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グルメグルメ

2016.02.17

濃厚エビだしの旨み。トリコに
なる奥芝商店のスープカレー

writer : 金子 美里

奥芝商店のスープカレーは、エビの頭でだしをとったコクのあるスープ。深みのあるエビ味は、食べた人の心をがっちりとらえ本店だけでなく、各地の支店にも行列ができる人気店です。
駅前創成寺は、JR札幌駅から近いこともあって、地元の人だけでなく観光客も気軽に立ち寄れます。
看板
使う食材の生産者と交流することで、スタッフが食材に対する感謝や大切に扱う気持ちを育てている奥芝商店。心からスープカレーを大切にする人たちが、丁寧に作る味にあなたもぜひ一度ふれてみて。
スープカレー

エキチカの人気店は独特な和テイストの雰囲気

数あるスープカレー店の中でも、独自のスタイルを貫いている奥芝商店。
そのオリジナリティーは、店に入った瞬間から感じることができるはず
です。内装は、カレー店に珍しい和の雰囲気。
内装
壁にかけられているいくつもの書や、木材の温かさを感じるインテリアが、日本の古民家のようなたたずまいを見せています。独特の空間に、今までにないスープカレーを味わえそうな期待感が高まります。
外観
JR札幌駅にほど近く、アクセスのよい駅前創成寺も温かな和のテイストを感じさせる店舗になっています。

エビの旨みがしっかり。唯一無二の「おくおくスープ」

店最大の特徴は、エビでとっただしがベースの「おくおくスープ」。
スープにはエビの頭だけを使用し、じっくり煮込んでだしをとりだします。
一度の仕込みで使うエビの量はなんと2,000匹。煮込んで一日仕込みをし、さらに一日ねかせて味を落ち着かせ、初めてベースが完成します。
深みのある味は、この丁寧な作業から生まれてくるのです。
メニュー
辛さは12のレベルから自分好みで。一番辛さの少ない睦月から最高レベルは師走。レベル表示が数字ではなく、旧暦の月の呼び名になっているのが個性的です。
チキンレッグと季節の野菜カリー
「チキンレッグと季節の野菜カリー(おくおくスープ)」1,210円。ほろほろになるまで煮込まれたチキンはほっぺも落ちるおいしさ。
とろーり半熟の卵や、しゃきしゃきの水菜などなどどの食材もエビスープとの相性が抜群です。さらに、振りかけられた2種のゴマがコクのある香ばしさをプラス。

個性的な具材や、月替わりメニューもあり選ぶ楽しさも味わえます。

食材のおいしさを余さず味わえるトッピング

トッピングやサイドメニューも、食材の味わいを楽しめるものがいろいろそろっています。店の一押しトッピングは、「奥の生羅天(なまらてん)」120円。道産の甘エビを一尾丸ごと揚げた一品です。
奥の生羅天
火のとおり具合が絶妙で、サクサク香ばしい皮と、ぷるぷるで甘みのある身がたまりません。頭まで食べられるので、コクのある味噌を食べることも忘れずに。
ほんのり塩味がついているので、そのままかぶりついてもOKだが、カレーのトッピングとしてスープと合わせて味わうのもオツです。
ぜひ、揚げたてアツアツを味わってほしいメニュー。
プレーンラッシー
カレーと一緒に「プレーンラッシー」400円を頼んで、食後の口の中をまろやかに。ラッシーにも種類がいろいろあるので、楽しみながら選びたいですね。

提携農家から食材を想う心を学ぶ

生産者はメニューにも記載
店で使用する野菜や米などの食材は、その多くが提携農家から直接仕入れています。生産者はメニューにも記載。作っている食材やその様子などについても、知ることができます。
店では、単に農家と提携を結ぶだけでなく、スタッフが実際に農作業にも参加して、農家の方との交流も。
店長の藤田琢磨さんは、ともに畑で働くことで、食材を扱うときの心を学ぶことができると言います。

食材を丁寧に、余すことなく使い、そのよさをしっかりと食べる人に伝えたい、という思いはオープンキッチンという店の造りにも現れています。
オープンキッチン
訪れた人は、スタッフが真摯な姿勢で食材と向かい合う姿を目にすることができます。食べるときはその気持ちに応えるべく、一口ずつじっくり、味わいたいですね。
ノート
テーブルに置かれたノートには、お客さんがそれぞれ来店の思い出を思い思いに綴っています。食べ終わったら、ぜひあなたの思いを記して、店の歴史に一ページを加えてみよう。

スマートポイント

  • 人気店のためランチタイムなどは行列必至。午後3時~午後5時ごろはお客さんがおさまることが多いので、待つのが苦手な人はその時間帯を狙おう。
  • メニューから店内の雰囲気まで、どれをとっても個性的。定番に飽き足らない人にはオススメのお店です。
  • 紙エプロンの貸し出しあり。スープのはねが気になる女子は、ぜひ申し出て思い切り食事を楽しんで。

ライターのおすすめ

札幌駅近くに支店ができたことで、食べに行きやすくなったことがうれしい話題の店です。オープンキッチンで調理が見られるカウンター席がお気に入り。

金子 美里

フリーランスライター。地元情報誌の編集として勤めたのち独立。現在は観光情報誌や旅行雑誌などに執筆。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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