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2020.01.21

冬の遊びとグルメを満喫!
「旭川冬まつり」

writer : 石田 美恵

毎年2月上旬、6日間にわたって開催される「旭川冬まつり」は、冬の旭川を満喫できるイベントです。会場は、石狩川にかかる旭橋河畔。一番の見どころは、幅約130m、高さ約20mもあるメイン雪像です。
雪像
第57回となる2016年は、旭川のキャラクター「あさっぴー」と、旭川の雪が大好きな「ゆっきりん」がモデルになりました。夜は美しくライトアップされ、オープニングとフィナーレには盛大な花火もあります。
花火

提供写真:旭川市

氷彫刻世界大会
また、JR旭川駅前から続く「平和通買物公園」では「氷彫刻世界大会」が開かれ、美しい氷の彫刻がズラリと並びます。
2月の旭川は、光輝く雪と氷とあかりの祭典で、寒さも一気に吹き飛びますよ!

ギネス認定! 世界一の大雪像

メインの大雪像は、市内で除雪した大量の雪を使って作られます。自衛隊のみなさんが作業にあたり、製作期間はおよそ1ヵ月。
大雪像
1月はじめ、会場はまだ巨大な雪山ですが、1月末にはほぼ完成。重機も使い、まるで土木工事のようですね。
重機も使って作業
作業風景

提供写真:旭川市

この冬まつりは、1946(昭和21)年、旭川警察署が除雪した雪の処理に困っていたところ、旭川出身の彫刻家のアドバイスでスタートしたといわれています。「せっかくなら雪を楽しもう」という前向きな気持ちが、このおまつりの原点。1994年には「世界最大の雪の建築物」として、ギネス公式記録を取得しました。

100mのすべり台は、大人もハマります

会場には、冬ならではのアトラクションがたくさんあります。メイン雪像の側面は、巨大すべり台「ぶんぶんスライダー」になっていて、子どもはもちろん、大人にも大好評です。会場で貸してもらえる米袋(ソリの代わりです)をお尻にしいて、全長100mを一気にすべり降りると気分爽快!
ぶんぶんスライダー
広い河畔の雪原には、ミニ列車も運行。ちびっこに人気ですが、もちろん大人も乗れます。スノーモービルも体験でき、外国人観光客にも大好評。
ミニ列車
スノーモービル
「ミニ雪だるま製作体験コーナー」では、型に雪を詰め込んで、パカッと割ると、あっという間に雪だるまが完成。あとは好きな顔をつけるだけです。会場にはユニークな雪だるまがたくさん並んでいます。
ミニ雪だるま製造体験コーナー
ユニークな雪だるまたち

「冬マルシェ」で旭川名物をパクッ!

たくさん遊んで、お腹がすいても心配ご無用です。「冬マルシェ」のエリアでは、午前10時から午後8時まで、旭川をはじめ、北海道各地のおいしいものが食べられます。おでんに焼き鳥もつ煮、ピザ、ハンバーガー…いろいろな味が並びます。ビールやスイーツもありますよ。
冬マルシェ
なかでも多くの人をひきつけるのが、北海道の三大ラーメンの一つ、旭川ラーメン。寒い中でのあつあつラーメンは、格別のおいしさです。
旭川ラーメン

買物公園はキラキラ輝く氷の世界

JR旭川駅前から続く歩行者天国「平和通買物公園」では、「氷彫刻世界大会」が行われています。こちらもぜひお見逃しなく。
氷彫刻世界大会の作品
このイベントは、氷彫刻の大会として国内で唯一の公式世界大会。会期前半は、各地から集まった職人たちが氷を削る製作風景がすぐそばで見られます。後半は、約50基にもおよぶ作品をそのまま展示。日光があたる昼も、ライトアップされる夜も、キラキラ輝いてとてもキレイです。
彫刻のまち
旭川は「彫刻のまち」としても有名で、買物公園のあちこちに彫刻があります。氷とブロンズの彫刻が楽しめるのは、この期間だけ。
2月は寒さ対策を万全にして、冬の旭川をまるごと楽しみましょう!

※こちらは、公開日が2016年12月23日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。

スマートポイント

  • 会場は、明るい昼間もライトアップされる夜もそれぞれ美しいので、時間があれば両方とも楽しみましょう。
  • ちびっこも安心の小さなすべり台、チューブすべり、雪の迷路など、子どもたちに大人気のアトラクションがたくさんあります。
  • 期間中は、冬まつり会場とJR旭川駅、旭山動物園を結ぶ無料シャトルバスが運行するので、移動が便利です。

ライターのおすすめ

メイン雪像の上からは、悠々と流れる石狩川、美しい旭橋、旭川のまちなみが一望できます。一気にすべり降りる前に、景色もゆっくりお楽しみください。

石田 美恵

札幌出身。料理本編集者として東京の出版社に勤めたのち札幌にUターン。海藻と羊肉、鮭、お寿司が好きです。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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