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観光観光

2017.08.23

水族館へのアクセスにも便利な
小樽海上観光船でカモメと遊ぶ

writer : 石田 美恵

港まち小樽の観光で、ぜひ利用していただきたいのが、小樽海上観光船。2014年に船が新しくなった観光船「あおばと」は、おたる水族館方面に行く「祝津(しゅくつ)航路」と、断崖絶壁の景勝が楽しめる「オタモイ航路」を運航しています。
観光船「あおばと」
船上からカモメのエサやりができ、間近に迫り来るカモメがすごい迫力!
がすごい迫力で近づいてくるカモメ
北海道唯一の屋形船「かいよう」は、小樽港内を周遊し、ガイドさんが小樽の歴史などを説明してくれます。こちらはちょっとゆったり気分で。
小樽港内を周遊する屋形船「かいよう」
海上から眺める小樽の街並み、美しい海、そして気持ちのよい潮風を、思いきり楽しみましょう!

水族館に行くなら、小樽海上観光船「あおばと」で

JR小樽駅を出て、真っ直ぐ坂を下って徒歩約10分、小樽運河中央橋を渡った左手に、小樽港の乗り場(第3ふ頭観光船乗場)があります。のぼりがたくさん出ているので、わかりやすいですね。
小樽港の乗り場(第3ふ頭観光船乗場)
観光船「あおばと」は、小樽港と祝津港を往復する「祝津航路」と、その先にあるオタモイ海岸を回る「オタモイ航路」があります。「祝津航路」は、おたる水族館などに行くときに利用すると、移動中も景色が楽しめてお得感いっぱい。
航路図
チケット売り場のすぐ外が、船着き場になっています。この船は、車椅子でも乗り降りしやすいバリアフリー対応なんですよ。
車椅子でも乗り降りしやすいバリアフリー対応の船
明治時代にできた歴史ある防波堤を越え、いよいよ外海へ。
遠くの山々とまち並みがどんどん小さくなって、まるで異国を感じさせるような美しさです。さらに、連なる険しい断崖絶壁と、木々の豊かな緑、海の青が、見事なコントラストを見せてくれます。北海道の船旅ならではの景観を、とことん満喫!
水族館や鰊御殿、灯台のある祝津
連なる険しい断崖絶壁
素敵な木々の緑と青い海のコントラスト
乗船から20分ほどで、水族館や鰊御殿、灯台のある祝津に到着です。楽しくてあっという間ですよ。

「カモメのおやつ」でテンションアップ!

海上観光船「あおばと」の、もう一つのお楽しみは「カモメのえさやり」。まずは、チケット売り場で「カモメのおやつ」(100円)を購入しましょう。うす塩仕立てで、カモメも大好き。
カモメのおやつ
船に乗ったら、後方デッキに陣取り、空中に向かっておやつをポーイと投げます。小樽のカモメは慣れているので、次から次にやって来て、上手にキャッチ。手から直接食べる強者も!
餌を上手にキャッチするカモメたち
カモメ同士競争が激しく、するどい目つきで、みんな真剣そのもの。でも、悠々と飛ぶ姿は、なんとも優雅で格好いいのです。こんなに近くで野生の鳥が見られるのも、船旅ならでは。
優雅に飛び交うカモメ
えさやりを充分楽しんだら、船室のシートにゆったり座って景色をどうぞ。窓の外を、青い海と海岸線が流れていきます。
船内風景
小島萌子さんは、2017年春から「あおばと」の船長さんに就任。「オタモイ航路では、北海道らしい自然がたくさん見られます。ぜひゆっくり楽しんでください」とのこと。
「あおばと」の船長の小島萌子さん

北海道唯一の屋形船「かいよう」で、のんびり時間を

北海道で唯一の屋形船「かいよう」は、土・日・祝日のみ定期運航があり、小樽港内を約40分かけて周遊します。貸切の宴会クルーズも人気です(要予約)。赤白の提灯が、とっても風流ですね。
北海道で唯一の屋形船「かいよう」
船内はお座敷で、中央部分は掘りごたつ式になっています。これは一杯やりたくなっちゃいますね。
船内は中央部分が掘りごたつ式になったお座敷
運航中、ガイドさんが小樽の歴史や見どころを案内してくださいます。小樽港の防波堤は、北海道土木遺産にも指定された、日本最初の本格的な外洋防波堤だそう。100年以上も、日本海の荒波から港の船を守ってきました。
歴史や見どころを案内してくれるガイドさん
屋形船では、地元寿司店のランチが楽しめる「お寿司ランチ」も受け付けています(15名以上で3日前までに要予約。個人の場合は毎月第4土曜日の午前12時20分〜開催で、こちらも要予約。1人2,500円)。
お寿司ランチ

提供写真:小樽観光振興公社

ゆっくりの船旅で、小樽のまちを眺めながらお寿司を堪能、なんて贅沢な時間はいかがでしょう? きっと素敵な思い出になるはずです。

スマートポイント

  • 「あおばと」航路は、乗船券とおたる水族館入館のセット券があり、祝津片道なら大人2,100円のところ1,900円と、200円お得になります。船なら混雑期でも渋滞がなく、快適です。
  • 「カモメのおやつ」は、もしチケット売り場で買い忘れても、船内でも購入できますのでご安心を。
  • ゆっくり時間があるなら、「あおばと」のオタモイ周遊コースがおすすめ。断崖絶壁の景観が楽しめます。所要時間約90分のAコース(小樽港出発)から、約40分のDコース(祝津港出発)があります。

ライターのおすすめ

屋形船「かいよう」は、美しい夜景が満喫できる夜も素敵(90分〜の貸切コースがあります)。その他、お寿司ランチ企画、潮まつり花火大会観賞、お月見企画などのイベントがあるので、公式サイトで確認しましょう。

石田 美恵

札幌出身。料理本編集者として東京の出版社に勤めたのち札幌にUターン。海藻と羊肉、鮭、お寿司が好きです。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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