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観光観光

2017.11.26

「探偵はBARにいる」ロケ地
めぐりで、札幌をもっと満喫!

writer : 新目 七恵

北海道出身の俳優・大泉洋さんの主演映画「探偵はBARにいる」を、ご覧になったことがありますか? 大泉さん演じる私立探偵と、松田龍平さん演じる相棒の凸凹コンビが、札幌・すすきので活躍するアクションムービー。2017年12月には第3弾が公開される人気シリーズです。
探偵はバーにいる
狸小路のラーメン店や路地裏など、すすきの界隈の情景が活写されるのが本作の魅力。旅の途中に立ち寄って、思い出を深めましょう!

あのマスターに会える!「SAKE BAR かまえ」

「探偵はBARにいる」ロケ地巡礼のスタートにふさわしいのが、「SAKE BAR かまえ」。狸小路6丁目、ホテルサンルート1階。マンボウの看板がキュートなドアを開ければ、〝あのマスター〟が迎えてくれます。
バーかまえ
マスター
探偵が根城にするバー「ケラーオオハタ」のマスター役。第1作から出演する桝田徳寿さんです。奥様と二人三脚で店を経営する傍ら、現役の俳優として活動されています。
嬉しいのは、チャージ料金なし&ビールやサワーなどメニューは基本ワンコイン(500円)。「立ち飲み気分で気軽に立ち寄ってもらえれば」と桝田さん。イチオシは、出身地である九州・豊後水道の魚の一夜干しと、泡盛「瑞穂」(600円)。裏メニューのギムレットを頼めば、気分は探偵!?
カクテル作り
映画では寡黙な役どころでしたが、ご本人はとても気さくな方。「初めてポスターに名前が載り嬉しかった」という「探偵」秘話など、映画のウラ話をどんどん聞きましょう!

「三角山 五衛門ラーメン」でキャストも愛した一杯を堪能!

大泉さん&松田さんファンならぜひ訪れたいのが、狸小路9丁目の「三角山 五衛門ラーメン」。昼時には行列ができる、ラーメン激戦区・札幌屈指の人気店。第1作で、二人が仲良くラーメンをすすっていたのが、ココ。登場するのは第1作だけですが、その後も関係者が食べに来るなど、「探偵」ゆかりスポットとして知られています。
五衛門ラーメン
看板メニューは、創業時から変わらないあっさり味の「しょうゆラーメン」(650円)。スープは豚と鶏ガラに鮭ブシを加えた和風、麺は中細の自家製。チャーシューと細切りメンマ、白髪ネギなどのシンプルな具が、懐かしい味わいを引き立てます。
しょうゆラーメン
コラーゲンたっぷりの「鶏塩ラーメン」(850円)や、トッピングの天然岩のり(大判1枚400円)、ゆでたまご(50円)もオススメ。カウンター席のみの店内は、木製の引き戸や窓が昭和レトロな雰囲気。ラーメンを待つ間、壁に飾られた出演者のサイン色紙をお見逃しなく!

第2作の舞台!シンガポールレストラン「KOPITIAM」

友人を殺した犯人を捜す探偵が意外な真相を知る…という、第2作のクライマックス舞台となったのが、狸小路7丁目の「KOPITIAM(コピティアム)」。札幌では珍しい、シンガポール料理が味わえる店です。
コピティアム
店内はキラキラ&真っ赤! 外国のポスターやビール箱が所狭しと並び、異国感たっぷりの装飾に圧倒されるかも。その雑多な雰囲気は、映画世界そのまま。同じ空気感を追体験できるのが、ロケ探訪の面白さです。

メニューは、薬膳スープ「バクテー」(1,058円)やボリューム満点の「ハイナンチキン」(885円)など盛りだくさん&多彩。なかでもオススメは、串焼き「サテ」(鶏4P・540円、羊4P・648円)。甘辛なピーナッツソースが添えられ、タイガビール(594円)とも相性バツグン。
シンガポール料理
夏なら、外のオープン席でのんびりアジアンスタイルを堪能するもよし。空いていれば、店奥の〝探偵席〟で記念写真もいいですね!

ここでも撮影が!? 「焼き鳥やむや」&「ラーメンねるら」

すすきの以外で行われた意外なロケ場所といえば、「焼き鳥やむや」と「ラーメンねるら」。市電が走る南1条通の「布袋」裏。第2作、探偵が食事するシーンが「やむや」内で、謎の集団に襲われるシーンが路地裏で撮影されました。
長屋の2軒
築80年の長屋に隣接する2店。実は、ご夫婦で経営されています。
旦那様の営む「やむや」の自慢は、炭火焼き鳥(2本360円)。増毛(ましけ)町で焼き鳥店「丸船」を営んだ祖父から受け継いだ40年モノという、秘伝のタレで仕上げます。
一方、奥様の営む「ねるら」は、豚骨鶏ガラと五つの魚介のWスープの「正油ラーメン」(680円)が人気。お得なセットメニューも色々。
焼き鳥
焼き鳥ラーメン
映画では、探偵が屋外のトイレを使いますが、あれはセット。ですが、一見しても分からないほど馴染んでおり、「トタンのサビ具合まで上手に出来ていて驚いた」と店主さん。夜通し行われたアクションシーンのロケの熱気ぶりを、直接聞ける貴重な場所です!

「北の映像ミュージアム」でロケ地マップをチェック!

ロケ探訪の最後にぴったりなのが、「北の映像ミュージアム」。北海道をロケ舞台とした映画の資料を集めたスペースで、ポスターやグッズ、古い映写機など貴重な品々を多数展示しています。
北の映像ミュージアム
「探偵はBARにいる」に関する〝お宝〟のひとつが、第2作のオリジナルロケ地マップ。公開当時に限定発売されたもので、味わい深いイラストが印象的。ほかにも、パンフレットや公開時の新聞記事も閲覧OK。
ロケ地情報
「探偵」に限らず、ここには過去から最新作まで、北海道のロケ作品情報が集まっています。旅の観光情報にも役立つこと間違いなし。
ちなみに、「北の映像ミュージアム」が入るホテルさっぽろ芸文館の地下駐車場も、第1作の意外なシーンにちらっと登場。DVDで確かめてみるのも面白いですよ!

スマートポイント

  • 「五衛門ラーメン」の公式サイトなどには、100円割引のクーポン券があります。会計時に、携帯の画面を提示するだけでもOK!
  • 「やむや」は昼は焼き鳥丼とたこ焼きのテイクアウト専門、夜は焼き鳥居酒屋に変わります。「ねるら」も含め、曜日によって営業時間が変わるので事前にご確認を。
  • 第1作と第2作のロケ情報は、映画の特設サイトで公開中。ロケシーンとアクセスが一目で分かるのでとても便利です。

ライターのおすすめ

「北の映像ミュージアム」には、私もスタッフとして参加しています。私が当番の日にお越しになった方には、秘蔵資料をお見せできます!

新目 七恵

1982年、北海道生まれ。十勝、函館の地方新聞記者を経て、2011年から札幌でフリーライターとして活動。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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