日焼けしたいからと言って、沖縄のビーチで日焼け止めも塗らず
水着のまま昼寝なんてしたら100%後悔します。
紫外線がカラダに与える影響を考えると日焼けは厳禁!特に、
沖縄の紫外線は東京などに比べると数倍強烈だと考えた方がいいでしょう。
しかし、日に焼けないように全身を覆ってしまっては、
せっかくの南国気分も味わえず残念です。
ということで、南国気分も味わえる沖縄ならではの日焼け対策について
勉強してみましょう。

沖縄での紫外線情報

UV観測地の年間推移
沖縄の紫外線は年間通じて強く、
沖縄に旅行する際には常に日焼け対策を万全にすることが大切です。
特に6~9月が強く、午前11時~午後2時は最も強い時間帯となります。

紫外線について学ぼう

太陽からの光線には、私たちの目に見える「可視光線」の他に、
「赤外線」「紫外線」「X線」「ガンマ線」などがあります。
そして、紫外線はその波長の長さによって「A波(UVA)」「B波(UVB)」
「C波(UVC)」に分けられます。
この紫外線のうち地上に届くのは、「紫外線A波(UVA)」と
「紫外線B波(UVB)」という2種類です。
では、この2つの紫外線の違いをまとめてみましょう。
太陽光線の種類

UVA(紫外線A波)

肌が黒くなる日焼け(サンタン)を引き起こすのがUVAです。
地上に届く紫外線の約90%を占めています。
波長が長く肌の奥深くまで到達し、肌にシミやしわ、
たるみなどのさまざまな影響を及ぼします。

UVB(紫外線B波)

肌が赤くなる日焼け(サンバーン)の主な原因となります。
波長が短い分、UVAに比べるとオゾン層や上空の雲に阻まれ、
地上に到達する量は全紫外線量の約10%と少量です。
夏に多く、肌の表面で細胞を傷つけたり炎症を起こし、
シミ、そばかすの原因になります。
UBA(紫外線B波)

日焼け止めについて学ぼう

日焼け止め
日焼け止めスプレー

種類

旅行中に日傘を持ち歩くと荷物になるし、
パーカーやカーディガンをはおって肌を隠すと暑い!
そこでやはり旅行には携帯に便利な日焼け止めです。
最近では各メーカーで効果の高いものが販売されています。
用途や好みに応じて選びましょう。

● クリームタイプ

・保湿力が高く、乾燥肌の方にオススメ。
・油分が毛穴に詰まりやすくなるので、使用後はしっかり洗顔して落とすこと。

● 乳液タイプ

・肌への負担が少ない。
・伸ばしやすく、さらっとした使用感。肌になじみやすいので素早く塗れる。

● ローションタイプ

・化粧水感覚で基礎化粧品として使える。
 知らないうちにUVケアができるお手軽さ。
・他のタイプと比べると落ちやすい。

● ジェルタイプ

・界面活性剤を含んでいるものが多いため、成分を要チェック!
・伸びがよく、塗りやすい。ベタベタしたカンジが苦手な人にオススメ。

● スプレータイプ

・手を汚さずにUVケアができる。
・化粧の上からでも吹きかけられるので、何度も塗り直しが可能。
・ムラができやすい。
・髪の毛にも使える。

※航空会社により、スプレーの持ち込みが禁止されている場合があります。
 事前に確認しましょう。

「SPF」や「PA」ってなに?

● SPFとは

「Sun Protection Factor」の略で、
サンバーンの原因になるUVBを防ぐ指標。
日焼けで肌が赤くなるまで平均20分かかるといわれており、
SPFとはその20分を何倍に延ばすことができるのかを数値化したものです。
2〜50の数値で表され、数字が大きいほどUVBを防ぐ効果が高く、
上限は50+です。
例えば・・・SPF30なら20分の30倍の600分、
つまり10時間日焼けを阻止できるという指標です。
しかし、汗をかいたりハンカチで顔を押さえたりすると、少しずつ
落ちてしまうため、実際に効果が持続する時間は短くなってしまいます。

● PAとは

「Protection Grade of UVA」の略。
その名の通りUVAをどれくらい遮断できるかを表したもの。
効果の強さを「+」の数で表示しており、
・PA+(プラス)は効果がある。
・PA++(ツープラス)は効果がかなりある。
・PA+++(スリープラス)は効果が非常にある。
とランク付けされています。
さらに、2013年1月の測定方法と表示方法の改定に伴い
「PA++++(フォープラス)」が加わり4段階に分けられるようになりました。

★日焼け止めを選ぶときは、用途に応じて
 「SPF」と「PA」の数値で判断しましょう。
・ 散歩、買い物 30分 = SPF10~20、PA+~PA ++
・ 屋外での観光、軽いスポーツ、レジャーなど
 = SPF20~40、PA++~PA +++
・ 炎天下でのレジャー、マリンスポーツなど = SPF40~50、PA+++

注意!
SPFもPAも数値の高いものが必ずしも効果があるとは限りません。
強いものは肌に負担をかけてしまうこともあるので注意しましょう!

正しい日焼け止めの塗り方

すき間なく、均一に塗ることが大事です。肌にこすりつけずに、
手を大きく動かしながらやさしく広げて伸ばすことがポイント。
また、化粧下地やファンデーションを重ねるとより効果的に紫外線を防げます。日焼け止め→化粧下地→ファンデーションの順に塗ると
ファンデーションのつきも良く効果的です。ただし、
化粧下地として使用できるものは化粧下地をつける必要はありません。
日焼け止めは肌に馴染んでいないと効果が十分に発揮されません。
外出の30分前には塗るようにしましょう。
できるだけ塗りやすいタイプのものを選び、2、3時間おきに塗り直して
使うなど、つけ直す頻度をあげた方が効果は高くなり、
肌への負担も少なくなります。

こんなところも日焼けしてしまいます!

● 目

意外と忘れがちなのが「目」。角膜が紫外線を吸収すると、
脳にメラニン色素を作るよう指示を出し、たとえ肌にUVケアをしていても
目が無防備なままだとその効果は半減してしまいます。
目が日焼けすると、
・充血する
・まぶしい
・異物感がある
・涙がとまらない
・目が乾燥する
などの症状が出ます。
UVカット効果のあるサングラスを掛けることをオススメします。

● 髪の毛

体の中で一番太陽に近い部位で、
紫外線を真っ先に浴びやすいのが髪の毛です。
肌のように赤くなったり痛みもないので、日焼けに気づかない人がほとんど。
紫外線を受けた髪の毛は、内部が乾燥してキューティクルが剥がれ、
枝毛や切れ毛の原因となります。

● 耳

顔や体にしっかりと日焼け止めを塗っていても、耳に塗らない方は多いはず。
じつは日に当たりやすい部分にあるため、
知らない間に日焼けてしまう部位なのです。

スマートポイント!

沖縄の海で遊ぶときには「ラッシュガード」を着用しよう!

ラッシュガード
もともとサーフィンやジェットスキーなどマリンスポーツのウェアとして
着用されていたラッシュガード。
ここ数年、男女問わずプール・海水浴で着用するようになりました。
体温の低下やクラゲなどの有毒生物から守る働きがありますが、
最近は特に日焼け防止(紫外線防止)として注目を集めています。
ラッシュガードを着用することで
何度も日焼け止めを塗り直す手間が省けます。

※日焼け止めに含まれるナノ粒子がサンゴや海の生物に悪影響を及ぼす可能性があるとも言われています。沖縄の環境保全が気になる方は、日焼け止めを使わずラッシュガードの着用を検討されてはいかがでしょうか?

日焼けしてしまったら・・・

肌の赤みや痛みが引いてくるのを待ち、
まずはたっぷり化粧水をつけて保湿しましょう。
肌が十分に落ち着いてきたら、ビタミンC配合の美白コスメを使うと良いです。美白効果のあるフェイスパックは手軽に日焼けのお手入れに使えます。
冷蔵庫に入れておくと、冷たさで沈静効果もあります。
日焼けの状態がひどいときは、時間を置くと皮膚の皮がぽろぽろむけてきます。むきたくなりますが、絶対にむいてはダメ!肌を傷つけ炎症のもとになります。
日焼けしたときは、どんな状態でも「やさしく、こすらず」を心がけましょう。

日焼け対策を万全にして、沖縄の太陽を浴びて、
楽しい旅行をお過ごしください。