地下鉄大通駅からも、すすきの駅からもほど近いビルの3階にある「和食や円(まどか)」は、北海道各地の食材を生かした和食が楽しめるお店です。
入口
料理の多くは、主人の竹下要さんが産地に出向き、生産者に会い、質の良さを確かめた食材を使っています。
食材を大切にした料理
「そのほうがお客さんにちゃんと説明できるので」と竹下さん。その心意気は、食材を大切にした料理の隅々から伝わってきます。
カウンター
とはいえ、もちろん店に堅苦しい雰囲気はなく、肩ひじ張らずにくつろぐことができます。お酒を飲めない人には定食もあり、居酒屋としても、ごはん屋さんとしても来店可能。また、すすきのでは珍しく日曜昼すぎから営業し、「早めに一杯」の場合も大丈夫。幅広いお客さんに対応しています。

道産ブルーチーズのピザは「合わせ味噌」が隠し味

メニューには旬の食材を使った料理が並びますが、通年の人気料理もたくさんあります。その一つが「道産ブルーチーズの味噌ピザ」(1,000円)。
道産ブルーチーズの味噌ピザ
薄くのばした生地にチーズとベーコンなどをのせ、隠し味として、合わせ味噌をぬって焼き上げます。ブルーチーズの風味と甘めの味噌がよく合って、これは日本酒がすすみそう。お好みで七味をかけてどうぞ。
ブルーチーズ
現在使っているのは、黒松内(くろまつない)産のブルーチーズです。かなり熟成の進んだ濃厚な味わい。少しピリッとするくらいが、おいしいピザになるそうです。
美唄アスパラひつじウデ肉のグリル
「美唄(びばい)アスパラひつじウデ肉のグリル」(1,650円)もファンが多い一皿。こちらも竹下さんが惚れ込んだ羊肉で、出荷の際に切り落としたアスパラガスの根本を食べて育った「アスパラひつじ」を使っています。甘さと旨味が強いことが特徴で、とくにウデ肉はあまり脂っこくなく、羊初心者にもオススメです。

お客さんの健康のため、エキスたっぷりのしじみラーメン

シメに注文する人が多いのが、「しじみラーメン」(700円)。北海道はしじみが採れる川や湖が多く、おもにオホーツクの網走湖や道北の天塩川(てしおがわ)産を使っています。しじみのだしが効いたスープは、油脂分をまったく使っていないので、サラサラと優しくお腹に入ってゆきます。
しじみラーメン
このラーメンは、竹下さんが「お客さんの肝臓に効きますように」と思って考えたメニュー。「思った以上に人気になりました」と竹下さん。
竹下さん
また、お酒を飲まない人のために考案された「夜定食」(1,600円)も好評です。その日のお刺身、焼き魚、肉料理から一品選び、ごはんと味噌汁、漬物、小鉢がつき、夕食にほどよい分量です。

みんなが円満でありますように!

ごはんのお供に、自家製ふりかけもあります。こちらは、だしをとったあとの鮭節(道産の鮭で作る、カツオブシならぬサケブシ)を細かくして味付けしたもの。
自家製ふりかけ
いい香りにごはんがすすみます。お茶漬けにもぴったりで、お土産用に販売もしています(小びん入り250円)。
小上がり
座席はカウンターのほかに小上がりが3つ、気持ちよく落ち着ける空間です。
「円」という店名は、禅の書画の一つである「円相図」からとったもの。一筆書きの円形のように、みんな円満でありますようにという願いが込められています。その名前の通り、各地の食材生産者と、料理をする竹下さん、それを食べるお客さんが、丸く結びついていることが感じられるお店です。

スマートポイント

日曜日は午後2時から開店しているので、昼食後に軽く飲みたいときや、早めの宴会にも便利。すすきのでは貴重な存在です。

日替わりの「夜定食」(1,600円)はお酒を飲まないときや、一人で食事する日に重宝します。居酒屋であり、定食屋でもあるのです。

ご主人の竹下さんは落語の大ファンで、毎年店に落語家を招き、寄席を開催しています。寄席の後は落語家を囲む食事会となり、楽しい一夜に。落語好きの方は、facebookなどで情報を確認してみましょう。

Writer : 石田 美恵

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札幌出身。料理本編集者として東京の出版社に勤めたのち札幌にUターン。海藻と羊肉、鮭、お寿司が好きです。

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