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グルメグルメ

2016.11.08

海鮮丼にサービス小鉢がズラリ
豪勢でお値打ち!喰い処弐七

writer : タカハシアキコ

北海道に来たなら、新鮮でおいしい海の幸は外せません。もし、フェリーや観光で苫小牧に来た人はラッキー! 大洗や名古屋からの船が到着する西港フェリーターミナルからタクシーで約10分、JR苫小牧駅からは同じく7分で、お値打ち&プチ贅沢な気分に浸れるお食事処があります。
海鮮丼
苫小牧漁港近くの水産ビル1階にある、喰い処 弐七(にいなな)。こだわりの仕入れで新鮮ネタを10種類以上並べた海鮮丼にお味噌汁、色とりどりの魚介類でこれだけでもにぎやかに見えますが、まだまだ甘い!人気のホッキカレーやサバ味噌定食など、仕入れや調理にこだわり抜いたメニューもご紹介します。行列必至ですが、待つだけの価値があるお店ですよ!

早めの閉店に注意! あの鶴瓶さんも訪れた行列のできる店

店内はカウンターが7席、小上がりスペースが二つあります。夏の期間は朝9時から、それ以外は11時からで、ネタがなくなり次第お店はおしまい。午後1時半で閉店ということもあるので早めの時間を目指して行きましょう。
店内
取材も多く、ももいろクローバーZのメンバーも遊びに来たとか。NHKのテレビ番組「鶴瓶の家族に乾杯」では、本当にアポなしで笑福亭鶴瓶さんが訪れ、弐七さんのメニューを堪能していったそうです。
壁に貼られた写真やサイン色紙

まるで和食膳? このお値段でテーブルが華やかに

名物の弐七(にいなな)丼。旬によって変わりますが、甘エビやマグロ、イカ、タコ、サーモン、ホタテなど10種類以上のネタがこれでもかとばかりに並んでいます。
弐七(にいなな)丼
仕入れ先はご主人の厳選で、鮮度の良さも飛びっ切り。お米はツヤがあって冷めてもおいしいミルキークイーンをメインに使用、ネタとの相性も抜群です。まろやかなコクの味噌汁も付いて、これだけでも十分満足できそうですが……。
サービス小鉢
なんと!サービス小鉢が5品も付いてきます。内容はその日によって違いますが、すべておかみさん手作りのおかずです。
海鮮丼と小鉢と味噌汁
並べると、ドドン! これでお値段はなんと1,200円という驚異のコストパフォーマンス。「こんなに食べられるかしら」という女性のお客さんも多いそうですが、皆さんガッツリと完食していくそうです。この小鉢は単品以外の丼やセットメニューすべてに付きます。

ホッキカレーとのハーフセットで海の幸まつり!

海鮮丼以外にも人気メニューがめじろ押しの喰い処 弐七。あれもこれも食べたいという欲張りさんのために、二つのメニューを組み合わせたハーフセットもたくさんあります。
ホッキカレーと弐七丼のセット
苫小牧名産のホッキを使ったホッキカレーと、弐七丼がハーフサイズになったセットは1,300円。カレーはホテルメードのように上品でコクのある味わい。歯ごたえもよく旨みあふれるホッキがたっぷりと入っていて、ホッキはちょっと苦手という人もファンになるそうです。
サバ味噌定食
人気ナンバー2のサバ味噌定食は900円。通常の1.5倍?と思うほどのサバの大きさにビックリ。脂がのっていながらもさっぱりとした上品な味付けで、どんどん箸が進みます。こちらも小鉢5品付き。
煮汁がたっぷりとしみ込んだ大根とイカ
小鉢のおかずも、あなどることなかれ。日替わりの煮汁がたっぷりとしみ込んだ大根とイカは、日本人なら思わず口がほころぶ一品。サクサクの漬物も、爽やかな酢の物も、大事に味わいたくなります。ドライバーでなければ、ここでちょっとお酒を一杯というのはいかが。

おいしく食べてほしいから、混んでいても作りたてを

喰い処 弐七はオープンしてから5年目、はじめは道内外の出張サラリーマンの口コミから火が付いたとか。いまではこのお店をめがけて、毎日観光客が殺到。道内でも車で数時間かかる帯広や旭川から、わざわざこの店のために来る人もいるほどです。
喰い処 弐七外観
ほかにも、から揚げ定食(850円)やホッケ焼き定食(1,300円)などが人気。弐七では、注文を受けてから作りはじめるので、ちょっと時間がかかります。例えばから揚げは鶏肉を切るところからはじめ、魚も焼き上げるまでに20分ほどかけているとか。出来たてのおいしい物を食べてほしい、というご主人のこだわりがさらなるリピーターを生んでいます。
カウンターに貼られたメニュー

お腹いっぱいになったら、潮が香る漁港の散策はいかが?

店内は木をふんだんに使った造り。テーブルは合席などでキツキツになることもありません。家族連れからシニアのご夫婦、一人旅やグループ旅と客層の広さもその人気ぶりを語っています。本州や札幌から来たお客さんに、昼間の接待として使うサラリーマンもいるとか。
木をふんだんに使った店内
小上がりの壁には、北海道初の甲子園優勝を挙げた駒大苫小牧高校野球部のユニフォームや、いまはニューヨーク・ヤンキースで活躍している田中将大選手のサインも飾られていたりと地元愛にもあふれています。
店内の壁
苫小牧駅周辺で食べるのもいいけれど、タクシー代を差し引いてもここは食べる価値のあるお店。道を少し曲がればそこは太平洋が広がる苫小牧漁港、ホッキ漁の船も見えるロケーションです。満腹になった後はウミネコが鳴く海沿いを散策したり、徒歩数分の海の駅ぷらっとみなと市場でショッピングをするのもおすすめですよ。

スマートポイント

  • 新千歳空港から車でのアクセスは国道36号線経由で約35分。海の駅ぷらっとみなと市場の近くですが、ちょっと分かりにくいのでナビやマップで確認を。また、JR苫小牧駅前から本数は少ないですが路線バスも出ています。
  • ハーフセットは二つのメニューが一度に食べられるのでおすすめ。また、旬の素材などを使ったお得な日替わり定食もあります。お店に張ってあるメニューをよくチェックしてみて。
  • お店のオープン時間に行けば、並ばずに入れる可能性高し。閉店は午後3時となっていますが、1時半~2時には閉店することが多いのでお早めに!

ライターのおすすめ

札幌や空港などのあの店、この店と比べれば、びっくりするぐらいのコストパフォーマンス。良い素材を使うために、仕入れコストも実は割高なのだとか。「おいしく食べてくれればいいよね!」と語るご主人、まさに心意気のお店です。

タカハシアキコ

北海道移住歴20年。亜熱帯の血を持つ寒がりライター。お手ごろで魅力的なモノやスポットを発掘すべく歩き回っています。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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