美唄(びばい)市の「安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄」は、約7万㎡の敷地につくられた、大きな大きな野外美術館です。世界を舞台に活躍する美唄出身の彫刻家・安田侃(かん)さんの作品を、約40点常設展示している場所は、ここにしかありません。
独特な形の彫刻
なだらかな丘や森が広がる美しい園内は、お散歩にもぴったり。閉校になった小学校の木造校舎がギャラリーになっていて、こちらも自由に見学できます。
室外作品
素敵なカフェもあるので、おいしいコーヒーでひと休みもいいですね。ゆったりのんびり、心を解放しにでかけましょう。

見て、触れて、感じる彫刻

札幌から車で約40分ほどの場所にある、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄。その広々した空間は、アート好きな人にも、自然や野鳥、植物などが好きな人たちにも愛されるスポットです。美しい芝生の上に、さまざまな表情の作品が点在しています。
穴の開いた黒い彫刻
作品には、どれもタイトルが書かれていません。「見る人が自由に感じてほしい、という考えが込められているのだと思います」とスタッフの影山宏明さん。
自然豊かな土地
また、安田侃さんの彫刻は、東京やイタリアなど世界各地にある作品すべて「自由に触れられること」が特徴の一つです。子どもたちにとっては、周りをぐるぐる走り回ったり、穴をくぐり抜けたり、格好の遊び場にもなっています。

懐かしさを感じる木造小学校が、自由なアート広場に

アルテピアッツァ美唄が誕生したのは、1992年のこと。炭鉱の閉山とともに1981年に閉校になった旧栄小学校の校舎や体育館などを、安田侃さんと美唄市が改修・整備し、交流スペース、アートスペースとしてオープンしました。
アートスペース
校舎の1階はいまも現役の幼稚園で、2階がギャラリーになっています。廊下や階段にも印象的な作品がたくさん並びます。
今にも動きそうな作品
古い体育館は、作品を展示するほか、コンサートや展覧会なども開かれています。天井が高いので、楽器の音色や歌声が心地よく響くそう。歴史を刻む建物が、作品を優しく包み込んでいるようです。
様々な作品
いろいろな種類のオリジナルグッズも販売しています。人気は絵はがきやカレンダー、トートバッグなど。
オリジナルグッズ
ホワイトブロンズでできた、かわいいミニ彫刻もあります。ずっしりと存在感があり、自分へのお土産に連れて帰りたくなりますね。

散歩のあとは、カフェでのんびり♪

思い思いに彫刻を楽しんだあとは、カフェでのんびり過ごしましょう。園内にある「カフェアルテ」は、「ゆっくりお茶が飲めるスペースがあったらいいね」という声から生まれた喫茶店です。
カフェアルテ
建物は安田侃さんの監修で、2007年の完成ですが、古い校舎や体育館とも通じる雰囲気が素敵です。冬は薪ストーブがパチパチと燃え、おだやかな時間が流れています。
ポコポコぱん
おすすめは深煎りコーヒーと美唄産小麦粉で作った「ポコポコぱん」。プレーンとシナモンの2種類があり、ちょっとお腹が空いたときにぴったり。
自然と彫刻
日常から離れて彫刻を見ていると、心がほっと落ち着いて、「また帰ってきたくなります」という来訪者も多いとか。人それぞれにたくさんの楽しみ方ができる、魅力いっぱいの美術館です。

スマートポイント

春は桜が咲き誇り、夏はまぶしい緑、秋は色とりどりの紅葉、冬は静寂の雪景色、と四季を通じてさまざまな景色が彫刻と一体になり、いつ訪ねてもそれぞれの美しさが堪能できます。

校舎の建物がある「水の広場」は、大理石を敷き詰めた池と水路の作品があり、夏はたくさんの子どもたちが水に触れながら遊んでいます。

毎月第1土曜・日曜日に「こころを彫る授業」というワークショップがあり、イタリアの大理石などを使って作品を作ることができます(事前予約が必要)。くわしくは公式サイトか電話でご確認ください。

ライターアイコン

ライターのオススメ

冬のカフェは暖炉の火が静かに燃えて、静かで温かな安らぎの空間。お客さんもやや少なめなので、つい時間を忘れてしまいます。冬期メニューの美唄産かぼちゃスープもおすすめです。

Writer : 石田 美恵

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札幌出身。料理本編集者として東京の出版社に勤めたのち札幌にUターン。海藻と羊肉、鮭、お寿司が好きです。

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