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グルメグルメ

ランチ、ちょっと一杯、シメも
土山人 北浜で手打ち蕎麦

writer : 松田きこ

2017.12.20

古くは米市場、近代は大阪証券取引所があり、金融や商売のまちとして栄えた北浜は、当時の面影を残す古民家や重厚な近代建築があるエリアです。土山人 北浜も、100年以上前の民家をリノベーションした風情のあるお蕎麦屋さん。店の雰囲気もさることながら、手打ち蕎麦の味は天下一品。玄そばを石臼で挽き、手打ちする蕎麦は香りも喉ごしも通を唸らせます。土山人の創業は20年前、兵庫県芦屋市。たちまち人気店になり、若い職人たちが独立独歩で各地で店舗を展開しています。土山人はそれぞれの店で個性があります。北浜店はビジネス街らしく、ランチは蕎麦と丼のセットがあり、夜はお酒とおつまみが充実するなど、多くのビジネスマンに愛されている店なのです。
手打ち蕎麦「土山人」

爽やかな香りが食欲をそそるすだち蕎麦

手打ち蕎麦を作る様子
西宮市にある系列店で自家製粉した蕎麦粉を店内で打っています。蕎麦は細挽き、荒挽き、太切りの三種類から好みで選ぶことができます。
お酒のシメにも人気のすだち蕎麦
ランチにもお酒のシメにも人気のすだち蕎麦(1,230円)。すだちの爽やかな香りがダシの旨味を引き立てます。冬は温かいダシで、夏は冷たいダシでつるりといきましょう。

だしまきと焼き味噌ときたら、やっぱり日本酒

卵3個で作るだしまき
一品料理が充実しているのが土山人 北浜の特徴。卵3個で作るだしまき(890円)は、醬油ベースの関西風と醬油に和三盆を加えた上品な甘さの関東風があります。どちらも蕎麦つゆと同じ返し醤油が入って、ダシの風味が生きています。焼き味噌(540円)は、西京味噌をベースにクルミや干し海老を加えたコクのある味。トッピングには、揚げた蕎麦の実、煮穴子がのっています。石焼きでアツアツをいただくと、日本酒がほしくなります。
五百万石で造られた王禄と山田錦で造られた磯自慢
日本酒の品ぞろえも豊富です。この日は酒米の五百万石で造られた王禄(富山県)と山田錦で造られた磯自慢(静岡県)をいただきました。

天ぷらには細挽きせいろ蕎麦

細挽きのせいろ
天ぷら盛り合わせ(1,500円)は、天使の海老と季節の野菜の天ぷらを淡路の藻塩でいただきます。一緒に食べるなら細挽きのせいろ(890円)を、まずワサビだけでひと口。続いて少しだけ出しを付けてつるり。日本酒が進みます。
麦、蕎麦、芋と焼酎の種類も豊富
麦、蕎麦、芋と焼酎の種類も豊富にあります。蕎麦焼酎の蕎麦湯割りもおすすめ。(焼酎550円~)

土山人北浜の隠れ名物「太巻き」

王道の太巻き
ウナギ、エビ、イカ、玉子に椎茸、三つ葉が入った王道の太巻き(1,080円)。実はこれも人気の一品。少しだけ食べたいときは、2分の1サイズもOK。

古民家の落ち着いた空間が魅力

古民家の落ち着いた空間
趣のある土壁、床には陶器が埋め込まれ、テーブルや椅子はオリジナルで、器は常滑の作家もの。調度類一つとってもおしゃれ感いっぱい。トータルで居心地がいい空間です。
お洒落な調度品
創業者が親しくされていた常滑の作家の陶号「土山人」が名前の由来だとか。

スマートポイント

  • 北浜界隈の飲食店は土日休みのところがほとんど。土日営業している土山人 北浜は休日の飲食に便利です。わざわざ来る人が多いので、早めの時間に行くのがおすすめ。
  • 薄い緑色は新鮮な挽きたて蕎麦の証。手打ちのコシとつるりとした喉ごしを味わえます。タイミングが合えば、店内のガラス越しに職人さんが蕎麦を打つ様子を見ることができるかも。
  • 関東に多い「蕎麦屋で飲む」という文化を、関西でいち早く取り入れたのが土山人。少しずついろんなアテを食べてお酒を飲んで、シメに蕎麦という粋を気取ってみたい店。

ライターのおすすめ

遅い時間に軽く飲みたいときにも有難い蕎麦屋さん。グループで行くときは、2階の個室を貸し切りで、お任せコース(前日までに要予約、3,300円)を頼むのもゆっくりできていいですよ。

松田きこ

おいしいものを食べるのも作るのも大好き、お酒はもっと好き。取材の旅先で酒蔵や温泉を訪ねるのが趣味です。

スポット詳細

関西観光モデルコース

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