交通手段がほとんど車という沖縄の旅。都会で過ごす人々にとっては、青空の下を軽快に走るドライブは、さまざまな自然や風景にも出会える贅沢な時間です。しかし、車社会の沖縄だからこそ他の地域とは違う独特の交通ルールや特徴があります。せっかくのドライブ、注意ポイントをしっかり理解して快適に!

ドライブで気をつけたい4POINT

POINT 1

沖縄の道路は本土よりも滑りやすい!

「琉球石灰岩」というのを聞いたことがありますか?沖縄の海と珊瑚がつくり出した石灰岩で、気温の変化や雨・風・光などを受けて風合いが増すという特徴から古くから建材として用いられており、沖縄では道路舗装用のアスファルトにも含まれています。琉球石灰岩の性質から、直射日光や塩害により劣化すると道路の表面がつるつるするので、雨で濡れると非常に滑りやすくなってしまいます。なので、雨天のドライブに要注意!発進時にスリップすることが多いので、アクセルの踏み込み過ぎには注意しましょう。そして、スピードは控えめに!

POINT 2

日曜の午後、国際通りは通行止めになる!

観光客が必ず一度は通る国際通り。近年の車の交通量増加による交通渋滞が多くなったことをきっかけに、毎週日曜日の午後12時から18時まで、県庁北口交差点から蔡温橋交差点(ゆいレール牧志駅前)までの区間が一般車両の通行止めを行なっています。その間は「トランジットモール」と呼ばれる歩行者天国となり、エイサーショーやミニライブイベント、周辺ショップではオープンカフェやワゴンセールなどが催されています。バスなど認められた公共交通機関のみ通行可能ですので、日曜日のドライブはご注意ください。
ただ
・グランドオリオン通りから向かいの通りに抜けるポイント
・浮島通りからパラダイス通りへ抜けるポイント (一方通行のため、逆はNG)
の2か所は、通行止めでも横断が可能です。車でお出かけの際はこのポイントを確認しておきましょう。
※「トランジットモール」は雨天時中止になる場合もあります。
通行止になる国際通りの区間
日曜午後の国際通りは歩行者天国に

POINT 3

バスレーン規制に注意

沖縄には「バスレーン」という路線バス専用の車線が設けられています。朝夕のラッシュ時(7:30~9:00、17:30~19:00)、一般車両の通行を規制してバスの運行時間が狂わないようにしています。取締りが厳しく、レンタカーを利用している観光客でも「知らなかった」では通用しないので注意が必要です。特に、観光客がよく利用する58号線の那覇市内や国際通りでも規制が行われているので気をつけましょう。国道59号線のように片側に複数車線ある場合は、左車線のみがバス専用となります。その他、那覇市街を中心に
規制されている道路がありますので、道路標識の確認をして注意して走行してください。バスのアイコンが描かれた「ブルーの四角い標識」が『バス専用レーン』の目印で、バスのほか、タクシー(実車)・二輪車・指定車以外の通行はできません。レンタカーを借りる際にもバスレーンのマップをもらえることも多いので、事前に確認しておきましょう。
58号線と国際通りのバスレーン規制
バスレーンの標識

POINT 4

中央線の位置が変わる中央線変移区間に注意!

中央線変移区間(リバーシブルレーン)とは、中央線(センターライン)の位置が時間帯によって変更される区間のこと。全幅3車線以上の道路では、渋滞緩和のため交通量が多い方向の車線を
増やす(多くする)施策のことを言います。日本ではそれほど普及していませんが、車社会の沖縄では
取り入れられており、きちんと理解していないと正面衝突の危険性があります。現在、下記3つの区間で実施されています。

① 国道58号線泊交差点から首里方面につながる県道29号線(崇元寺通り)

・06:00 – 17:30:安里向け2車線・首里(松川)向け1車線
・17:30 – 06:00:首里(松川)向け2車線・安里向け1車線

② 国道330号線那覇市古波蔵交差点 – 旭町ハーバービュー通り入口の旧国道329号線

・ 7:30 – 9:00:西行き3車線、東行き1車線

③ 国道507号線那覇市国場交差点 – 古波蔵交差点の旧国道329号線

・7:30 – 9:00:西行き3車線、東行き1車線

区間内には専用の信号機があり、×のライトが点滅しているときは通行禁止。反対車線の車が走ります。
区間の始まりと終わりには、「中央線変移区間始まり」「中央線変移区間終り」という表記がありますので、確認を忘れずに。
中央線変移区間の標識
地元の人たちの車利用が多い沖縄だからこそ、本土ではほとんど見られない交通規制や注意事項があります。観光客の皆さんも快適なドライブを楽しむために、これらの注意ポイントをしっかり認識しておきましょう。