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体験体験

2016.06.17

「おたべ体験道場」で
生八ツ橋の手作り体験入門!

writer : 砂野加代子

おたべと抹茶
京都銘菓といえば八ツ橋。押しも押されもせぬ京都土産の代表選手です。八ツ橋は300年以上昔から食べられているせんべいの一種で、京都の伝統的なお菓子です。八ツ橋を焼き上げる前のやわらかい生地につぶあんをはさんで食べるつぶあん入り「生八ツ橋」(おたべ)が誕生したのは、今から50年ほど前。定番のニッキ味や抹茶味のほか、季節ごとにさまざまな味の生八ツ橋が登場します。
生八ツ橋の手作り体験ができるのは、生八ツ橋の代表格「おたべ」で知られる、おたべ本館の「おたべ体験道場」。コシヒカリを自社製粉した「米粉」を蒸して生地を作り、自社製餡した「あん」を詰めて三角形のおたべに仕上げるまでの体験ができます。丁寧な案内付きで工場見学もでき、おたべワールドを満喫できる約90分のコース(1週間前までの完全予約制)。人気なので、早めの予約がベターです。

まずは生八ツ橋の生地作りから

道場外観
おたべ体験道場で作れるのは、にっき味と抹茶味の生八ツ橋。最初に、おたべ作りに使う材料や手順についての説明を聞き、いざおたべ作りに挑戦です。
おたべ生地作り
まずは、おたべの生地作り。原料の米粉を合わせ鉢に入れます。
水と生地を混ぜる
少しずつ水を加え、ゴムベラでだまがなくなるまでよく混ぜます。
生地を蒸す
よく混ぜたものをせいろに流し入れ、ふたをします。昔ながらのかまど「おくどさん」で蒸し上げること約20分です。

工場見学も、できたてのおたべの試食も楽しい!

おたべ小路
生地を蒸している時間を利用して、同じ建物内にある「おたべ」の工場見学へ。生産ライン見学通路「おたべ小路」には、ビデオやパネル、こだわりの原料の現物の展示などがあり、おたべ作りについて詳しく知ることができます。
おたべ製造
おたべの行列
「おおっ・・・!」と歓声があがる、おたべの行列。多い時で1ラインで1時間に14400個、1日に10〜20万個のおたべを製造しているそうです。
工場見学
工場と直結した「できたてドア」から、できたばかりのおたべの試食をすることができます。できたてのおたべは、ほわほわのやわらかさ。「美味しい〜」と思わず笑顔がこぼれます。
(※時間により生産ラインが終了している場合は、当日生産したおたべの試食の提供になります)

手作りのおたべとお抹茶でほっこり

工場見学が終わると、ちょうど生地が蒸しあがる時間。おたべ作り体験も佳境に入ります。蒸しあがったばかりの生地は熱いので、注意しながら生地に砂糖をよく混ぜ合わせます。生地を円柱型に伸ばして、スケッパーで三等分に。それぞれの生地を丸めて、真ん中にくぼみをつけ、ニッキや抹茶を入れてよく練りこみ、手のひらやめん棒で伸ばします。お菓子作りを楽しんでいる人、ちょっと工作気分になっている人、みんな楽しそうです。
お菓子作り
楽しく作る
生地が平らになったら、スケッパーで正方形の形に切り、お好みのあんを乗せると完成です。
抹茶を立てる
最後に自分でお抹茶を点て、できあがったばかりのオリジナルのおたべと一緒にいただきます。おいしくないはずがありませんね。

ここでしか買えない商品も

おたべショップ
おたべ本館1階には、生八ツ橋はもちろん、おたべ本館限定のケーキや焼き菓子なども購入することができる売店を併設。おたべ作り体験が終わったら、お土産選びも楽しめます。季節ごとに登場する季節限定のおたべや、おたべの約半分のサイズの小さいおたべ「こたべ」(5個入り378円)も人気。箱もかわいくて、お土産にもぴったりです。
おすすめお土産
八ツ橋だけでなく、京都土産の新定番になっている「京ばあむ」もお忘れなく。宇治抹茶と煎茶をブレンドした抹茶生地の層を重ねた、京都らしいバームクーヘンが好評です。

スマートポイント

  • おたべ作り体験は、1週間前までの完全予約制。毎日9:00〜、12:00〜、14:00〜の3回開催(時間厳守)。WEBか、フリーダイヤル0120-8284-39(9~17時)で申し込みを。
  • おたべ作り体験の対象年齢は、小学5年生以上。小学4年生以下は、大人の同伴者と一緒の体験となる。参加者は、体験中に撮った写真入りの「記念ポストカード」をお土産にもらえる。
  • おたべ発売50年を記念して、春・夏・秋・冬の季節限定発売のおたべから特別に4つの味を詰め合わせた「四季おたべ」を絶賛発売中。2016年度限定販売なので、気になる人はお早めに。

ライターのおすすめ

取材時に体験していた修学旅行中の中学生に、「京都をあちこち回った中でどこが1番良かった?」とたずねたら、「おたべ作りが1番楽しかった」と答えてくれました。こんなふうに京都を感じるのも素敵ですよね。

砂野加代子

エディター&ライター。学生時代から生活の中心はほぼ京都。近頃つくづく「大人の京都は楽しいなぁ〜」と思う。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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