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観光観光

SMART HEART

乗って見て感動! 流氷物語号
冬のオホーツクは魅力満載!

流氷の到来する南限、北海道オホーツク海。例年1月中旬から3月中旬にかけてその冬の使者はやってきます。とはいえ、流氷は自然現象。その時期にオホーツクへ行けば必ず見られる、というものではありません。だからこそ、そのロマンを求めて汽車旅に出かけてみましょう。
汽車
北緯44度の街、網走。網走駅から世界遺産知床の玄関口知床斜里駅まで、のんびりとオホーツク海を望む釧網本線を走るのが「流氷物語号」。一日二往復の運行です。
流氷物語号

写真提供:JR北海道釧路支社

ライター : 大空北斗

2017.04.10

市街地を過ぎ、網走トンネルを抜けると…

流氷物語号は網走~知床斜里(しれとこしゃり)間をおよそ1時間で走ります。平均時速約40kmといったところでしょうか。知床斜里駅を午前9時20分に発車する流氷物語2号が一番列車で、その折り返し便が網走駅発午前10時56分の流氷物語1号。列車前後のヘッドマークも流氷をあしらったデザインです。
流氷物語
網走駅を出発するとしばらくは市街地を走ります。鉄筋コンクリートの高架橋をしばらく走行し、桂台駅通過後に網走トンネルに入ります。トンネルを抜け左手に網走港を眺めつつ列車は海岸沿いに。すると車窓には一面流氷に覆われたオホーツク海が視界に飛び込んできます!
オホーツク海
感動の瞬間です。はっと息を飲む、というのはこういう時を言うのでしょう。列車はしばらく左手にオホーツク海、晴天であればその先に知床連山を望みながらゆっくりと進む流氷物語号。そして次の停車駅、北浜へと滑り込んで行きます。

オホーツク海に一番近い駅・北浜の展望台へ!

列車
下りの一番列車、流氷物語1号は、午前11時10分に北浜駅到着。1号・3号は北浜駅で約10分の停車時間が設けられています。定期の普通列車ならば、停車時間はせいぜい1~2分停車ですが景色を楽しむ時間を与えてくれる流氷物語号はさすが観光列車。
北浜駅
ここ北浜駅にはホームの網走寄りに高さ5メートルほどの展望台が設置されています。停車している間にぜひ登ってみましょう。
階段
30段ほどの階段を登ると見渡す限りオホーツクの大海原が! 車窓から見る景色とはまた違うパノラマを体験できます。
停車
10分間ほどはありますが、停車時間はあっという間に過ぎてしまいます。乗り遅れないように余裕を持って車内に戻るようにしましょう。

乗るだけで魅力満載釧網本線の旅

釧網本線の魅力はオホーツク海だけではありません。北浜駅を出ると海とは反対側に濤沸(とうふつ)湖、そして晴天ならばバックに斜里岳がその勇壮な姿を見せてくれます。
そうは言ってもあいにくのお天気で山が見えない、流氷もない!なんてこともあり得ます。お天気ばかりはどうしようもありません。そんな時、流氷物語号には力強い味方がいます。
列車内
網走市観光ボランティアの方々が全列車に乗車していて、出発から到着まで車内にて流氷や沿線の観光案内など、興味深いお話をしてくれるのです!
グッズ販売
車内にて釧網本線タオルや流氷物語号をかたどったマグネットなど、オリジナル商品のグッズ販売も行われています。

ミニコンサートを楽しめる! 知床斜里駅

流氷物語号は浜小清水、止別(やむべつ)と停車し、世界自然遺産知床への入り口の駅、終点・知床斜里駅へ。知床半島の西側付け根部分に位置するここ知床斜里駅は、地元斜里町の観光案内所も併設されています。いまにも木の香りが漂ってきそうなモダンなデザインの駅舎です。駅前からは知床方面行のバスも出ています。
停車中の様子
知床斜里駅
列車の待ち時間には流氷物語号運行期間中、斜里町の有志の方によるアルトサックスジャズ演奏を楽しむことも。演奏開始時間等は観光案内所に要確認!
ジャズ演奏

お買い物を楽しめるのは、上りの流氷物語号

知床斜里発網走行の流氷物語2号と4号は、北浜駅でわずか数分しか停車しません。そのかわり、浜小清水駅には20分停車です。残念ながら浜小清水駅のホームからは、オホーツク海の眺望は期待できませんが、併設されている国道244号線道の駅「はなやか(葉菜野花)小清水」で、お買い物が楽しめます。
はなやか小清水
ラーメン
道の駅屋上には、オホーツク海を見下ろせる「葉菜野花展望台」があります。20分の停車時間をお買い物とともに有効活用しましょう。ただし、夢中になりすぎて発車時間を忘れないように気を付けて。
葉菜野花
雪景色
知床斜里から釧路方面へ川湯温泉や摩周湖、屈斜路湖そして釧路湿原。網走~知床斜里間以外でも四季折々に旅人にメッセージを送る続けてくれる釧網本線の旅に出かけてみませんか。流氷物語号に乗って。

スマートポイント

  • 流氷物語号は臨時列車です。2017年は1月28日(土)から2月28日(火)までの運転でした。詳しい運行情報はJR北海道の公式サイトで確認してください。
  • 特別料金等は必要ありません。普通乗車券のみで乗車できます。二両編成で全車自由席ですが、車両運用等の都合で、変更になる場合もあります。
  • 駅に停車中も雄大なオホーツク海を眺めたいのなら北浜駅で10分ほど停車する下り(1号・3号)がおすすめ。お土産を選ぶ時間が欲しいのなら浜小清水駅で20分ほど停車する上り(2号・4号)がおすすめです。

おすすめポイント

網走発の下り(1号・3号)は進行方向に向かって左側がオホーツク海、知床斜里発の上り(2号・4号)は進行方向に向かって右側がオホーツク海となります。斜里岳を望めやすいのはそれぞれ反対側の車窓となります。

大空北斗

広大な北海道をビール片手に列車に揺られる。そんな汽車旅が至福の時です。車窓という名のスクリーンをお届けします。

スポット詳細

スポット名 流氷物語号
住所 北海道網走市〜斜里町
ジャンル 観光
電話番号 0152-23-2634(JR 知床斜里駅)
料金 網走駅~知床斜里駅 片道乗車券 840円
営業時間 2017年は1月28日(土)~2月28日(火)の毎日運転。
ご利用の際はJR北海道公式サイトにてご確認ください。
備考 HP:https://www.jrhokkaido.co.jp/
※流氷は自然現象です。必ず観測できるものではありません。
※記事中の列車発着時刻は2017年2月の時刻です。
※知床斜里駅でのミニコンサートは2017年流氷物語号運行期間中の開催。
今後の開催については未定です。

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