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観光観光

2016.07.05

地元料理人も信頼する
函館自由市場の食材は鮮度抜群

writer : 金子 美里

魚類
魚介類を中心として、道南をはじめ北海道の食材がそろう函館自由市場。建物の中には、鮮魚や水産加工品を扱う店をはじめ、青果店、食堂など44軒が並びます。
獲れたてのイカ
その日の朝に前浜で捕れたイカなど、扱う品々はどれも鮮度抜群! 質のよさは地元の料理人たちも足を運ぶほどです。店頭に並ぶ新鮮な魚介は、その場で味わうことも。活気あふれる市場で「おいしいもの巡り」しませんか?

ぴかぴか光る新鮮な海の幸がずらり

函館自由市場は、市電・新川町電停の目の前にある大きな市場。魚介類を中心に、地元や近隣の食材がずらりと並びます。
市場
なかに入ると、「いらっしゃい!」と、威勢のいい声があちこちから聞こえてきて、思わず心も踊りますね。
にぎわう市場
約40軒ある専門店は、知識も経験も豊富なプロが営んでいます。店頭に並ぶのは、プロの確かな目で選ばれた食材ばかり。とくに魚介類の鮮度は間違いなし! 近海で朝捕れたばかりの魚介はもちろん、生け簀から生きたままを売ってくれる店も少なくありません。
エビ
建物の中は、全部で6つの通路があり、それぞれに「大黒通り」や「恵比寿通り」などの七福神の名前がついているのも楽しいですよ。
大黒通

北の海を代表する魚介がいっぱい! 眺めるだけでも楽しい

市場内に並ぶ店舗のうち、約8割の店舗が魚介類を扱っています。鮮魚や塩干物を中心に扱う店や、乾物や加工品などを幅広く扱う店、ほかにカニや新巻サケ、イカなど、特化した商品だけを扱う専門店も。
各専門店
カニ専門店
塩干物は、各店がそれぞれ独自に仕込んだ自家製のもの。また、イクラのしょうゆ漬けなどの加工品も、店オリジナルの商品も少なくありません。
イクラのしょうゆ漬け
開き
実際に店頭で加工する様子なども間近に見られて、楽しいですよ。使い込まれた包丁で、魚を次々とさばいていく姿は、鮮やかでほれぼれするほど。
さばく姿
また、ホッキ貝やカジカ、ゴッコなど北海道ならではの旬の魚介も並びます。お店の人はみんな気さくで、笑顔のステキな人ばかり。いままで目にしたことのない魚介と出合ったら、お店の人に気軽に声をかけてみましょう。

教えて今日のお買い得! 市場の人とのふれあいもうれしい

活気ある市場では、お店の人とのふれあいも醍醐味です。どの店の店員さんも気さくで、経験豊富なプロフェッショナルだから、商品への質問に笑顔で答えてくれますよ。産地の情報や、おいしい食べ方はもちろん、保存法や、今日のお買い得商品まで、お話上手な店員さんのおかげで、会話がはずみます。
おしゃべり上手な店員さん

庶民のための青空市場
食材が新鮮でおいしいだけでなく、お手頃価格で手に入るのも、この市場の魅力です。それもそのはず、函館自由市場の前身は、終戦直後の1945(昭和20)年に始まった、庶民のための青空市場。まだまだ食料の少なかった当時から、地元の人の食を支えるため、「いいものを、庶民価格」でという姿勢を貫いてきました。そんな市場の歴史を知れば、よりお買い物が楽しくなりそうですね。
市場の歴史

新鮮な食材をその場で味わっちゃおう!

新鮮でおいしい食材を店頭で刺身などにしてくれるサービスもあります。市場内には、フードコートもあり、ご飯とお味噌汁のセットや飲み物を提供してくれる食堂があるのもうれしいですね。
フードコート
市場内にある食堂も魚介などの仕入れは、市場の専門店から。海鮮メニューは市場直送のネタが堪能できますよ。
「COFFEE マルシェ」
喫茶店の「COFFEE マルシェ」も鮮度抜群の海鮮ものが食べられる店舗の一つ。例えば、イカ刺し定食(1,200円)を頼むと、すぐさま市場内から生きたままのイカが運ばれてきます。
活イカ
生きたままのイカ
活イカをすぐにさばいて、刺身にしてくれるから、足の吸盤が皿にくっつくほど鮮度抜群! コリコリとした歯応えと甘みで、思わず唸ってしまうほどのおいしさです。
イカ刺し定食
プロの料理人も信頼する質のよい食材がそろう函館自由市場。活気あふれる市場の雰囲気を感じながら、お店の人とのふれあいや、北海道らしい食材との出合いを、楽しんでみませんか?
函館自由市場

提供写真:函館自由市場

スマートポイント

  • 大型バスも駐車できる広い駐車場を完備。市電でアクセスがよいだけでなく、レンタカーを使った旅行でも利用しやすい市場です。
  • 市場内に、宅配業者の出張所もあるので、購入したお土産をその場で地方発送できて便利です。
  • 毎月8日と18日は特売日になっていて、いつも以上にリーズナブルに質のいいものが手に入ります。

ライターのおすすめ

どの店の方も、みなさん気さくでお話上手。知らない魚の名前を教えてくれたり、調理のアドバイスなどもしてくれます。食堂は7時から営業しているところもあるので朝ご飯を食べに行くのもオススメです。

金子 美里

フリーランスライター。地元情報誌の編集として勤めたのち独立。現在は観光情報誌や旅行雑誌などに執筆。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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