コーヒー豆の香りと本に囲まれ
「ユエ」で静かな時間を楽しむ

上質なくつろぎを与えてくれるカフェ「ユエ」

大通とすすきのの間、賑やかな札幌中心街の一角にあるビルを９階まで上ると外の喧騒を忘れてしまうほど静かで落ち着いた空間が広がっています。
カフェ　エ　クラフト　ユエ（cafe et craft yue.）は、店主・若月麻美さんの「心地いい」を集めたカフェ。

深い木の色合いを活かしたインテリアは、洗練された大人な雰囲気を演出しています。
壁やカウンターの奥には、絵本に雑誌、分厚い洋書などたくさんの本が品よくディスプレーされていてステキ。

カフェの一角で販売されている雑貨は、若月さん自らがタイやベトナムで買い付けてきたもの。
置き物やアクセサリーなど、どれもレトロ感をまとった独特の上品さが光ります。

「自分が好きなものを集めて、自分が過ごしたいと思う場所を形にしたらこんな感じになりました」とほほ笑む若月さん。心地良さを共感してくれるお客さんを大切にしながら、じっくり時間をかけてこの空間を作り上げてきました。

厳選した素材で作られたメニューを、じっくり味わえる

メニューにも若月さんの思いや好みが詰まっています。
特に自信を持って提供しているのは、産地から直接取り寄せる「百年野菜」を使った料理。農薬を使わず独自の栽培方法で育てた野菜は、驚くほど滋味に溢れています。
手作りビスケットが付いたサラダセット（1,000円）は、食材の味を直接感じられるオススメの一品。

「野菜ってこんな味だったんだ、という感動があります。
北海道で扱っているところはほとんどないので、ぜひ味わっていただきたいですね」スイーツは、日替わりで３～４種用意（本日のケーキセット980円）。
添加物などを使わずシンプルな材料で丁寧に手作りしています。

メニューを引き立てるコーヒーは、札幌を代表する自家焙煎コーヒー店インフィニ珈琲の豆。
コクと苦みや酸味のバランスがよく焙煎された豆で、すっきりとした飲み口が特徴です。
ネルドリップで丁寧に淹れた味が楽しめます。

厳選したソフトクリームが自慢。パフェは唯一無二のおいしさ

オリジナルのパフェは人気メニューの一つ。（写真はベリーのパフェ　980円）
「最後まで飽きずに食べられるさっぱりした味にしたくて」と若月さん。
一番のこだわりは、ソフトクリーム。滑らかな舌触りでコクがありながらもすっきりした後味に、ついスプーンが進んでしまいます。食べ終わった後には、牛乳の芳醇な香りが口の中を満たします。
さらにさっぱりしたアイスクリームや手作りソース、甘さ控えめのプリンなどが合わさって、よそでは味わえないおいしさ。自家製の細長いパイが添えられたルックスも、特徴的です。

飲んだ後にもパフェ。夜はさらに大人な雰囲気に

ユエは、昼間もゆったりと時間を楽しめる大人のカフェですが、午後5時からはアルコールもメニューに加わって、さらに大人の雰囲気になります。夕食が終わり、お酒の後に甘いものを味わいたいという人たちで午後9時頃から昼間とは違った賑わいをみせます。
パフェなど甘いものでお酒の締めをしたい人、飲み足りなくてアルコールを楽しむ人、両者にとって、使い勝手のいい夜のカフェなのです。もちろん、甘いものとお酒を一緒に味わうのもあり。
夜は、パフェがアルコールを含むドリンク付きで1,620円に変わります。

ユエとは中国語で月という意味。
お月さまのように時間によって姿を変え、ちょっと神秘的な空気が漂うこのカフェで、ゆったりと特別な時間が過ごしてみませんか？