JR函館駅から市電で約10分、「堀川町」電停で降りて徒歩3分、1934(昭和9)年に露店商からはじまった「中島れんばい」は、昭和の懐かしさあふれる市場です。
中島れんばい
大通り、仲通り、さらになかの「魚屋通り」に、現在は約40店が並んでいます。仲通りの入口には大きな横断幕が。「れんばい」は漢字で書くと「廉売」で、文字通り「いいものを安く売る」のがモットーです。
廉売
お客さんの多くは地元の人や飲食店の料理人などですが、どの店も入りやすく、観光客を温かく迎えてくれるので、あちこち見て歩くだけでもワクワクします。

新鮮な魚介類が、びっくり価格で!

函館らしく、水揚げされたばかりのイカをはじめ、近海産の魚介類が山盛りです。どれもピカピカに新鮮で、そして何より安い!
イカ
ボタンエビ
新鮮な魚類
お客さんたちは店先でじっくり品定め。「今日のおすすめは?」「昨日のあれ、おいしかったよ」と会話も弾みます。
品定め
たくさんのカニ
「魚屋通り」の一角には鮮魚店が集まっていますが、店ごとに扱う商品が違い、個性もいろいろ。お気に入りの一店を探すのも楽しいですね。

食品も洋服も、花も薬も、なんでもおまかせ!

市場には、青果や野菜、精肉、総菜、豆腐、漬物、衣料品、薬、生花、お菓子などなど、生活に欠かせない品物がたくさん並んでいます。
果物屋さん
八百屋さん
お肉屋さん
お菓子など
どの店も個性的で、売り手と買い手の距離が近く、懐かしい空気にあふれているのが魅力。それから、れんばいの特徴であり、この市場の原点ともいえるのが、大通り沿いに毎日立つ“露店”です。
露店
手際よく支柱を立て、屋根をかけ、あっという間に完成。昭和の最盛期には100軒を越す露店があったそうですが、現在は青果店や干物店が7軒ほど営業しています。

ランチにもぴったり、市場の人気寿司店

ランチ時になると、周辺のビジネスマンや観光客が、次々と出入りするのが「シゲちゃんすし」です。立ち食いと持ち帰り専用の寿司店で、店内は5〜6名入れば満員に。
シゲちゃんすし
寿司職人歴30年の大将が、本当に目の前で握ってくれます。壁には、他ではあまり見かけない珍しいメニューがずらり。
店内
とくに観光客から好評なのが、写真左から、がごめ昆布、刻み青つぶ、タコヘッド(タコの頭)、写真後ろの発酵バターの海苔巻き。どれも大将が工夫を重ねて編み出した自信作、納得のおいしさです。
自慢のおすしたち
メニュー表
お好みで一貫ずつ注文しても、お得なランチセットを頼んでも、函館ならではの味わいが満喫できます。
そして、そのおいしさの理由には、れんばい全体に共通する「売り手と買い手の近さ」「信頼感」「安心感」があります。お買い物や食事とともに、この雰囲気をたっぷりと味わいましょう。

スマートポイント

大通りにある「中島れんばいふれあいセンター」は、1階が休憩所として利用できるので、歩き回って疲れたときも安心です。トイレもあります。

北海道産、地元産の食材がたくさんあります。見たことがない食材に出合ったら、店の人に聞いてみると食べ方などを教えてくれます。

生鮮食品だけでなく、お菓子や乾物、道民が愛する炭酸飲料“ガラナ”など、お土産にもぴったりな品物が発見できます。

ライターアイコン

ライターのオススメ

「シゲちゃんすし」ではタコの頭を軽くあぶって塩で食べる「タコヘッド」が大人気。ランチには入っていないので、追加注文がおすすめです。また、市場で購入した魚も握ってくれるので、相談してみましょう。

Writer : 石田 美恵

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札幌出身。料理本編集者として東京の出版社に勤めたのち札幌にUターン。海藻と羊肉、鮭、お寿司が好きです。

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