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観光観光

2020.01.30

ホッキョクグマ親子が人気!
円山動物園で出会う北の動物

writer : 高島ユカ

大人気のホッキョクグマの親子をはじめ、エゾヒグマやエゾリス、エゾユキウサギなど、北海道の動物たちに会える動物園です。
冬季も年末以外は休まず営業しており、雪景色の中で元気に活動する動物を観察できるのも醍醐味。
動物とふれあえるドキドキ体験や、四季を通じて連日のように行われるイベントなども、来園者を飽きさせません。
園内マップ
札幌駅から車で15分、札幌駅から最寄りの地下鉄円山公園駅まで15分。円山公園駅からは徒歩15分で、雪のない時季なら、隣接する円山公園を散策しながら向かうのもおすすめです。
バスの便も多く、円山公園駅から7分と便利なアクセス。観光にも組みこみやすいので、気軽に立ち寄ってみましょう!

ホッキョクグマ親子はサービス満点!

ホッキョクグマの親子
訪れる人たちに絶大な人気を誇るのが、ホッキョクグマの親子です。現在はオスの「デナリ」とメスの「ララ」の間に2014年に生まれた、やんちゃな女の子「リラ」が、元気に遊んでいます。
飼育下における自然繁殖が難しいと言われるホッキョクグマですが、ここでは、2003年以降2、3年ごとに赤ちゃんが誕生しており、子どもを見られるチャンスが多いのでぜひ会いにいきましょう!
リラ
リラはまだ1歳(2015年12月現在)なので、しぐさもまだまだ子供っぽくて愛嬌満点。
お母さんのララにじゃれついたり、雪の中を転げ回ったり、夏にはプールで遊んだりと、見ていて飽きません。

北海道ならではの動物たちが間近に!

北海道の動物園ならではといえば、名前に「エゾ」とつく動物たちです。北海道は江戸時代まで蝦夷地(えぞち)と呼ばれていたことから、固有種の生き物の名前に「エゾ」がついたものが多いのです。
エゾリス
エゾヒグマ

提供写真:札幌市円山動物園

国内最大の陸上ほ乳類であるエゾヒグマやエゾシカ、エゾリス、エゾモモンガ、エゾユキウサギ、エゾタヌキ、エゾサンショウウオなどが園内に点在しています。動物の説明が書かれた看板に「エゾ」の文字を見つけながら探してみましょう。

冬にオススメなのはこの動物

北海道をはじめ、北方圏や標高が高い冷涼な地域に生息する動物たちは、生息環境の気候に近い冬にいきいきとします。
エゾユキウサギ
アムールトラ
積もった雪の上を元気に駆け回るレッサーパンダや、勇ましい姿を見せるシンリンオオカミ、アムールトラやユキヒョウなど、寒さを喜ぶ自然な姿が見られるのは、北国の動物園ならではです。
またエゾユキウサギは、夏は茶色の毛が冬には真っ白に生え変わります。
冬だからこそ活発に動き回る動物を、雪景色の動物園で観察してみて
ください。

ドキドキ体験で動物とふれあい

円山動物園では、動物とのふれあいや飼育員によるガイドなど、さまざまな体験メニューが充実しています。
ほぼ毎日行われるドキドキ体験では、いまアメリカワシミミズクのお散歩が人気です。
2012年に生まれたミミちゃんが、飼育員の腕に乗って園内をお散歩。運良く出会えたら一緒に記念撮影もOKです。
アメリカワシミミズク
モルモット
そのほか、猛禽類のフリーフライトや、モルモットのふれあい体験、動物たちのお食事タイムなど、日によってメニューは変わります。
動物の体調や天候によって日時や内容が決まり、当日の朝にHPで告知されるので、出かける前にチェックをお忘れなく!

環境も再現する展示方法

円山動物園が近年取り入れているのは「生息環境展示」です。
これは動物が生息している自然環境をできるだけ再現し、本来の行動を引き出すとともに、動物と観客のいる場所が一体となって感じられるような展示方法。
生息環境展示
は虫類・両生類館では、熱帯雨林の生き物と砂漠の生き物では、水槽内の温度や湿度、さらに植生や空調などの飼育環境を個別に設定。環境をより野生下に近いものにする工夫がされています。
その結果、国内の動物園・植物園の飼育下の繁殖例では初となる「ムオヒラセガメ」の孵化など成功例が多く、世界的にも注目されています。
虫類・両生類館
また夏には、開園時間を夜9時まで延長する「夜の動物園」を開催。ふだんは見られない夜行性の動物の本来の姿を観察してもらおうと始まり、いまでは毎年恒例の人気イベントとなっています。

動物たちのありのままの姿を伝えることを目指す円山動物園。観光の合間に動物たちに会いに行ってみませんか?

※こちらは、公開日が2016年3月3日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。

スマートポイント

  • その日のドキドキ体験やイベント情報が、こまめに更新されるので、訪れる前にはぜひ公式HPをチェック!
  • 動物との距離が近く、ガラスや金網ひとつへだてたすぐ向こうにいるので、迫力ある動物の姿が見られます。
  • オフィシャルショップには、人気のホッキョクグマグッズをはじめとしてアイテムが充実。カフェも併設してるので、ひと休みしながら回ろう。

ライターのおすすめ

ホッキョクグマの「リラ」はまだ1歳の子どもです。よく動き回って見ていて飽きない上に、愛嬌もあるのでシャッターチャンスが多いですよ!

高島ユカ

生まれも育ちも北海道の生粋道産子フリーライター。まだまだ知られていない北海道の魅力を伝えていきたいです。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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