鳥ファンにとっても人気のスポットなのです!

美しい氷瀑に変貌する滝と流氷! 神秘的な冬の散策。

雪を楽しむ魅力のフィールド
遊歩道は、年間をとおして歩くことができます。冬には長靴やスノーシューでの散策となり、雪を楽しむ魅力のフィールドに! 神々しいまでに真っ白な知床連山も必見です。
オオワシ
落葉した森のなかでは、動物や野鳥を見つけやすいのも冬の魅力。エゾリスが走り回る姿が見られ、樹上には冬の王者オオワシの迫力ある姿を見られることも!
エゾシカ
展望台付近の広い雪原はエゾシカの越冬地になっていて、雪の下の草を掘り返して食べている姿がよく見られます。立派な角を持つオスにも間近で会えるかも!
凍り付いたフレペの滝
厳冬期には、強烈なオホーツク海からの寒風でフレペの滝もすべて凍り付き、青白く美しい氷瀑に変貌し神秘的な光景が広がります。
冬の絶景
さらに2月頃にはオホーツク海に流氷もやってきて、知床ならではの白と青のコントラストも美しく、冬の絶景を楽しめます!

知床の大自然の魅力が凝縮された、四季折々に楽しめるフレペの滝遊歩道にぜひ訪れてみませんか。きっと知床のファンになりますよ!

スマートポイント

  • 現地では、イラストマップやGPS、音声ガイド、デジタル熊鈴など、スマホで楽しめる「フレペの滝散策ガイド」が、とても役に立ちますよ!
  • ヒグマに近距離で出会わないためには、鈴を鳴らしたり、手をたたく、声を出すなど、人の存在をヒグマに知らせながら歩きましょう。万一出会ってしまったときは、あわてない! 騒がない! 走らない! ゆっくり引き返す!
  • フィールド散策に便利な双眼鏡、長靴、冬季のスノーシュー、心配な方にはヒグマ撃退スプレーなどもすべて自然センターでレンタルできるので、手ぶらで訪れても大丈夫!

おすすめポイント

緑あふれる爽快な夏の散策だけでなく、スノーシューで歩く冬も、氷瀑や流氷の絶景や動物たちを楽しめ、ヒグマも冬眠するのでオススメの季節。フレペの滝は夏と冬、二度は訪れてほしい!

藤本誠一郎

網走在住のグラフィックデザイナー。道東オホーツクから、とっておきの観光スポット情報をお届けいたします!

スポット詳細

スポット名 フレペの滝(知床自然センター)
住所 北海道斜里郡斜里町字岩宇別531
ジャンル 観光
電話番号 0152-24-2114
料金 無料
営業時間 午前8時〜午後5時30分(4月20日〜10月20日)
午前9時〜午後4時(10月21日〜4月19日)
定休日 年末年始
駐車場 あり(無料)
備考 HP : http://center.shiretoko.or.jp
フレペの滝散策ガイド:HP : http://www.shiretoko-trail.com/

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