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2015.12.18

雪と光の美しき共演!!
ホワイトイルミネーション

writer : 金子 美里

寒さも増す初冬の札幌の街を華やかな光の芸術で飾るさっぽろホワイトイルミネーション。
ホワイトイルミネーション
1981年に大通公園を会場に始まったこのイベントは、回を重ねるごとに光の数を増し、訪れる人も増加。
今や北海道の冬の風物詩にまでなりました。
雪の白に反射する電飾の美しさは寒さを忘れて見とれてしまうほど。
駅前や南1条通り
駅前や南1条通りの会場は冬の間中キラキラと飾られ、さっぽろ雪まつりと一緒に楽しむこともできます。
北国の長い夜を彩るロマンチックな景色が旅の思い出をキラキラ輝くものにしてくれるでしょう。

街のネオンとイルミネーションが響き合う

光のオブジェ
ダイヤモンドイルミネーション
会場は大通公園を中心に、駅前通り、南1条通りの3か所。
メインになる大通公園は、1丁目~4丁目に大がかりな光のオブジェが設置されます。
街路樹
光のクロス
駅前通りと南1条通りは、それぞれ街路樹をLEDで装飾。
南北はJR札幌駅からすすきのスクランブル交差点まで、東西は南1条西1丁目から3丁目まで、街中を交差する光のクロスができあがるのです。

都心のビルから放たれる色とりどりのネオンとイルミネーションが相まって、中心街はファンタジックな雰囲気に。
ピンと空に向かって立つさっぽろテレビ塔の輝きも大きなアクセントとなって、見る人を感動させてくれます。

札幌に個性的なイルミネーションを! 熱き想いが原動力

2015年のさっぽろホワイトイルミネーションは52万個という電球を使って華やかにスタートしました。
このイベントがはじまったきっかけは「北の都に冬のはじまりならではの、ユニークな光の祭典を誕生させたい」という主催者たちの熱い思い。
いまや、目を奪われるほどきらびやかになった祭典も、1981年の開催当初は、1,048個の光からはじまったのです。
最初は大通公園2丁目のみで開催され、現在から見ればかなり小規模。
しかし、ライラックなどを模した独創的な電飾と雪の白、音楽を融合させた個性的なイベントは多くの人の心を捕らえ、30数年を経たいま、市民だけでなく道内外の人が心待ちにするまで成長を遂げたのです。
ユニークな光の祭典
イルミネーション
2015年から3年をかけた大通会場のリニューアルがスタート。
1年目は会場を拡大し、5丁目には飲食や休憩ができる「Hot Square」が新たに設置されました。
これから新たな歴史が紡がれていきます。

他のイベントとも融和する温かい輝き

“街が光で飾られるのは、毎年11月下旬から。
メインの大通公園会場こそクリスマスには終了しますが、残りの二会場は2月、3月まで続きます。
その間、中心街で開かれる冬のイベントをイルミネーションは優しく包み、雰囲気に花を添えてくれるのです。
イルミネーションのお店

提供写真:札幌観光写真ライブラリー

ホワイトイルミネーションとほとんど一体となって開催されるのが、大通公園2丁目で行われるミュンヘン・クリスマス市in Sapporo札幌市の姉妹都市であるドイツ・ミュンヘン伝統のクリスマス市を再現したお祭りです。
店先には、電飾の光を受けて一層輝くオーナメントが並ぶほかホットワインやドイツ料理の本格的な味覚も。
さっぽろ雪まつりでも、駅前や南1条会場の光の装飾が観光客を華やかに迎えます。
雪の祭り
それぞれのイベントをより一層輝かせる名脇役としても大活躍してくれるのです。

記念写真はばっちり! 輝く風景とともに思い出を残そう

美しい風景をうっとりと眺められるだけでなく、幻想的な輝きをしっかり写真に収められる撮影スポットも用意。
ぜひ活用してほしいのは1丁目のイルミネーションゲートと3丁目のクリスタルリバーです。
ツリー
イルミネーションゲートはきらめく白色の門。
その向こうには、赤エゾ松の木にハートの電飾を施したLOVE Treeが立っています。
ゲートの前から撮影すればラブリーなショットが完成。
クリスタルリバーはダイナミックな光の川。
キラキラと青く波打つ光は言葉を忘れるほどの美しさです。
きらめきの橋
この川にかけられた「きらめきの橋」から見下ろすようにカメラを向ければまるで夢の国で写したかのような一枚に。
ただし、人気スポットなので撮影待ちの行列に並ぶことは覚悟して。
上から眺めた景色
また、さっぽろテレビ塔の展望台を利用して会場全体を写すのもきれい。
さまざまな色や形の光の装飾があるのであなたのベストショットを探して、いろいろなアングルを試してみてね。

スマートポイント

  • 2015年から新設された4丁目と5丁目の会場。5丁目のHot Squareでは温かい料理やドリンクが楽しめます。
  • 点灯は午後4時30分から。一斉にイルミネーションが灯る感動的な瞬間をぜひ味わって。
  • 期間中5丁目会場でさまざまなワークショップを開催。エコバッグ作成など気軽に参加して、旅をさらに思い出深いものにするのもOK。

ライターのおすすめ

天ぷらの廃油を利用したディーゼル燃料での電飾点灯を行うなど、実は節電やエコも考慮しているイベント。景色の美しさに感動するだけでなく、地球環境に思いを巡らすのもステキです。

金子 美里

フリーランスライター。地元情報誌の編集として勤めたのち独立。現在は観光情報誌や旅行雑誌などに執筆。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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