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グルメグルメ

2019.01.04

和洋折衷のあったかダイニング
手作り創作ゆるり家

writer : 石田 美恵

にぎやかなすすきのの繁華街、ビルの7階にある「手作り創作ゆるり家(や)」は、アットホームな雰囲気が特徴の居酒屋です。
ゆるり家
店内
ドアを開けると、あたたかな灯りと三角屋根を思わせる壁、こじんまりしたボックス席は少人数のグループで夕食をとるのにもぴったり。厨房からは、だしのいい香りが漂ってきます。
料理
お店のモットーは、道産の新鮮な食材にこだわり、ていねいに心を込めて料理すること。それぞれの食材に合わせた手作りの優しい味と、道産のお酒をゆっくり楽しめる空間です。

数量限定の人気メニューはお早めに!

メニューには、和洋中のジャンルを超えた料理が並びます。
人気の定番「おいものバター煮」(550円)は、道産の男爵いもを約4時間、じっくりと味を含めながら煮込んだ一品。
おいものバター煮
男爵いもは食感がやさしく、味が染み込む分だけ煮崩れしやすく、時間と手間がかかるので、数量限定です。
食べたい方は、早めにオーダーしましょう。
ぷりぷり!帆立ベーコンのバター焼き
「ぷりぷり!帆立ベーコンのバター焼き」(500円)は、オホーツク海産の刺身ホタテ(L玉)を、絶妙な火加減で焼き上げています。表面はカリッと香ばしく、中身はレアで、口の中にジューシーな旨味が広がります。こちらもリピーターの多いメニューです。
陶板焼き

提供写真:手作り創作ゆるり家

ホタテ、イカ、サケ、玉ねぎ、じゃがいもなどが入った「陶板焼き」(950円)は、とくに観光客にオススメの一皿。北海道を凝縮したおいしさです。

30年以上のキャリアを生かし、すすきので集大成の店を

厨房で腕をふるうのは、料理歴30年以上の“ゆう子ママ”。出身は日本海側の岩内町で、10代のころからホテルの厨房に勤め、洋食と中国料理を修得しました。
ゆう子ママ
さらに郷土料理店で和食を身につけ、その後もさまざまな店で料理を続け、2014年に「これまでの集大成を!」と「ゆるり家」をオープン。どの料理も一から手作りし、名前のとおり「ゆるり」とできる居酒屋となりました。
手書き文字の看板
手書き文字の看板は、娘さんの作品です。あたたかなイメージが、この店の雰囲気にぴったり。よつ葉のモチーフは、家族やお客さんの幸せを表しているそうです。

お酒も道内産のみ。グラスやトックリにも注目!

食材だけでなく、店で提供するアルコールも道産です。焼酎は、麦、さつまいも、じゃがいも、昆布の4種をそろえ、こちらは原料もすべて道産品。
焼酎
お酒のラインナップ
日本酒やワインもずらり。お酒のラインナップは、オープン以来、マスターが担当しています。「もともと飲むのが大好きで、この店を始めてから少しずつ勉強し、納得のいくものをそろえました」とのこと。
酒器
また、お酒を勉強しているうちに酒器も気になりはじめ、こちらもお気に入りを使うように。北一硝子のグラスや、今はもう作られていない小樽焼のトックリなど、道民にとっては馴染み深い器が並んでいます。

久しぶりに、親しい知人や親戚の家を訪ねたような気分になる「ゆるり家」。北海道の旅の思い出に、加えてみてはいかがでしょうか。

スマートポイント

  • カウンター5席、ボックス席4つの店内は完全禁煙。タバコの煙を気にせず、料理の味と香りを堪能できます。喫煙する方のために、店外に灰皿が設置してあります。
  • 提供する焼酎、日本酒、ワインはすべて北海道産。道産食材とお酒のハーモニーを楽しむことができます。
  • 地下鉄南北線すすきの駅から徒歩3分、東豊線豊水すすきの駅から徒歩2分と、アクセス抜群。

ライターのおすすめ

食材やお酒はもちろん、器も北海道のものが使われています。器については、マスターに聞いてみましょう。いろいろ教えてくれますよ。

石田 美恵

札幌出身。料理本編集者として東京の出版社に勤めたのち札幌にUターン。海藻と羊肉、鮭、お寿司が好きです。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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