日本を代表する温泉地・登別の魅力は泉質の豊富さ。硫黄泉、食塩泉、明ばん泉、芒硝泉(硫酸塩泉)、緑ばん泉、鉄泉、酸性鉄泉、重曹泉、ラジウム泉。湯けむりがモクモク昇る広大な地獄谷があればこその泉質です。
登別温泉地獄谷
日本どころか世界でも珍しいバラエティーの豊かさから「温泉のデパート」という異名が付くほどの登別温泉。14軒のホテルのうち、日帰り温泉がある6軒と気軽な銭湯をうまく組み合わせて、ゆったりハシゴで堪能しましょう!
第一滝本館

提供写真:第一滝本館

朝7時から千客万来の温泉銭湯、夢元さぎり湯

登別温泉へのアクセスは、新千歳空港から車で約1時間、札幌からは約1時間半。直通バスやJR登別駅からのバスが発着するターミナルのすぐ近く、メインストリートの極楽通り沿いにあるのが、近隣住民に古くから愛されてきた温泉銭湯「夢元さぎり湯」です。
湯元さぎり湯
常連客も多く、朝7時の開店から混み合うこともしばしば。泉質は殺菌力の高い硫黄泉と、結膜炎などによく効くことから「目の湯」とも呼ばれる明ばん泉の2種類で、露天風呂はないけれど、ジャクジーやサウナありで、大人420円とリーズナブル。登別の外せないスポット!として訪れる人も多い庶民派の名湯です。
目の湯

5種類の泉質、飲泉も楽しめる第一滝本館

1858(安政5)年創業。湯治の祖といわれる滝本金蔵が皮膚病に悩む妻のために湯小屋を作り、その後、宿を開いたことから「愛妻の湯」と伝えられるのが第一滝本館です。
愛妻の湯

提供写真:第一滝本館

地獄谷に一番近い立地で、源泉は7種類、泉質は5種類。男女合計で35の浴槽があるほか、プレイゾーンには25メートルプールと遊戯用プールもあり、日帰り温泉での利用もOK。
バリエーション豊富な温泉

提供写真:第一滝本館

日帰り料金は大人2,000円と高めですが、バリエーション豊富な温泉にプール、春から秋にはクールダウンにうってつけの中庭も開放され、売店にはオリジナルのお菓子やお酒だけで20種類以上とた〜くさん。
日帰り客専用の出入口近くには「ご飲泉処」があり、オロフレの湧水と飲み比べできるなど、楽しみどころ満載。甘みのある温泉は便通の改善に効果があるといわれているので、いただいて帰りましょう。
ご飲泉処

ドーム天井が気持ちいい! 登別グランドホテルの大浴場

登別の温泉街のなかでも、異彩を放つデザインで知られるのが登別グランドホテルの大浴場です。こちらももちろん日帰り温泉OK。1938(昭和13)年の創業時から引き継がれてきたドーム型のローマ風大浴場は、一歩入った瞬間に「気持ちいい!」と思わず声が出てしまうほど明るく開放的。ドーム天井の真上から光が差し込み、円形の大浴場内に拡散。日本の温泉だということを忘れてしまいそうな、異国感がワクワクものの大浴場です。
登別グランドホテルの大浴場
さらにさらに、露天風呂に出れば和の世界へと一気にワープ! 檜風呂と岩風呂を備えた庭園露天風呂が待っています。古代ローマな感じと完璧な和テイストという、二つの温泉のギャップがユニークで面白い登別グランドホテル。確実にココにしかない、お湯体験が味わえます!
Noboribetuonsen

提供写真:登別グランドホテル

湯かけ鬼蔵や迫力の間欠泉もチェック!

空中露天風呂などが日帰り800円で利用できる登別石水亭、宿泊客限定だけれど31種類のお風呂があるホテルまほろばなど、湯巡りが楽しい登別温泉ですが、それ以外にも見どころがいろいろ。「夢元さぎり湯」の隣に立つ湯かけ鬼蔵は無病息災、諸病平癒に御利益あり。ひしゃくでお湯を汲んで、優しくかけてあげましょう。
湯かけ鬼蔵
また、合格祈願・恋愛成就・商売繁盛と御利益が違う鬼像も3ヵ所に。商店街のちょうちんにも鬼、鬼じゃないけれど巨大なカラクリ閻魔大王もいて1〜3時間おきに動く仕掛けも。
鬼像
はたまた、極楽通りの終点、第一滝本館近くにある泉源公園には間欠泉も! 3時間くらいの間隔でゴボゴボ大きな音を立てて吹き上がります。吹き上がると、あたりは湯けむりで真っ白に。間欠泉があることを知らなかった人も「何だ何だっ!」と足を向けてしまう、くっきりはっきりの存在感です!
泉源公園の間欠泉

いろいろあります、ソフトクリームに温泉たまご

極楽通りを歩けば、ソフトクリームを片手に歩く観光客に遭遇。人気は3ヵ所に分散しています。一つは、海鮮丼などの食事もできる温泉市場の低温殺菌牛乳使用の生ちちソフトクリーム。そして、熊本が本店の杉養蜂園のはちみつ入りソフト。地元・のぼりべつ酪農館の生乳を使った濃厚ソフトクリームはミルキィーハウスで食べられます。
ミルキィーハウス
もう一つ、温泉といえば温泉たまご。「夢元さぎり湯」では源泉で茹でた「おんせん ゆで卵」を3個200円で販売していて、ネット入りでお土産向き。
ネットいり温泉ゆで卵
ミルキィーハウスでは冷蔵以外に、その場で食べるのにうれしい温かい温泉たまごも置いていて、こちらは1個108円。泉源公園の間欠泉から吹き上がる湯けむりのなかで食べると、温泉気分もアゲアゲです!
温かい温泉たまご

スマートポイント

レンタカー無しなら予約不要の道南バスがオススメ。新千歳空港間は1日2往復、札幌駅は1往復の直行便があり、運賃は1,370円と1,950円。JRとバスを乗り継ぐよりも3分の2から半額以下とお得です。

「夢元さぎり湯」でのんびりお湯につかりたいなら、平日の午後1時〜5時の間がオススメ。旅程が土曜日・日曜日にかかる場合は混み合う時間が読めないので、まずは行ってみましょう。

日帰り温泉のあるホテルでは、食事とのセットプランも用意しています。また、登別グランドホテルのようにホームページに割引クーポンを用意している場合も。ホームページでお得情報をゲットしましょう!

ライターアイコン

ライターのオススメ

登別温泉と洞爺湖温泉の間も1日2往復のバスが出ています。午後便を利用すれば登別でゆっくり湯巡りを楽しんで、洞爺湖に移動も可能。北海道・温泉三昧の旅を計画してみてはいかがでしょう。

Writer : MAYO

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札幌生まれの札幌育ち。一時期、京都・東京で過ごす。北海道大好き、沖縄大好き、旅行大好き、キャベツ大好き。

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